2011年12月20日火曜日

東進特別研修会

現在、東京のホテルニューオータニにて東進特別研修会の昼休み中。どうしたら学力を伸ばすことができるのか。その普遍的な問題に取り組んだ研修です。午後も続きます。

2011年12月13日火曜日

『采配』(落合博満著)を読んで

先日、本屋へ行って大量に平積みされていたので、つい衝動買いをした。野球と受験、練習試合を模試、試合を入試本番と置き換えれば共通点も多く。さすが、8年間で中日を常勝球団に変えた人の話だけに含蓄のある話も多く、受験生にも紹介したい話も多々あるので、今後紹介していきたい。

『孤独に勝てなければ勝負に勝てないのだ』

受験は最後は孤独である。自分との戦いである。そして、勉強も最後は孤独なのである。いつまでも群れていて、傷のなめあいをしているようでは、成績UPなど臨むべくもない。

2011年12月7日水曜日

幸福度ランキング

毎朝通勤途上の社内のラジオでしていた話題から。
都道府県別幸福度ランキングでは北陸3県が上位3位独占であったが、天気の指標では、積雪では札幌についで、金沢が2位、福井が3位、降雨雪日数では石川が177日で1位、次いで富山だとか。

そういう点では確かにマイナスかもしれない。

そのマイナス要素にも負けずに、冬期講習を受講してくださる皆さんのために現在鋭意準備中です。
すでに定員間近のクラスもありますが、まだまだ募集中です。

その時、その人に合わせて最善の授業が出来るように準備しております。その点は固定化された映像の授業では不可能でしょう。機械に頼るとどうしても人が機械に合わさざるを得ないのです。

”人が人を育てる塾”の授業をぜひご受講ください。お待ちしております。

2011年12月5日月曜日

冬期講習受講生募集中


12月に入りました。週末には雪マークもみえてきました。
志向館でも冬期講習の準備に大忙し。
さて、今回の募集のテーマは
「人が人を育てる塾」

どれだけ社会が変わろうとも、人が人を教えるという基本は変わらないのである。
科学技術の発展により、機械を利用することはあっても、決してメインにはなりえないのである。
にもかかわらす、一部の塾で、高校の授業より自社の映像の授業を受けているほうがいいなどと
いう。本気で言っているのだろうか?そういう人はよほど大学受験を知らないか、不良品すら信
念を持って売り込めるよほど優秀な営業マンであろう。

ともかくとして、志向館の冬期講習は、1年はこれまでの復習を6日間でコンパクトにまとめて、
2年は1年後のセンター試験を見据えて、対策を行います。融通のきかない機械による授業では
ない、人による授業をぜひ受講してください。お待ちしております。

2011年11月30日水曜日

保護者懇談会終了

今週日曜日に今年度2回目の保護者懇談会が終了しました。今回は、受験生については、間近に迫った私立の出願の相談が多かったようです。2年生については受験生としての心構え、1年生については文理決定を受けての勉強に対する取り組み方を個々にお話させていただきました。また、
保護者の方からは、さまざまなご意見、ご要望もいただき、有意義な保護者懇談会でした。

毎回感じるのは、子を思う親の気持ちです。われわれも微力ながら、その期待に添えるよう、一層の努力をしようと、気持ちを新たにした保護者懇談会でした。

2011年11月23日水曜日

星稜大学オープンキャンパス

最近の石川県内の大学入試の話題の中心である星稜大学のオープンキャンパスへ保護者の顔をして、(というか、一応保護者なんですけど・・・)、行ってきました。約30名の保護者の参加があり、みなさん熱心に講演をきいていた。

入り口(入学試験)ではなく、出口(就職)に特化した、変革の一部が分かり、伸び行く大学の雰囲気が伝わってきたオープンキャンパスでした。特に堀口就職課長の話は大変興味深く、星稜大学の人気の秘密が少しわかりました。

保護者懇談会

来る11月26、27日には、志向館の年に2回の保護者懇談会があります。各担当が保護者のみなさんに生徒の現況をお知らせすると同時に、保護者の方からのご意見、ご要望を賜る場です。

現在、その際の資料を急ピッチで作成中。出来上がったら、この場でも公開したいとおもいます。

2011年11月18日金曜日

冬の準備

少しずつ、石油ファンヒーターを物置から出して、設置。いやーもう冬なんですね。
ということは、センター試験もあと少し。がんばれ受験生。

2011年11月14日月曜日

高校入試研究会

先日、本年度の第2回高校入試研究会が実施されました。寺町校、城北校合わせて、多数の中学生の保護者の方にご参加いただきました。ありがとうございました。

三木代表の高校受験直前期の親の取り組み方の話に引き続き、私の話が、題して「もしもわが子が私立高校に行ったなら」。実際に私立高校に行ったとしたら、ということを考えてほしい。そして、実際に私立高校に行くことになったら、相応に勉強に取り組まねば、次のステップ(大学受験)でも、私立になる可能性が高い。私立の是非をいうのでなく、経済的負担の覚悟をということを言いたかったのですが、少々時間配分が悪く、言いたいことの半分も伝わったか・・・反省。

ともあれ、あと3ヵ月少々、悔いの残らないよう高校受験に向けての勉強をしてほしいと思います。

2011年11月11日金曜日

理想的な塾を求めて


理想的な塾とは?恐らくは全国の塾が考えている永遠の課題だろう。
理想といっても、塾側に都合のよい理想と生徒(保護者)にとっての理想があろう。

以下、twitterで勝手につぶやいていたことをまとめました。

塾にとっての理想的な塾とは、最初から優秀な生徒を集めて、できもしないような難しいテストをさせて、効果の有無に関係なく、やたら映像授業をとらせて、多額の授業料を請求。

多額の授業料を払った優秀な生徒たち。さすがに最初は親の手前、真面目に映像授業に毎日取り組む。ところが、賢い彼らは、すぐに取捨選択し、最後は自分の勉強に専念し、見事難関大学に合格。合格すれば無駄になったお金のことなんてさほど気にもならない。

優秀な生徒が難関大学に合格。それにだまされ、今度はできない生徒に淡い期待を抱かせ、さらに多額の受講費をとる。もちろん生徒の方は真面目に受講をするのだが、そう簡単には成績があがるはずもない。

で、スタッフに相談すると、よせばいいのにさらに授業を増やされる。で、学校の勉強も中途半端
、自分の勉強もできない。最悪の結果がでてから、気づく。だまされた!金返せと。

ところが、自分の子の失敗を嬉々として吹聴する親はいないのであって、合格した優秀な子の話だ
けが一人歩きして、塾にとっての理想的な塾の口コミの出来上がり。

生徒思いのスタッフなどではなく、女をたらしこめるような優秀な営業マン。で、歩合給にして生徒から(というか親から)、しっかりお金を引き出す営業マンに、それなりの報酬を与えとけば十分。

では、生徒にとって理想的な塾とは?自分の苦手な科目だけ習って、あとは自習できる環境があって、どの科目でも質問ができるように、各科目に精通したスタッフが常駐している。

その場合に必要なのは、生徒のためなら寝る間も惜しんで働くスタッフ。

けど、これじゃ塾の経営は成り立たないよな・・・

何事もバランスなんだよな。それが難しい。また考え込んでしまう・・・

2011年11月5日土曜日

第3回ベネッセ・駿台模試

数学について、今回の模試は素直な問題(正しく練習していれば解ける問題という意味)が多く、これで7割を切るようなら、何か対策をしないと・・・
一応、今回の目安を。計算ミスも想定した上での点数の目安です。


2011年11月2日水曜日

進研模試

1,2年生は先週真研模試を受験した。今週様子をきくと、前よりできた。できなかった。と反応はさまざまであったが、特に2年生にとっては、理科・地歴・公民を初めて受験しており、とりわけこの科目の出来はよくなかったようである。

いつも言うことであるが、大切なのはできたかどうかというよりは、しっかり見直しをして、次同じ問題が出てきてもできるかどうかである。

ところで、相変わらず、この模試を軽視して、自前の模試をすすめる塾・予備校があるようだが、そういうところのスタッフって、本当に大学受験を知っているのだろうか。それにだまされる生徒が哀れである。


2011年10月29日土曜日

法政・関学入試説明会


毎年恒例となりつつある、法政・関西学院大学入試説明会が本日実施されました。多くの館生に参加してくれました。
ここ最近は、経済的な理由から敬遠されがちな私大ですけれど、本日の2校については、将来的なことを考えても、お金の出しがいのある大学であることは間違いない。

少なくても、受験だからといって多額の授業料(私立大学の年間授業料!に相当するところもあるようで)を、さして効果のあがらない塾・予備校に投資するよりは、はるかにリスクの低い投資といえよう。



2011年10月26日水曜日

映像授業のリスク

うわさによると、某校舎では、映像を流すだけ流して、あとは半眠りできいているとか・・・
まわりもそんな人が多いとか・・・
1,2年生ならそれも無理からぬことかな。まして、内容は高等学校対応講座。
それも、最初に何十万円と払い、授業もあまりみていないという。

最初に多額のお金を払う保護者は、こういうリスクも知っているのだろうか。

おなじ映像授業も取り入れている私どもとしても、他山の石とせねば。



2011年10月25日火曜日

高校訪問

志向館予備校では、定期的に予備校生の出身校に訪問に行きます。この時期は生徒の現況をお知らせに行きます。行ってみると、高校の先生が卒業生に対しても同様の心配をしていることがひしひしと伝わってきます。高校の先生のご期待に添えるよう、われわれも気をひきしめて生徒の志望校合格に協力をしなければとおもうと同時に、やはり塾である以上は、学校と連携しながら進めなければならないと改めて思った一日でした。
昨日行ってきた羽咋高校です。
やはり遠かった・・・

2011年10月20日木曜日

進研対策

今週より始まってます進研対策に多数の方がお越しいただきありがとうございます。

昨日は想定外の人数にご来館いただき、教室に入りきらない、内履きのスリッパ不足、自転車置き場の混乱等不手際があったことお詫び申し上げます。

今日からもう一度万全を期して対応いたしますので、多数の方のご来館お待ちしております。

2011年10月19日水曜日

高校生専門塾志向館へのお誘い

現在、志向館では秋のキャンペーン実施中です。詳細は以下に譲るとして、
http://succession-success.blogspot.com/2011/10/blog-post.html

特に来年受験生となる現2年生募集中です。

金沢大学合格コース
理系受講例:センター英語、スタンダード数学ⅢC、スタンダード物理、MAX7英語(併用型)
受講費:入学金20,000円+月謝34,000円/月


難関国立大学合格コース(北海道、東北、名古屋、大阪、神戸等)
文型受講例:スーパー英語、スタンダード数学ⅠAⅡB
受講費:入学金20,000円+月謝20,000円/月

志向館では、自分の苦手な科目だけをピンポイントで克服するために、1講座から受講可能です。自分でできるものは、学校を中心に勉強すれば十分です。これが30年近くやってきて到達した真実です。

あとで、だまされたと思わないためにも、金沢で唯一の高校生のための”まともな塾”志向館を、高校生専門塾といえば昔も今も志向館をお試しください。お待ちしております。

2011年10月15日土曜日

東進衛星予備校へのお誘い

現在東進衛星予備校金沢城北校では、特にこれから受験生となる現2年生におすすめです。
以下のコースからお選びください。

金沢大学合格コz-ス
文系講座例:上位国立大学総合英語、センター試験対策英語、センター試験対策数学ⅠA、センター試験対策数学ⅡB、難関国立大学対策現代文、国公立、難関私大古文読解、センター試験対策生物ⅠB、新スタンダード日本史B①②前期、同後期、センター試験対策倫理、政治・経済、高速基礎マスター、以上11講座


入学金31,500円+受講費年額764,400円(年間一括)、なお、講習費用として、別途年間15~25万円程度必要となります。


難関国立大学合格コース(北海道、東北、名古屋、大阪、神戸大学)
理系講座例:難関国立大学総合英語、英作文Ⅵ、志望大対策講座、難関2次私大数学ⅠAⅡB、難関2次私大数学ⅢC、同演習、志望大対策講座、センター試験対策現代文、センター試験対策古文、難関大物理ⅠⅡ前期、同後期、新新ハイレベル化学ⅠⅡ前期、同後期、センター試験対策地理B、高速基礎マスター
以上15講座


入学金31,500円+受講費年額1,022,700円(年間一括)、なお、講習費用として、別途年間20~30万円程度必要となります。


いずれも、各講座20回の映像授業となります。合計すると講習も含めると300~400回の授業回数となり、ほぼ毎日受講しないと見切ることはできません。したがって、学校の勉強は多少は犠牲になる場合もあります。また、やる気がないと、ただ見るだけで終わってしまう、もしくは”睡眠学習”となることもあります。
志望校合格に向けての強い意志を持つ人のみをお待ちしております。

2011年10月14日金曜日

秋の学費0円!キャンペーン

現在、志向館では秋の2週間無料体験キャンペーンを実施中です。
校門配布、内部向けのパンフレットの中に折り込んでいる中に志向館代表三木が語る「高校生が通って効果の上がる塾の七つの鉄則」というプリントが入っています。

その中には
1 自習室が毎日使えること。
2 1科目から受講でき、3科目受講しても月額3万円未満であること。
3 全科目にそれぞれ常勤講師がいること。
4 授業以外に個人指導を受けられること。
5 進研、駿台、河合、代ゼミ、東進、5大手の資料が入手でき進路指導が完全にできること。
6 学費は月謝制でやめても損がないこと。
7 休んだら補習授業が受けられること。
~あなたの今通っている塾と比べてみてください。

これらの条件を満たす高校生の塾は金沢市内では志向館のみ。

今回は内部生向けにお友達紹介を案内しているが、今回のコンセプトは

みなさん知らないと思いますが、現在金沢市内で高校生の塾で”まともな”塾は志向館だけです。どうせお友達を誘うなら、中学の塾で片手間に高校生を教えているような塾や大した効果の上がらないような授業に多額のお金を払わされるような塾、消化しきれないほどの量の授業を押し付けるような金の亡者の塾、高校をまったく無視するかのような指導しかできないような塾ではなく、まともな塾=志向館を紹介してほしい。

無料体験お待ちしております。

2011年10月12日水曜日

塾の年間契約

聞くところによると、某塾では高校2年から3年になるに際して、50万~100万円の学費がようきゅうされるという。やりきれるわけもない量に、効果があるかどうかもあやしいものにそんなに出させるなんて、子を思う親の気持ちにつけこんだ、教育版「振り込め詐欺」である。
かつて問題になった教材屋が形を替えて現れた観がある。

それでも、実績があるからというかもしれない。でも冷静になってほしい。その実績を担っている人の出身高校、実際にどの程度授業を受講したのか調べたことがあるだろうか?

志向館では、親に年間払いというリスクを負わせません。合わなければいつやめても損はしません。(でも入学金は戻ってきません。すみません。)合わない塾に通い続けれるほど、無駄なことはありませんから・・・

志向館では現在、秋の無料体験を実施中です。ぜひ自分の目で、自分に合う塾を見つけてほしいと思います。現在、他の塾に通っている方も大歓迎です。

2011年10月7日金曜日

定期試験と外部模試

現在、定期テスト中という高校も多いようで、自習室は連日、熱気に包まれている。
仕事で言えば、範囲の決まっている定期テストは、定型業務のようなもの。これが、できずして、大きな仕事(受験)できない。

やるべきことは決まっているのだから、精一杯やりきってほしい。

さて、定期テストが明けると、1,2年生は今月末には進研模試が実施される。いつも言っていることであるが、何といっても受験者数がどの模試よりも多い。ということはどこの予備校の模試よりも信頼できるデータが得られるわけである。もし、このデータを重視しない塾があるのなら、それは無知すぎる。そんな人たちに大学受験指導をしてほしくはない。

範囲は広いので、とても一夜漬けが効くテストではないが、志向館では来る10月15日から2週にわたって、進研模試対策を実施します。館生はもちろん、館生でない方も無料で受講できますので、この機会に、ぜひ志向館の伝統ある授業を体験されてみては?詳細は志向館までお問い合わせください。

2011年10月4日火曜日

facebook その2

どうやら、最初このブログと連携がうまくいってなかったようで、今度こそ。リトライ。
それにしても、言葉わからなすぎ!ウォール?ノート?フィード?みんなこんなのわかってやっているのだろうか?できない生徒が勉強を投げ出す気持ちが痛いほどわかる・・・

2011年10月3日月曜日

facebook

志向館城北校のfacebookページを作成。(「志向館」で検索するとすぐ出る予定。)

で、ノートを本ブログと連携。ただ、あまり、うまくは連携されていないよう。ただし、今のところは、それだけの話。これから、手探り状態で入れていこうかと。

こんなこと言うのは私だけかもしれないが、何でfacebookのメニューの名称ってあんなにわかりにくいのだろうか?これから、勉強します。

2011年10月1日土曜日

北陸学院高等学校・中学校説明会

先日、北陸学院高校の説明会があった。私は、仕事の都合で行けなかったのが、同僚で言った人がいるので、資料をみせてもらった。

この数年の共学化以降の北陸学院の動きは目覚しいものがあり、私どもの業界でも参考にすべき点も多々ある。
今年は、いわゆる中高一貫を打ち出し、現行制度の「特進クラス」の初の卒業生が出る年でもあり、生徒を通じて、北陸学院の先生方の並々ならぬ熱意を感じていただけに、今年の進路結果には個人的には注目していた。

クラス別の詳細な入試結果が出されていて、それをみると、確かにこれまで少なかった国公立大学の一般入試の合格者が数人いて、確実に変わりつつあることが数字の上でも実感できる。

だからといって、ほかの塾のブログで書かれているように手放しで「ほめちぎる」ことはできません。そういう人は、実際に北陸学院の生徒を指導して言っているのだろうか?はなはだ疑問。
今年卒業の特進クラスの人の校外での「無駄な投資」のうわさをきくにつけ、半数以上の理系を抱えながら、国公立・私立の一般試験の結果をみると、数Ⅲ、理科Ⅱまでの受験が少ないことを見ると、やはり発展途上といわざるを得ない。また、英理コース、一般コースの一般入試の結果を見ても同様である。

これまで、10数年北陸学院の生徒を見てきたし、先生方も知っているからこそ、もっともっと北陸学院にはがんばってほしい。だからこそ、率直に述べさせていただきました。批判は、宮前個人が受けます。

2011年9月29日木曜日

センター試験の出願

各高校でセンター試験の出願がなされています。また、志向館予備校でも出願をしました。

さて、今年からのセンター試験では、教科事前登録制となり、申込後の変更が不可能となり、また、地歴・公民は受験順序によって、入試で判定される科目も決定されることとなった。

昨年まで、どうしても地歴が仕上がらなくて、保険で受けた公民がほとんど勉強をしていないにもかかわらず、地歴の点数以上となって、助かった。ということがなくなるわけで、その意味では、真面目に努力をしてきた人が報われる試験になったのではと個人的には思う。

私は以前から、文理系を問わず、地歴もまともに勉強しないで、高校を卒業をするのはどうかと思っていたので、今回のセンターの措置はそういう意味でもいい方向だとは思う。

2011年9月26日月曜日

全国高校生統一テスト

先日23日に、東進主催の全国統一高校生テストを金沢城北校でも実施しました。相変わらずの数学の問題は、ⅠAの選択肢がセンター本番と合致していない、また、レベルはセンターレベル上限いっぱいといったところで、撃沈した高校生も全国に多数いたでえあろう。

まあ、それは想定内として、結果については気にするなとは言ってある。これほど数学が悪いとこのテストは進路の参考にはできなさそう。今回のテストに関してはセンターの模試とは一言もうたってないわけで、センターレベルを逸脱していようが文句の言われる筋合いはない。ただ、進路の参考にはならにないような模試を、いくら無料と言っても、塾全体で強制的に受験させ、ましてや友達に誘いをかけるようにすすめ、DMも大々的に打ち出している塾があるとすれば、それは、数学がこんなに出来ないから、授業をとらせようとする、一昔前の教材屋の悪徳商売と変わらないのではないか。

ところで、教材屋といえば、最大手で、TVCMもゴールデンタイムにばんばん打っていた、業者はどうしたのでだろう。それに出ていた某タレントもそのキャラクターに似合わない役柄ででていたが、つい最近芸能界を引退(追放?)されてしまった。最近生徒からも教材屋からの強引な営業の話もきかないしなあ・・・、

2011年9月21日水曜日

数学ができるようになるには

前回の記事で個別対応クラスの説明をしましたが、そのクラスでよくきかれるのは、
「どうしたら問題がとけるようになるのか」ということです。
塾にとっては永遠の課題といってよいでしょう。20年近くこの仕事やってきて、およそ答えはあるのですが、やはり万人に通用する答えはないでしょう。そして、それはどこの塾でも答えは持ってないでしょう。

生徒にいつも言っているのは、初めて見るような問題が解けるやつはみんなの周囲にはいないし、みんなのライバルとはなりえない。要は、初めての問題に出会って、わからなくて、次同じような問題が出てきた時に思い出すか、どうかだけの差である。その「思い出す」という行為が「ひらめき」と勘違いしている人もいるようであるが・・・

で、偉そうに教えている私と生徒の違いは何かというと、その問題を何度も解いたことがあるかどうかの差だけである。決して頭のよしあしではない。これはいつも言っていることであるが、頭がいいか悪いかという点なら、こんな年寄りが若い生徒より頭がいいはずもない。

要は経験を積めということである。数学はそれでかならず解けるようになるのである。したがって、学校で与えられた膨大な問題集をしっかりやれれば、塾や予備校に学費を払う必要もないのであって、ましてや映像の授業に莫大な学費を払うなど愚の骨頂といわざるを得ない。
わからないときに質問できる環境があれば、それで十分である。そのための環境が、志向館の個別対応クラスにはあるのです。(ナンダ、サイゴハ、センデンカヨ・・・)

2011年9月19日月曜日

個別対応クラス

志向館には、伝統の少人数ゼミ型クラスと並んで、個別対応クラスというクラスがあります。

どんなクラスかというと、1クラスに3~5人の生徒がいて、学年はばらばら、やっている内容も学校のj教材をやっている者、入試問題に取り組んでいる者、模試の見直しをする者、弱点補強のため志向館で用意した教材をする者と様々です。
それに対し、講師は少しずつヒントを出しながら、最終的には自力で解けるように導いていくのです。
生徒からすれば、単に解答を写すという作業に陥るのではなく、自力で計算はしますので、解法の定着がしやすい。
講師からすると、どんな内容の質問がでてくるか、事前に予想ができず、その場で瞬時に答えにいたる道筋を頭で描いて、それを生徒の理解に応じて、指導していく。しかも、そのクラスの人数分だけの問題を同時進行で解かなければならないというように、講師の負担は大きい。

したがって、学生アルバイトを中心の塾では、たとえ医学部生でもこういうクラスをスムーズに運営するのは困難であろう。そこは、専任講師中心の志向館ならではのクラスであると自負している。

2011年9月16日金曜日

全統マーク模試の結果

夏休み中に受験した、全統マーク模試の結果が戻ってきて、その結果を元に、志向館では予備校部、高校生部でも面談をしています。

全般的に見てとれていない。実は例年この時期の模試はあまりとれていない。特に高校生にとっては、まともなマーク模試は6月以来2回目、しかも全統は初めてという人も多かったから、無理もない。

私の方は、今年も夏期講習中に受験生には全統は取れないぞといっていたので、取れていないのは想定内ではあったが・・・

それを、下がった下がったと大騒ぎをしているだけでは何の進歩もないわけで、要はこれから、自分の弱点としっかり向き合って、克服する努力をするしかない。それも、時間は限られているが、あせらずじっくりと覚えていくしかない。

受験生にとっては、これからが本当の勝負。われわれにとってもこれからが踏ん張りどころ。熱い秋を乗り切ろう。

2011年9月9日金曜日

星稜高校・中学入学試験説明会

本日、星稜高校・中学入学試験説明会へ行ってきました。

星稜高校は、いつも塾に対しても大変丁寧な対応をしていただいており、いつもこちらが恐縮するぐらいです。本日も、会場の建物の外に、校長先生が立っておられ、ご挨拶をされていた。

さて、県内の私立高校の宿命として、やはり成績上位者がごっそり「抜ける」実情がわかった。ただ、入学者の半分近くが公立高校を受験していないことには、少し驚いた。

そういう意味で言えば、これだけ上位者が抜けた上での大学進学実績だから、改めて星稜高校の教務力を実感できた説明会であった。

ところで、最後の質疑応答で、某塾から「星稜高校の生徒が、学校で塾へ行くなという指導を受けているようだが、学校の方針か?」という質問があった。校長先生からは「学校の方針ではない」という答えであった。

ただ、どこかの塾のように、学校の進度も教材も無視して、塾のことだけやっていればいいという思い上がった態度で、しかもお金をとることばかり考えている塾であれば、学校の先生だって、生徒のためを思って、塾へ行くなというのも当然かな思います。

自戒も込めて、やはり、学校と共存共栄と行きたいものです。

当たり前のこと

夏休みが終わりました。

当初から言っておりました通り、受験生にとっては、これからが本当の勝負です。

これから、学習する内容はその一つ一つを大事にし、しっかり覚えてほしい。なぜなら、いま学習したことが、本番までまったく現れず、本番ででてくることだってあるからです。

覚えなければいけないことを、その日のうちに覚える。

模試を受けて弱点がわかったら、しっかりその弱点分野に取り組む。

この当たり前のことをするか、しないか。

それが、受験の成否につながるのです。

2011年9月7日水曜日

2011年9月3日土曜日

合格実績?


京大3名
東大2名
早大2名
慶應1名
九大1名
北大1名
上智1名
広島1名
学習院1名
青学1名



さて何の数字?

決してどこかの偽装された予備校の合格実績ではありません。



言わずと知れた、今回の野田新内閣の学歴です。


これを学歴社会の象徴ととるか。

これぐらいの大学へ行くほどの努力をする人でなければ、
大臣になれないということか。

はたまた、政治家というご家庭が学歴に執着するのか。

それぞれの判断があるでしょう。

ただ、こういう数字をみると、学歴あっても損はしないなあとは思うのであるが・・・


2011年9月1日木曜日

桜高祭へ行ってきました


 志向館は現在休みなのですが、山の上の桜丘ではお祭り騒ぎでした。

毎年行って思うのは、塾とは違って、みんないきいきしているってこと。

桜高祭終わったら、あとは受験までまっしぐら。

2011年8月26日金曜日

二水新聞より

先日、二水新聞(23年7月28日発行)を読む機会があったので、興味があった記事から抜粋させていただきます。

二水・泉丘・桜丘3校に在籍された先生に、その3校を比較をしてもらった記事がおもしろい。
「二水はある程度の自信をもっている真面目な子が多い。能力は泉丘と同等なので、もっと自信を持たなくては勿体無いと感じた。今以上に意欲がつくと泉丘を越える可能性も十分にありえる。桜丘の生徒は元の志望校が泉丘、二水だった生徒が多く、自分に自信を持てない生徒が多い。課題はきちんとこなすので、丁寧に教えると伸びる生徒が多い。泉丘の生徒は自信を十分に持ち、将来のことが早くから決まっている。また、自分で計画が立てられるので職員は大学の資料などの情報提供で協力することが多い。」

「桜丘の生徒はどちらかというと素直で、言われたことに対してしっかり取り組んで努力できて、課題を与えればちゃんとやってくれる。二水生は好きな事、やりたい事にはとても熱中できる。勉強に気持ちを向け、高めていくまでが難しいと感じた。・・・泉丘はしっかりとした自分の考えを持っていて、それに従い、考えて行動を始められる生徒だった。」

「泉丘の生徒は自分の意思をはっきり持っていて、先生が言っても聞かないという一面がある。二水の生徒は、言われたことを一度考えてから行動している。桜丘の生徒は先生の言われたことを素直に受け止めていると思う。」

「泉丘は自分の夢に貪欲で、二水は二水祭もあったのでお祭り好きという印象だった。桜丘は男女ともに元気だと思う。」

4人の先生のコメント、表現は違えど、ほぼ同じような内容で、僭越ながら私のイメージも遠からずというところである。

ところで、同じ面に、高校生のアンケートが載っていて、その中で「この学校を選んでよかったと思いますか。」という問に対して、二水は他の3校にくらべ、圧倒的に良かったと思う割合が少ない結果がでている。でその理由として、現在の二水の方針の変化を挙げているが、それは個人的には疑問です。個人的な感触で言うと、二水は昔から泉丘、桜丘と比べると愛校心のうすい高校で(二水OBの批判は甘んじて受けますが・・・)、別にこの結果もさもありなんという感じです。

逆に、今の二水の方針の変化が、その是非はともかくとして、これまでの二水の伝統・雰囲気をかえるのかもしれません。

最後に、これほどの紙面を高校生が作るとは、さすが全国レベルの新聞部。

進研模試返却

7月に受験した、高校1,2年の進研模試が返却されている。1年生にとっては、初めての模試で難しく感じた人も多かっただろう。2年生にとっては、前回とくらべて下がった人、相変わらず高得点をキープしている人と様々であった。現時点での学力を知る何よりも信頼できる指標である。自分の志望校の目標点と比べて足りない人も多かったでしょう。いずれにしても、一朝一夕で得点できるような模試ではないので、今回の結果を真摯に受け止めて、今日から対策をたてていかないと、次の11月の模試も同じ結果になってしまいます。

どうしたら取れるのか、具体的な勉強方法は今後この中で述べていきたいと思います。

2011年8月23日火曜日

第2回全統マーク模試

先日、石川県の高3生の夏の最大「イベント」、全統マーク模試が各高校で実施された。自己採点の結果、「下がった」「上がった」という声がちらほら聞こえてきたが、一体どこから比べて上がった、下がったというのだろう。平均点も出ないうちから上がったも下がったもないとは思うが・・・

ともかく、この時期に大切なのは、結果よりできなかった部分の把握とその克服である。模試の終わったいまだからこそ、勉強をしなくてはいけない。

今回の数学の問題に関して、

難しかったと感じるのは想定内。せっかく夏期講習受講したのにこの結果・・・というのも想定内。すでに志向館の館生には事前にいってある。とれんぞと。大切なのは、やった部分ができているかどうか。

問題は良きにつけ悪jしきにつけ、全統らしい。各大問ごとに、問題数が多い。どうみても、最後の1問余計かつ今回はその問題がこの時期の高校生には難しい問題も。

私が解いた感触で、点数の目安を。ⅠAで46点、ⅡBで52点以下の人は、基本ができていない。もう一度教科書に立ち返る必要あり。ⅠAで77点以下、ⅡBで83点以下の人は、まだまだ練習不足。センターの過去問を分野別に徹底練習して欲しい。もちろん志向館のMAX7でもやってますので、受講をおすすめします。理系で、今回160点以上の人は、センターレベルはほぼ完成しているので、あとは秋からは2次向けの勉強をおすすめします。金沢大学レベルをめざすなら、今回のマークで125点以上、難関国立レベルを目指すのなら、162点以上をとってほしいところである。

最後にもう一度、大切なのは、できなかった問題を次はどうしたらできるようになるかである。その当たり前のことができるかどうかが、成績アップにつながるのである。出来なかったことにくよくよしていても前進はない。

2011年8月19日金曜日

夏期合宿

志向館では去る8月12~15の3泊4日で夏期合宿を実施しました。

夜の自習の様子です
私が生徒に合宿に際して言っていることは、せっかく親にお金を払ってもらっているのだから、充実した合宿にしてほしい。夜は早く寝て、朝は早く起き、日中は授業に集中してと、決して楽しくない合宿です。苦しんでください。夜遅くまで起きていて、日中の授業は半眠り状態のようなことでは、何をしにきたのかわからない。それなら、そのお金で他の温泉でも泊まったほうがよほど楽しめるでしょう。

で、終わってみれば、高3の場合は、十分に苦しんだ合宿だったのではないでしょうか。このペースを夏休みが明けても継続していって欲しいと思います。

そうすれば、今回の合宿費用も安いものだったでしょう。

とはいっても、志向館の夏期合宿は公共の施設を利用していますので、通常の夏期講習の学費とほぼ同額です。噂によれば、どこぞの塾の合宿は立派なホテルを利用して、そのホテル代が高いのか、よほど立派な授業をするのか、ぼったくりなのか、何十万円もとるとのこと。取る方も取る方だが、出す方も出す方で・・・???

ともあれ、毎年のことながら、今回もキゴ山ふれあいの里の職員の方、食堂の方には大変お世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。

2011年8月9日火曜日

夏期講習Ⅲターム開始

夏期講習もついに、Ⅲタームが始まりました。前タームに比べて、さらに生徒も増えて、人の多さに疲れてしまいました。

さて、私が受験生の授業の最初に話す内容から。

これから、センターのベクトルの授業を始めます。毎年、この授業をすると、生徒からは「授業を受けてわからなくなった」と言われる授業です。でも、それは分からなくなったのではなく、分かってなかったということです。お前らは模試でベクトルで満点とったことありますか?常に満点取れてますか?私は、常に満点取れるのです。その満点を取れる方法を伝授するのです。満点をとれないようなお前らの理解など一旦捨てて、「わからなくなって」、それから再構築すればいいのです。

とまあ挑発的な言葉から始まるのでした。

とは言っても、4日間ですぐに出来るようになるわけではありません。しっかり復習して、さらにセンターの過去問等で練習して、ようやくできるようになるのです。

そして本当に満点とれるなら、夏期講習の学費など安いものです。倍とってもいいかなとも思うのです。


2011年8月6日土曜日

夏期講習Ⅱターム終了

志向館の夏期講習Ⅱターム終了しました。今タームは学校の補習も終わり、早朝から受験生も来館し、自習し、授業を受けてと忙しい毎日を送っていました。

志向館の夏期講習は、どこかの塾のように夏期講習のように消化しきれない量の講習をとらせて、お金だけしっかりとるのではなく、受験生とはいえ必要最低限の講習を受講していだいております。

その分、しっかり復習してひとつひとつ自分のものにしていって欲しいと思います。そうすれば、講習費用も安いものでしょう。

そして、学校の課題にもじっくり取り組んでいってもらいたい思います。

2011年8月5日金曜日

某国立高校の合格体験記より

今回、県内某国立高校の合格体験記を読む機会があったので、ご紹介します。

でてくる、大学のほとんどが東大か京大か医学科かで、さすがというか何というか。ただ、相変わらず卒業生の半数近くが、「進路未定者」(浪人)というのも、さすが附属というか何というか・・・


総じて、学校の授業、教科書、教材を中心に勉強をしたという人が多いようです。(学校に提出するものだから当たり前か・・・)
また、東大、京大合格者が多数並んだとはいえ、やはり「天才」というより「秀才」がほとんどです。やはり努力をせずには成功はないということでしょう。

その中で、気になったコメントを引用させていただきます。

「附属の生徒は、経済的な面でも大学進学に対する保護者の意識の高さの面でも、十分すぎるほど恵まれている人が多いと思います。・・・」
やはり、環境は重要ということか。ただ、だからこそ、かなりの生徒がさして効果もないような塾に多額のお金を払っても、文句もでないのだろう。

「放課後は塾で自習していましたが、冬くらいからは学校の図書室を利用したりしていました。あと、質問は塾の先生よりも学校の先生のほうが分かりやすい。」
痛烈な一言。昨年の附属生が多数行っていた某塾のことだと思われますが、安易に学生に対応させると、こうなるのでしょう。自分のところも気をつけなきゃ。

各高校でこうしたものを内部向けに発行しているが、高校生に有益な情報も多く、もっと幅広く公開すればいいのにとも思う。(国公立は税金で運営しているのだから当然、私立は宣伝もかねて・・・)

2011年8月4日木曜日

センター数学に勝つ

夏期講習の真っ只中。

受験生向けのセンター数学の授業で話をした内容から

センター数学で満点近くとるためには、

①よく問題を読むこと。最低3回は読むこと。
②図形の問題では、図を大きく、丁寧に、何回も描くこと。
③計算は、あせらず、急ぎ、正確に。

解法なんてのは、12月ぐらいになれば、誰でも身に付くもの。最後の差は上の3つである。日ごろから心がけていくしかない。

受講生全員のセンター数学大成功を祈る。

2011年8月3日水曜日

夏期講習Ⅱターム

現在、夏期講習Ⅱターム2日目。

朝から夜まで、休みなく授業が続き、疲れもピーク。

今回、志向館城北校では、夏期講習中の試みとして、7時半に開館しています。朝早くから、生徒が来て、授業の前の自習に利用しています。

授業の方では、復習用として課題を出していますが、強制はしていないものの、受験生は7割以上の人が提出してくれている。いい傾向。自分のために課題をやってほしい。

まだまだ、夏期講習は続く。

2011年8月1日月曜日

数学ができるということ その2

前回に続いて。

1,2年は学校の授業を中心に、教科傍用問題集をと言いました。

では受験に向けてはどうなのか?

実は、1,2年の時にしっかりやっていれば、3年になれば、あとはゆるゆる練習する程度で十分。
しょせんは答えが存在する問題を解くのだから、解法をしっかり覚えていれば誰でも解けるのです。よく発想が・・・とか言いますが、それは問題を読んで、これまで覚えていた解法を思い出すだけのこと。
初めて見る問題に対して、自分で解法を見つけ出し、解くなんていう天才は、たとえ東大に合格するような人でもわずかですし、県内でも年に数人いるかいないかでしょうし、少なくとも皆さんのライバルではないはず。

実際私も、この仕事をして20年、本当に数学ができるなと思う生徒は2,3人ぐらいでしょうか。あとは、結構数学が得意という人でも、やはり努力の結晶という人が圧倒的に多いのです。

そういう天才的な数学力というのは、高校数学、大学受験レベルの数学では不要なのです。

まあ、せいぜい必要な能力とすれば、
①計算力(速さ、正確さ)
②先を読む思考力
③空間の把握力
③以外は努力で十分身に付く能力でしょう。

志向館では、努力次第で誰でも解けるようになる数学を目指し、指導していきます。数学が苦手だという高校生は是非一度、志向館をご検討ください。

2011年7月31日日曜日

数学ができるということ その1

今回、夏期講習に際して、志向館生以外の方にも多数受講をいただいております。感謝。

その生徒に今回夏期講習の受講のきっかけをおききしているのですが、やはり多いのが1学期の成績がふるわなかったということ。特に数学がという生徒が多かった。

そこで、どうしたら高校数学ができるようになるのか、私なりの考えを少し述べます。

1,2年生は、まず学校の授業をしっかりきいて、教科傍用問題集で復習。自力で解けなかった問題はチェックしておいて、定期テスト前にやり直す。これだけです。というかこれ以外にありえない。大学受験を考えても、これがベストです。

そして、それが出来ているのなら数学に関しては、塾は不要です。ましてや、塾で学校の予習をする必要もまったくありません。

それでは、志向館はどう関わるかというと、学校の授業をきいてわからないところを、塾でもう一度きいて理解する。それは、決して教え方が塾の方がいいというわけではなく、2回、別の人から教わることによって、理解が深まるのです。で、志向館でも1,2年生の数学の最終目標はやはり、学校の教科傍用問題集(サクシード、アドバンス、4STEP、3TRIAL等)が自力で解けるように導くことなのです。

1,2年生で、いまひとつ数学が振るわないという方、ぜひ志向館へお越しください。数学の成績UPのお手伝いをぜひさせてください。お待ちしております。

2011年7月30日土曜日

国際化

中学校の社会を教えているとき、思い知らされるのであるが、世界地理の内容薄すぎ・・・(何をいまさらという話ではあるが。)当然のこととして、主要な国であっても、その場所すら地図で言えない。

で、高校に入ったら、国際化の一環だとかで、世界史必修で、結局地理をやらずに卒業する高校生が半数以上。それで、国際化云々とは笑止千万。

そこで提言。(もちろん私ごときが提言したところで、どうなるものでもないのであるが・・・)
高校一年で、4単位で、地歴総合という科目をして、世界史も日本史も地理もすればいい。むろん、センター試験でも、文系理系問わず必修とし、文系は後一つ、地歴か公民からもう一つ選択すればいいのでは。しかも1年の間に、地歴の適性もわかるし、一石二鳥。と個人的には思うが・・・

夏期講習Ⅰターム終了

夏期講習Ⅰタームが終わりました。
この時期は、まだ学校の補習があり、みなさん、補習が終わってから、駆けつけて夏期講習という生徒も少なくありませんでした。ごくろうさまでした。

また、学校の宿題もたくさん出ているようで、さらに自習室で宿題をやっていく生徒も多く見られました。夏期講習の内容を学校の宿題でしっかり復習してくれればいいなあと思います。

ところで、生徒づてで聞いた話で、別の塾に通っている生徒が、塾の先生に言われたとかで、学校の補習をさぼっているとのこと。なんと、いまだにそんなことを言う塾の人がいることを聞くにつけ、(個人で言っているのか、塾全体の方針で言っているのかはわからないが・・・)怒りを通り越して、あきれ、悲しい。

そんなことを言っているから、いつまでたっても塾は必要悪のように言われ、学校の先生からも敵対視されるのです。

これまでも繰り返し言っていますが、やはり現役は学校がメインで考えた方が、圧倒的に効率がいいのです。そして、データにしても、一部の人しか受験しないような模試で判断するよりは、学校で受ける受験者数が多い模試のほうが、はるかに精度は高い。

だから、塾は徹底的に学校のサポートに徹すればいいのです。そんな常識が、お金のことばかり考えている塾には見えてこないのでしょう。

2011年7月23日土曜日

爽快

私が定期的に読んでいる塾のブログの中で、こんな記事があったので。

塾の挑戦~学力向上 魔法の杖

ここの塾長先生のご活躍は、ずいぶん前から聞いておりましたし、それほどのキャリアだからこその意見なのでしょう。一つ一つに思わず納得させられます。

お互いの持ち上げ(傷のなめあい)をしているような”トラの威を借るキツネ”では、外からやってきた”ライオン”には勝てないでしょう。こんなことだから、いつまでたっても、お金しか考えていないような塾の一人勝ちという、石川県のいびつな業界は不変なのでしょう。

まあ、かく言う私は、”キツネ”どころか”ネズミ”ぐらいなものですが、(見た目だけはクマですが・・・)小さなネズミだけに自由に動き回り(発言しまくり)、この閉塞的な業界に針の穴ぐらいは開けたいと思います。

2011年7月22日金曜日

来週から夏期講習

ついに、来週から夏期講習。おかげさまで、多くの方にお申込いただきありがとうございました。すでに定員に達したクラスもあり、残念ながらお断りすることもありました。
もちろん、クラスによっては若干空きがある場合もありますので、どうぞお問い合わせください。

充実した講習になるように、環境整備に気を配り、また体調にも気をつけたいと思っております。
今回は初の試みとして、講習期間中は朝7時半に開館します。朝から来て、学校の課題もして、その後講習も受けてと、各学年とも充実した夏休みを送って欲しいと思っております。

しばらく忙しくなりそうで、本ブログの更新頻度も落ちるかもしれませんが、時間があれば夏期講習の様子もお伝えできればと思っております。

2011年7月18日月曜日

何の花?

さて、これは何という花でしょう?





























いうまでもなく、なでしこです。(わざとらしすぎましたね)

なでしこJAPAN 優勝おめでとうございます。

これまで見向きもされなかった(というかマスコミの取り扱いがすくなかったというべきか)、女子サッカーでしたが、決勝トーナメントに進んだ当たりから騒がれ始め、にわかサッカーファンが日本各地で増殖。

私はにわかサッカーファンにはなりきれませんから、そんなに大騒ぎはしませんが、不可能と思われたことを可能にした「なでしこJAPAN」、模試でE判定がついた受験生には大いに勇気を与えたことでしょう。

ところで、今回ベスト4に残った、日本以外の3カ国フランス、アメリカ、スウェーデンは、男女平等の国としても有名な国、そんな中で勝ち上がった日本、もしかしたら言われているほど、日本も男女不平等ではないのかも。はたまた、これからの男女平等に向けた動きを暗示しているのかもしれません。

2011年7月16日土曜日

いしかわの受験広場

いしかわの受験広場にわれらが麻里子先生が登場しているじゃないですか!

そんなこと志向館できいてないよというのは内緒です。


それは置いといて、受験生や保護者の方にはどんどんご相談をお待ちしております。見た目のまま優しく返信してくれるはずです。

さて、その中で、石田屋の「志望校突破のための健康管理のススメ」の記事が秀逸でした。さすが、睡眠のプロフェッショナル。同様に、高校合格NAVIの中で志工房の先生も言っておられました。やはり、まずは睡眠から、そして、生活リズムを整えることが、成績UPにもつながるのです。


あとの高校合格NAVIは、やたら平均点が下がった、記述が増えて難しくなるたら、不安をあおるようなことばかりで、少し閉口。別に難しくなってもやることやっていれば、合格するわけで・・・大体が、2倍に満たない競争率の試験ですから、落とすための試験ではなく、合格させるための試験なのです。


やたら、不安をあおって、まるで霊感商法のように、たいした教務力もないのに(営業力だけはあるが)、学校を無視するかのような指導をし、多額のお金を要求するような塾など(あっもちろん、さきほどの高校合格NAVIに出てくる塾のことではないですよ)行かなくても、3年間学校で渡されるワークをしっかり解いて、3年生になれば、これまた学校で販売される、厚物と公立高校入試の問題集をやりさえすれば、県内のどこの高校でも合格できます。(まあ附属の一般入試は少しだけ別に対策が必要でしょうが・・・)


そして、どうして中学校の先生も自信をもってそう指導しないのだろうか?


偉そうに言うお前はどうだと言われそうですが、私はたいした教務力もないですから、(よく生徒から「先生の説明きいてわからなくなった」と言われますから・・・涙)謙虚に学校の勉強のサポートに徹しているわけです。







2011年7月15日金曜日

夏休みは受験生の天王山?

大山崎のHPより拝借
山崎の戦いの絵図だそうです
「天王山」とは言うまでもなく、京都府の地名でして、この地で1582年羽柴秀吉が明智光秀を討ち、織田信長の後継者としての一歩を踏み出した地であり、その後の秀吉の検地、刀狩といった兵農分離政策が中世から近世への画期と考えるのであれば、確かに「天下分け目の戦い」であったといえようか。(少し、史学科卒をアピールしちゃいました。)

で、翻って受験ということで考えると、半年後の受験の成否を決めるといえるかというと、それは少し疑問。とても「天下分け目」とはいえない。やはり、所詮は塾の宣伝文句に過ぎない。

ただ、学校のない夏休みは、どうしても生活リズムが崩れがちで、家にいても勉強にならない人が多い。そこで、塾の夏期講習もとりながら、その前後で自習室も利用して、学校の課題をしっかり終わらせ、自分の勉強もするというのが、一番充実した夏休みが送れるのではないでしょうか。

どこかの塾のように、夏休みが天王山と言う言葉にだまされ、とても消化しきれないような夏期講習を取らされ、莫大なお金を払わされることのないように。

最後に、夏休みは学校がないということで、学習が停滞すると言う意味では、名神高速で渋滞で有名な天王山トンネルと通じ、やはり夏休みは天王山といえるかもしれませんね。

2011年7月13日水曜日

夏期講習

志向館では7月26日から夏期講習が始まります。現在、館生も新規講習生も多数のお申込をいただいており、このままだと定員に達し、場合によってはクラス増設も必要かとも思っているところです。

夏期講習の詳細についてはこちらにゆずるとして

ところで、中には学校の課題が多くて夏期講習を受講できないという人もいます。それはもっともです。学校の課題は1学期の学習内容の復習が中心ですから、それはしっかりやればいいと思います。けど、単に学校の課題を「こなす」だけでは、テストは乗り切れないのです。

1学期の復習をもう一度塾で講義をきき、深く理解したうえで、学校の課題にも取り組めば、効果は倍増、テストの結果も良好でしょう。大体が、自分一人で家にひきこもり、一人でずっと勉強なんてできるわけはないのです。学校の補習、塾での講習等、メリハリをつけながら、1日を乗り切るのが、一番効率がいいのです。

塾の平常授業では、どうしても週1回の授業となり、知識も断片的になりがちです。その断片を、夏休み中に4日連続で授業をすることによって、有機的に結びつけ、さらに応用していくのいうのが、夏期講習の目的なのです。

クラスによっては定員あとわずかなクラスもありますが、夏期講習申込がまだの人は早めに申し込んでください。

2011年7月12日火曜日

学校と塾

先日、予備校の関係で某高校に挨拶へ行く機会があり、進路の担当の先生とお話をする機会がありました。そのなかで、先生は、某塾の高校の指導を無視した教育方針に懸念を示されておりました。その塾は、中学時から学校の進度を無視した指導をすることでも有名ですから、高校になってもさもありなんといいたところでしょうか。

しかし、私は本ブログでも繰り返し言っているように、高校生は、学校での学習時間が圧倒的に長いのですから、学校の先生、教材にしっかりついていくことを考えた方が、志望校合格への近道なのです。そこらへんのことが、金のことしか考えていない塾は理解できないのです。(嘆かわしい・・・)

志向館では一貫して、高校のサポート役に徹し、高校生にダブルスタンダードを押し付けない、余計な負担をかけないような教育方針です。そして、今さらに高校に完全対応すべく準備中です。他の塾には真似のできない、高校生専門塾だからこそ、そして県内資本の志向館だからこそできることを、構想中です。乞うご期待を。

2011年7月9日土曜日

『偏差値29からの東大合格』

『偏差値29からの東大合格』(中央公論新社,杉山奈津子)
ネットでたまたまこの人の記事を読み、書店で探して買った本です。

「偏差値29からの」というのが、いかにも受験生の心をひきつけそうです。文中にもありますように、偏差値29と言う数字は、理論上は偏差値71と同じ確率で現れるはずですが、やはり29の方があまりお見かけしない。ただ、この数字はいわくつきで、あくまでも東大即応オープン受けた人の中での偏差値で、ちょっと詐欺っぽい。

また、本人は自覚しているのかわからないが、「勉強ギライの著者」とは言っているが、かなり頭がいいと思われる勉強法もちらほら、一般の受験生には通用しない内容もある。

ただ、書かれている内容は、受験に対する姿勢、勉強の方法論、誰かの受け売りらしい話やも含め、参考になるものも多く、高校1、2年で勉強に迷ったら読まれたらいかかでしょうか。

それにしても、やはり東大という名でないと、商業ベースに乗らないのでしょう。
『偏差値50からの金大合格』じゃ売れないでしょうね。でもここ金沢ではそれの方が現実的で、役立つとは思うのだが・・・


今度、このブログで書いてみようかな。

2011年7月8日金曜日

夏休みの過ごし方(受験生編)

夏休みの過ごし方
前回の続きで↑受験生向け保護者の方に話した内容です。


・“受験生にとっては夏休みが勝負”というのは予備校の宣伝文句ですが、重要なことは、学校のない長期休暇で、いかに生活リズムを崩さず過ごすかということです。そして、無事夏休みを乗り切れば、本当の勝負は秋以降です。ここで、現役生は伸びるのです。秋以降に伸びるための準備期間といったところが夏休みの位置づけです。

大学受験での成功を考えるなら、断固として朝型です。
「日ごろ寝不足だから学校の休みの日ぐらいはゆっくり寝かせてよ」とか「夜じゃないと勉強が集中できない」などという言葉に親が納得してはいけません。昼前に起きて、“ブランチ”をとって、午後からは暑いから、クーラーの部屋でぼーっとして、気づいたら、夕方。結局夜にならないと勉強を始められない。特に深夜は時間がたつのが早く感じるから、勉強に集中した気になっているだけのこと。大体が、受験は朝からあるのです。頭を朝からピークに持っていかないと成功しないでしょう。夏休みだけではなくて、土日も平日同様に起床して、午前中のうちから勉強できる生活リズムをつくりましょう。そのためには、起床、食事、就寝の時間を固定すること。そして、十分な睡眠時間を確保することです。(その日の内に寝るのがお勧めです。もちろん家庭全体のご協力が必要です。)かつての“四当五落”は少なくとも受験勉強には当たりません。これからの課題は、どうしたら睡眠時間削らずに学習時間を確保できるかです。冷静にお子さんの1日を観察すれば、睡眠時間以外に削る時間は多いはずです。
⇒学校の補習ある日は午後からは志向館の自習室で勉強、そうでない日は、塾の夏期講習に参加して、朝から来て、授業がない時間は学校の宿題をしたらいかがでしょうか。

・さすがに受験生になったら、綿密に学習計画をたててやらなくちゃと思うかもしれません。しかし、小学校以来何度となく、計画を反故にしてきた経験のある人は、やはりこの期に及んでも無理でしょう。そこで、一つ提案。せめて、当面、やるべき内容(問題集)を具体的に書き出し、ただし、いつまで終えるとかノルマをつけない。そして、1日の初め、もしくは前日就寝前に、1日やる内容のチェックリストをつくる。ただし、最初は欲張らないことです。しっかり終えることが自信(自己満足)につながります。これなら、万一やり残しても、次の日に回せばいいだけですから、長続きします。それでも、無理なら、実際やった学習内容を記録しておくだけでも効果はあります。

・例年、「学校の宿題もあるし、自分の勉強もできなくなるから、塾の夏期講習は受けなくていい」と言う人が(少数派ですが)います。それは、親への負担を口実にした、単に怠けたいだけの言葉です。そんな言葉に親が負けてはいけません。まず言っておきますが、志向館の夏期講習は学校の課題や自分の勉強が出来ないようなカリキュラムを組んではいません。そして、各担当が面談の際に、各生徒の得意不得意を把握した上で、夏休みに重点をおいて学習すべきことを考慮して、さらに学校の課題も十分こなせるように、夏期講習の推奨講座を提示しています。(個人によって、本懇談会の前後で実施していますので、これから提示する生徒もいます。ご了承ください。)どうぞ安心してお申し込みください。
志向館の夏期合宿では夏期講習の2講座分を(2限×8日)を4日間で仕上げます。夜は自習の時間もあり、わからないところも質問できて、4日間の中に復習も組み込まれています。夏期合宿に参加すれば、普段の夏期講習にも余裕ができ、自分の勉強もできてお勧めです。毎年、多くの受験生が参加し、勉強の習慣がついたと好評の合宿です。現在、先着順で受付中です。

少々長すぎました。失礼しました。

2011年7月7日木曜日

夏期合宿満員御礼

志向館毎年恒例の夏期合宿ですが、今年は7月前半にして、内部生向け定員に達しました。たくさんのお申し込みありがとうございました。

志向館の合宿は、学校の勉強合宿とは違って、楽しくない、苦しい合宿です。それに果敢にチャレンジする高校生に徹底的に勉強させていこうと今から講師一同気合を入れております。

なお、外部生向けには若干名の余裕があるようなので、志向館本部までお問い合わせください。

2011年7月5日火曜日

大学生の就職率

7月3日付けの朝日新聞の1面によると、今春大卒で就職がきまっていない学生が2割に上るという。さらに衝撃なのは、学部別の就職未定の割合で、きれいに文理で明暗が分かれている。これで、なおさら、就職だけ考えて理系に進む人も増えるのかなあ、それが心配。
要は、文系でもちゃんと受験勉強をして大学に入り、真面目に就職活動をして、えり好みさえしなければ、就職はあるとは思うのだが・・・
それにしても、昔は就職の悪い代名詞学部であった文学部より法学部のほうが悪いとは・・・公務員浪人が多いのか?

2011年7月4日月曜日

進路ガイダンス実施報告

寺町会場の様子

城北会場の様子

先日、7月3日(日)に、志向館主催の中学生の保護者対象の進路ガイダンスを実施しました。

お休みのところ、また暑い中、寺町、城北2会場にたくさんの保護者の方にご参加いただきました。ありがとうございました。

初めに志向館グループ三木代表の基調講演。志向館グループの概要を説明し、その中でのインターアクトの位置づけを述べ、その後、様々な統計をもとにして、お子様の進路選択の重要性を指摘し、今後お子様の大学合格まで志向館グループが全面的にバックアップするとの話でした。

次に、私の方の話は「塾に頼らず夏休みを乗り切る方法」と題して、親の意識、学習内容、生活面の3点から、塾に頼らずとも充実した夏休みを送る方法を述べさせていただきました。しかし、それでは不安な方のために、インターアクトでの夏期講習の概要も説明させていただきました。

志向館に入館されるときに、時々きく話の中で、某塾で中3時には100万円(!)かかったとのこと。そして、その中には、高校生になっても、その塾に通い続け、高3時には、また100万円近い学費を一括して払うともききます。

そりゃ、塾といってもサービス産業の一つですから、お金は取ります。しかし、何事にも適正価格というものがあるでしょう。

かつて、教材会社がはびこった時代には、子を思う親の気持ちを逆手にとった商法は、業界に悪印象を与えたものですが、現在は少し形をかえて、やはり子を思う親の気持ちを利用した、教育版振り込め詐欺のような商法は、今後この業界に必ず悪影響をあたえると思うのです。

同じ業界に身を置く者として、塾業界浄化に尽力していこう思うのです。

2011年7月2日土曜日

進路ガイダンス

明日は、毎年恒例、中学生の保護者対象の「進路ガイダンス」が実施されます。
私も、代表の三木の基調講演後に、僭越ながらお話をさせていただいております。先日から、その話す内容を準備していたのですが、昨日ようやく完成しました。題して「○に頼らず夏休みを乗り切る方法」自己否定をしているような内容にきこえますが、そこはまあ・・・乞うご期待ということで・・・後日報告させていただきます。

すでに多くの方に参加予約をいただいていますが、寺町、城北ともに若干お席に余裕があるようです、志向館の館生でご兄弟のいらっしゃる保護者の方、または、まったく志向館に関係のない方でも、興味のある方は、前日までは参加受付しておりますので、0120-43-5200までご連絡ください。お待ちしております。

夏休みの過ごし方

現在、一部の高校では定期テストが終わり、一部の高校では来週からとなっている。で、終わったとたん、自習室は閑散・・・1,2年はそれでもいい。けど、3年生までもそれでは・・・定期試験の終わった今だからこそ自分の勉強ができるのだから、しっかり自習室を使って欲しいのだが・・・毎回、毎年言っているのですが・・・

ところで、定期テストが終われば夏休み。前回の保護者懇談でお話した、夏休みの過ごし方から、一部抜粋します。
(1年)

・「高校受験が終わったんだから1年生の夏ぐらい遊ばせてよ」という人も多いようです。それはそれでいいとは思いますが、1学期の学校の定期テストが思わしくなかった人は要注意です。勉強にも目を向けねばなりません。まったく遊ぶなというわけではありません。要はメリハリをつけて勉強する時は勉強する。遊ぶ時には遊ぶことです。
・高校に入ったらアルバイトをという人も少なくはありません。社会勉強になるからお金のありがたみをわかってほしいからと、許可をする親もいらっしゃいます。家庭の教育方針の問題でしょうからその是非は述べませんが、私のこれまでの経験から言わせてもらえれば、アルバイトの目的がその多くが遊興費であること、アルバイト先の人間関係が社会勉強になるというよりはマイナス面も多いということ、社会勉強、お金のありがたみ云々は大学生になってからでも遅くはないこと、そして何より殆どの学校で許可をしていないこと、勉強には悪影響を及ぼす可能性が高いということを申し添えておきます。

(2年)
・「高校受験が終わったんだから1年生の夏ぐらい遊ばせてよ」という人も多いようです。それはそれでいいとは思いますが、1学期の学校の定期テストが思わしくなかった人は要注意です。勉強にも目を向けねばなりません。まったく遊ぶなというわけではありません。要はメリハリをつけて勉強する時は勉強する。遊ぶ時には遊ぶことです。
・「学校の休みの日ぐらい朝寝坊してもいい」という人も多い。しかし、休みの日こそ1日を有効に使うためにも、学校のある日と同様に朝から起きて、しっかり朝食を摂るべきでしょう。そのためにも親の方でも朝食はいつも通り摂らせるべきでしょう。一旦生活リズムが狂うと、戻すのに時間がかかりますし、休み明けに学校を行くのがつらくなります。また、朝型の方が受験で成功する可能性が高いことも事実です。
⇒学校の補習、部活動があるうちはいいですが、そうでない日は、塾の夏期講習に参加して、朝から来て、授業がない時間は学校の宿題をしたらいかがでしょうか。

少しながくなりました、3年生はまたの機会に。

2011年6月28日火曜日

文理決定

高校1年生にとっては、1年の11月ぐらいまでには文系、理系を決定せねばならない。大体が16歳の子どもが将来も考えて、文理を決定せよというのは少々無理があるとは、常々思っているのだが、現実は現実として受け止めて・・・しかも、どちらかと言えば、社会の側道を歩む学校の先生や塾・予備校の講師(もちろん私も含めてです)にアドバイスを求めるのは・・・やはり、社会のメインストリームを歩む親がしっかりアドバイスをしてあげねばと思います。

で、矛盾をするようですが、1年生の保護者懇談会では以下のようにアドバイスをさせていただきました。



・理想的な選択法:将来の夢がはっきりしていて、そのための大学学部を決定した上での文理決定。
    例えば   教員希望⇒大学は国立教育学部⇒文系
          看護師希望⇒医学部保健学科⇒理系

・積極的な選択法:得意な科目をさらに伸ばし、大学に入ってもそれに近い研究をしてみたい。
例えば   英語が得意だから文系⇒外国語学部、数学が得意⇒理系⇒理学部

・消極的な選択法:苦手な科目を回避して、選択。
    例えば    数学が苦手⇒文系⇒私立文系
           国語が苦手⇒理系⇒工学系
・選択科目について
   文系で世界史か日本史の選択は覚えやすいのはカタカナか漢字か(ただし、中国史は漢字がでてくるが・・・)
   理系で理科の選択は、将来工学系(化学系を除く)希望の場合は物理必修。医療系の中でも医学・薬学・理学療法・放射線は物理選択推奨。看護なら生物・化学の選択も可能。
・いずれにしても、将来理系の方がツブシがきくから理系とか、
理系に進んどけば後で文系に変更しやすい(特に現2年生から
は理系からの文転が困難です)とか安易な選択をせずに、本人
の適性を客観的に判断して、親も相談にのってあげてください。
また、急かせてもいい結果はでません。大切なことですからじ
っくりしかし断続的に話題には出しながら、決定してください。

参考になれば、幸いです。

2011年6月27日月曜日

保護者懇談会(感謝)

志向館では、さる6月25・26日に保護者懇談会を実施しました。お休みのところを、多くの方にご参加いただき、本当にありがとうございました。やはり、保護者の方から直接お子様の様子を聞くと同時に、保護者の方の要望をおききし、これからの塾の指導・運営に反映していきたいと思っています。毎回のことですが、親の子に対する思いを感じる2日間でした。

2011年6月23日木曜日

保護者懇談会

志向館では来る6月25日・26日保護者懇談会を実施します。塾での学習状況をご報告すると同時に、ご家庭での様子をお伺いし、今後の方針を保護者の方とも共有する場です。多くの方にご参加をいただく予定でたいへんありがたいことです。現在、その際の資料作成中で、保護者懇談会終了後にはこのブログでも公開したいと思っております。

2011年6月15日水曜日

体育

志向館予備校では週1回体育を実施しています。やはり、受験も最後は体力勝負。いい汗かいて、健康に過ごして、受験を乗り切ろうというコンセプトです。

今日は卓球。いい天気の中?、体育館でというわけで、いい汗かきました。

2011年6月14日火曜日

6月進研模試について

 先日土曜日に受験生向けの進研マーク模試が実施されました。英語が少し難しかったようですが、数学の点数の目安を載せておきます。この目安は、公式さえ知っていればほぼ解ける問題を合計して、それ以下を国公立黄信号としています。ⅠAで42点、ⅡBで51点以下の場合は早めの対策を打たないと本番でも同様の点数を取る可能性大です。

志向館では、MAX7で徹底的にマーク対策を実施しています。また、夏期講習でもマーク対策の授業で、マーク独特の解法を伝授します。あわせての受講をお勧めします。

2011年6月9日木曜日

英単語帳

志向館では、卒業生に使用した参考書等の寄贈を受けて、本棚に公開し、後輩に役立ててもらっている。先日、ようやく整理をしたので、少し気づいたことを。

英語で目立つのは、単語集。それも一人で複数冊ということが多い。学校で買わされるものと、個人で購入したものがあると思われる。

英単語集というのは、古くは旺文社の”赤尾の豆単”、我々の時代には『試験にでる英単語』いわゆる”しけたん”が一世を風靡し、下って旺文社のターゲット、その後、DUOが出た時はこれは”画期的と騒がれたが、最近はすっかり見られなくなり、現在は速読英単語が流行の中心とその時代時代で流行が変わっている。本屋でみれば、数十種類の単語集が並ぶ。うがった見方をすれば、それだけ決定版がないということなのだろう。

大体、大学受験で必要な単語数は(中学の必修単語約1,000語を除けば)、センターレベルで2000語、2次有名私大レベルで、4000語と言われる。で、大体どの単語集も見出し単語で2000語前後なので、どれか1冊を決めて繰り返すのが理想である。

ただ、やはり人によって向き不向きがあるので、自分が長続きするものをチョイスすればよい。ここ数年、何が何でも速読英単語という風潮があったが、やはりこれは自分に合わないと割り切る人も最近は多くなった。因みに、未だに速読英単語は長文と単語を同時にできて、一石二鳥と勘違いしている人もいるようであるが、あくまでも単語集と割り切って使った方が良い。

結局英語を偏差値70くらいまでもっていこうと思ったら、やはり読解力が必要であり、ともかく長文を読む練習を続け、その中で語彙を増やしていくのがベストであろう。それについては、またお話をする予定です。

2011年6月3日金曜日

夢を持てとはいうけれど・・・

志向館の現役部では、今週は、生徒との面談週間です。

その中で、各生徒の進路希望を確認するのですが、1,2年は驚くほど未定の生徒が多い。希望学部すら決めていない。そういう生徒には、あせらず決めるように指導している。そして、大学見学やパンフレット等を見るなど、アンテナを広げるように言っている。

早く目標が設定できれば、それに向かってがんばれる。その効用を否定するつもりはないが、あまり性急に決めても、途中で変わると大きなロスになる。

塾によっては、早くから目標を決めさせて、勉強させるところもあるようである。しかし、早めに目標を定め、早めに授業をたくさん取らせて、たくさんお金を取ろうという魂胆がみえみえで・・・
大体、社会の傍流の塾講師(あっ、もちろん私も含みます)に人生を語られても・・・ましてや、大学出て数年の若造に人生語らすなと言いたい。

保護者の方にはぜひ、子どもの進路に積極的に関わって、子どもが正しい進路を決めれるように、いろいろな情報を提示して、話をきいてあげてほしい。

模試を見直す

志向館予備校で5月に実施された全統マーク模試が戻ってきたので、面談をしながら返却しています。


さて、全統模試は模試の返却の際に、成績表とともに右のような小冊子を配布します。ほとんとの受験生にとってはまともに中身を見ないようですが、これが、なかなか良くできていて、各問の正答率が書かれていて、もう一度復習するにはちょうど良い。また、各科目の学習アドバイスも的を得ており、この通りすれば、本当に成績が上がるのに・・・

今回はその中から英語の筆記の学習アドバイスを引用しておきます。「文法・語法問題」のいわゆる四択問題は夏休みに入る前までに、1000題ぐらいは解いておくこと。なにせ、ここは差のつくところなのである。・・・「語句整序問題」も同様にして200題はやってほしい。ここも得点差が大きく開くところだからである。・・・

文法語法問題については学校で使用している『NextStage』または『Vintage』または『UpGrade』が1000題強あってちょうどいい。語句整序問題については少し難しいかもしれないが、昔からこれがよく使われる。

http://www.kirihara.co.jp/detail/9784342756412.html

結局、文法・語法、整序問題が早く解ければ、センター英語の大半を占める読解問題に十分時間をかけれるというわけである。

ところで、受験生にとってはこれからは毎月のように模試があるわけですが、結果に一喜一憂するのではなく、自分の弱点としっかり向き合って、模試の復習はもちろんのこと、その後の弱点克服につなげて言って欲しい。

2011年6月1日水曜日

学校と塾の両立

テスト実施中
現在、志向館では学力判定テスト実施中です。現在の学力を把握し、今後の進路面談の参考にします。

また、テストの合間をぬって、面談もします。
3年生は、志望校の確認をし、現在の学習状況を聞きながら、その問題点を指摘しながら、今後の学習方法を具体的に提示します。
1,2年は、学校の勉強の仕方を提示しながら、定期テストでの得点アップを目指します。また、進路の決定も促します。

その中で、気になった話があったので。
ある生徒(3年生ではない)のクラスの子で、某○○予備校に通っているそうで、学校の授業をきかないで、予備校の勉強だけをしていれば、大丈夫と予備校で言われたそうで、実際その子は、学校の勉強をほとんどしないので、定期テストはまったく点数をとれない、次の進研模試でとれればいいと言っていたとか。

伝聞なので、真実かどうかはわかりませんが、今でもそんなことを言っている予備校・塾があったとしたら、無責任きわまりない。言うまでもなく、学校の勉強の延長上に大学入試があるのであって、予備校・塾はその補完にすぎない。大体が学校の授業時間数を考えれば、塾がそれに追いつけるわけがないではないですか。(もっとも学校の授業時間数に匹敵する授業を予備校で受講させて、暴利をむさぼるつもりなら、もっともらしいこと言うなといいたい)

予備校の授業だけやっていれば大丈夫という担当の人がいたら、その人は本当に学校で使っている教材や授業の内容を調べているのだろうか。その上で言うのなら、その人はよほどの無知か、利益のためにうそをついているとしか思えない。そんなもののために莫大なお金を払わされている保護者に同情します。

志向館では、日ごろから学校の学習内容を確認しながら、塾の指導内容も見直しをしています。日ごろから思うのは、学校で与えられた教材をしっかり使いこなせれば、塾など不要になるなと言うことです。やはり、高校でも学校専用教材は秀逸なのです。(一部市販の教材もありますが)だからこそ、塾はその教材をしっかり生徒にさせて、定着させることに専念することが、生徒にとっても一番効果があがるのです。

2011年5月28日土曜日

学校の宿題

いまさらながらという話なのですが・・・
先日、中学生のテスト対策をしていたところ、学校の数学のワークをあまりしていないので生徒にきいたところ、学校の宿題になっていないからしていないという・・・
先生によってはさもありなん。とも思って、他の中学校の生徒にきいても宿題になっていないという。どうやら、最近の中学校では数学のワークは宿題になっていないらしい。

もしもそれが真実なら、そりゃ数学のワークはしないだろう。で、練習不足だから当然数学のテストができるわけもない。それで、あわてて塾を探し出して、高いお金を払う。で、塾で何をするかと言えば、結局学校のワークと同様な教材を使って練習する。少し強制力があるから、仕方なくやるから、少しは学校のテストで結果は出る。で、塾に感謝して、何の疑問も抱かず高い授業料を払い続ける。

でも少し待ってください。通塾の前に、学校の教材をきちんとやっているか、確認してください。まずはそこからです。それが、ちゃんとできるようなら、問題はありません。それでも、成績が上がらないというなら、もしくは自分ではどうしてもやる気が起きないというのなら、どうぞ志向館でも相談に乗ります。

もう一つ、一部の塾では、学校の教材より塾の教材をおすすめしているようであるが、無責任極まりないことである。私のこれまでの経験からすると、残念ながら、市販の教材よりも塾向けの教材よりも、学校の教材の方が優れている。やはり、固定部数売れる本だけに力の入れ具合が違う。そして安価である。これは誰が何と言おうと真実である。

その優れた教材をやらずして、一体何をするのですか?

高校受検の小論文

石川県の高校受検から小論文がなくなるらしい。

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20110527101.htm

個人的には賛成です。本来小論文などというのは、いろいろな文章に触れ、そして幅広い教養を身につけてこその小論文です。たかだか、小中9年間の知識で何が書けるか。どうせ、薄っぺらな内容を、たどたどしい文章でつづるだけのこと。まあ、せいぜい、塾で形ばかりの対策をして、いかにも借り物の文章を綴るだけのこと。(大体、どこの塾でも間際になって、親からの要望で小論文の対策をお飾り程度して、いい小論文なんて書けるわけない)

私はこれまで小論文どうしましょう?という親に対しては、どうせみんなへたくそなんだから、差はつかないと言ってきました。

そりゃ、読むほう(高校の先生)もいやになるでしょうし、そんなものが選抜の参考にはならないと思うのも無理はないかな。

で、5教科の中で、考え方を問う問題を今年から増やし、来年もその方向で対応していくとのこと。そもそも、ペーパーテストで思考力を問うことがナンセンスなのであって、この際知識偏重でいいじゃないですか。あとは、高校3年間で思考力を養う教育をしていけばいいだけのことでは?知識なくして、思考力もくそもない。

しかも、大学入試はどうみても知識重視。高校入試だけ思考力云々言っても意味ないのでは?

2011年5月24日火曜日

勉強ごっこ

食事をするテーブルです。椅子はおそらく志向館で一番
高級かも。真ん中にのっているのは「自習禁止」という立て
札。後ろに見えるのは、昔の銀行の名残りで大型金庫。
志向館城北校では、各教室および食事をするテーブルでの自習を禁止している。自習室で勉強しなさいと指導している。それは、一人で教室を使うことによるエネルギーの無駄遣いというセコイ話ではなく(昨今の情勢ならセコイとはいえないかも)、教室でしかも複数人で勉強していても結局半分以上はしゃべってしまう。あるいは食事のテーブルで勉強していても、入れ替わり立ち代り人がやってきて、やはりしゃべってしまう。そんな無駄な時間を過ごすくらいなら帰宅して寝た方がましである。

いや私は違うと言う人もこれまで多数いたが、ほとんど例外なく受験に失敗している。大体勉強の環境にとやかく言う輩は、勉強しないのを環境のせいにしているのである。本当に勉強する人は、いつどんな状態であっても勉強するものである。

教室で勉強するというのは学校でよくしているようで、それこそ友達どうしで和気藹々、時にはお菓子まで広げて勉強しているという。そんなのは勉強と言わない、「勉強ごっこ」だよと、この10年来指導してきたのであるが、毎年なかなかわかってはくれないようである。友達どうしで教えあっているとも言う人がいる。しかし、言うちゃ悪いが、できないものどうしで教えあっていても(傷のなめあい?)、少しも進歩はないのである。わからないなら、ちゃんと先生に聞けばいいことである。

ところで、昨日星稜高校の1年が学校からもらってくるプリントのなかに、こんなのがありました。
放課後の学習についてのプリントで、①自分の教室で勉強する、②お菓子等飲食禁止、③私語の禁止など書かれていました。なんだちゃんと学校はわかっているじゃん。わかってないのは生徒ばかり。しっかりせいよ、星稜生。

2011年5月21日土曜日

睡眠不足は受験生の敵である

高校3年生は最後の総体に向けて、部活動もピークを迎えているようです。塾へ来ても、疲れ気味のようです。

総体が終わったらいよいよ本格的に受験勉強をという人も多いと思います。そこで、一言。
部活動が終わったなら、放課後の時間を有効に使って欲しい。そして、夜はその日のうちに寝ることです。寝不足で、学校の授業を聞いていても頭に入るわけがない。そしてわからないから、また復習に時間がかかり、真夜中まで勉強をせざるを得なくなる。そして寝不足になるという悪循環。

受験は長丁場です。寝不足が続けば、四六時中ボーとして、学校が休みともなれば、「寝だめ」と称して昼過ぎまで寝るという、無駄な時間を過ごしてしまう。そして、体調も崩しやすく、すぐ風邪をひいて、これまた無駄な時間を過ごしてしまう。

それでも、ぼくはやはり夜しか集中できないと言う人もいる。しかし、それは思い込みで、夜は時間の経過が早く感じるため、勉強したなあと勘違いしているだけのこと。百歩譲ってそうだとしても、入試は日中に実施される。夜しか集中できなかったら困るのでは、なおさら改善しなくちゃならないのでは?

受験に成功している人は、やはり規則正しい生活を送り、睡眠時間も確保している人です。
最後にもう一度。

受験の成功は
睡眠時間をいかに削るかではなく、
いかに睡眠時間を確保するかである。

2011年5月20日金曜日

定期テストが終わって

一部の高校では第1回の定期テストが終わったところである。3年生のこの時期にはいつも言っていることであるが、そろそろ一夜漬けやめませんか?

寝不足の状態でテストに臨んでいい結果が出るわけがない。そんなこと言っても、時間がないし・・・と言う人もいる。しかし、そんな人に限って、午前でテストが終わって、まず家に帰って寝てから勉強と言う人も少なくない。それなら日中のうちに勉強して早く寝るのいいに決まっている。これまでの2年間を振り返って、一夜漬けでちゃんと点数とれていましたか?もう一度反省してみてください。

大体、これから模試になって一夜漬けできるわけはなかろう。中には、模試の前日に「先生、今日何の勉強したら効果的かな?」ときいてくる生徒もいる。そんな生徒には「今日は普通に早く寝て、明日に備えろ」と答えることにしている。

1,2年生は今のうちから、一夜漬けの負のスパイラルから抜け出すことをおすすめしたい。やはり1週間前から、前日にあわてなくてすむように準備してほしい。もっとも、テスト1週間前にもかかわらず、自主練という名の強制部活をやっている人には同情するとともに、させている顧問(コーチ?)の無神経さに疑問を呈するが・・・

2011年5月19日木曜日

『努力は実る!驚異の北予備メソッド』

北九州予備校という予備校がある。九州地方ではいわゆる三大予備校の進出にも立ち向かい、国公立医学部245名という驚異の実績を出した。この予備校のメソッドを紹介した本であるが、わが志向館の予備校生にも参考になる部分も多々あったので、これから少しずつ紹介していこうと思う。

大学だけが人生ではない。という人もいる。それはある意味真実ではあるが、ブランド大学がその後の人生において意義があるという側面もまた否定は出来ない。

それなら自分に限界を設けず、可能性の高い方に向けて勉強した方がいいに決まっている。

2011年5月16日月曜日

成績が上がればお友達へ

昨日、お昼に金沢市内の某うどん屋に行ったときのこと。各テーブルに右のようなものが置いてあったので、写メしてきました。下の方の「おいしかったらお友達へ、ご意見・ご感想は”はなまる”へ」のキャッチが妙に気になって・・・

塾に当てはめれば、「成績が上がればお友達へ、ご意見・ご要望は志向館へ」って感じかな?

うどん屋といっしょにするなと言われそうですが、件の某うどん屋、最近金沢で急展開しているので、学ぶべきところは学ぼうと思いまして・・・

2011年5月14日土曜日

遠足へ行ってきました

昨日、志向館予備校、毎年恒例の遠足へ城北校、寺町校合同で行ってきました。今年は、雨の心配もあって、場所を変えてキゴ山へ行きました。ところが天気にも恵まれ、陽を浴びて、少し疲れました。
ここから、歩いて銀河の里へ行って、プラネタリウムを鑑賞しました

バーベキュー、今年は焼きソバもあって、少し、食べ過ぎました・・・
予備校が始まって、ちょうど1ヵ月、少し煮詰まってきたところで、いいリフレッシュになりました。さて、来週からまたがんばろう。

2011年5月12日木曜日

たかが学歴されど・・・

本日の新聞で、某雑誌の広告の見出しに、今「話題」のユッケの食中毒事件の焼肉店社長が挙げられており、その中に「大学は偏差値35」というのがあった。会社がうまくいっているときは、別に大学なんて言われないのに、何かあったら余計なところにつっこみをいれてしまうマスコミもマスコミとは思う。

しかし、学歴と言うのもバカにはならないもので、いつまでもつきまとうものだなあとも思う。

ただ、雑誌の言う「偏差値35の大学」は近年難化して、35ということはないのであるが、そういう意味ではこの記事のライターは勉強不足かな?

2011年5月10日火曜日

『反貧困の勉強法』より(その5)

秀才には、学校の先生の言うとおりに勉強して、成功する「学校秀才」と学校の先生の言うことをある程度無視して、自分なりに入試過去問を研究して成功する「受験秀才」とに分類される。これまでの、日本社会つまり終身雇用制、年功序列型社会であれば、前者でよかったのであろう。ところが、低成長時代に入って、数々の困難に立ち向かわざるをえない社会にあっては、後者でないと、世の中にでてから困ることになるであろう。

とは言うものの、予備校の立場からすれば、先生の言うことを聞いてくれる「学校秀才」の方が扱いやすいし、成功もしやすいとは思うのであるが・・・

2011年5月7日土曜日

仙台に行ってきました

杜の都仙台にふさわしい青葉通り
連休中に個人的な用事があって、仙台に行ってきました。あの震災から2ヶ月、どうなっているのか心配していましたが、仙台駅に降り立って、駅の建物の外壁の一部が覆われている以外は普通。人も普通に歩いているし、バスもタクシーも地下鉄も普通に動いているし、コンビニもスーパーも品薄ということもなく、普通に物が買えた。

もっとも、これは仙台中心部の話であって、少し郊外へ行けば、地盤の関係か道路も建物も地震の爪あとが見られた。

仙台名物牛タン、肉厚で美味
テレビをみていると、ひどい場所ばかり報道されているので、来てみて拍子抜け(不適切な表現かもしれないが)でした。なんというか、普通じゃ報道にならないのでしょうが、もっと普通に人々が生活していることも強調して、県外からも安心して観光にきてもらうような報道ができないのだろうか?とふと思った。

何はともあれ、普通に生活できることのありがたみが、現地の人ほどではないにしても、少しわかった仙台行きでした。ボランティア、募金も大切でしょうが、何より、日本国中の人が、普通に生産し消費することができれば、必ず日本は再生できるのではないでしょうか。
東北大学川内キャンパス

そのためにも明日からまた普通に生活するぞ。

2011年4月30日土曜日

数学の受験用問題集

 先日、二水の生徒を久しぶりに指導していたら、現在3年生はニューグローバルを学校の授業で使っているとのこと。

そういえば、これは他でも使っていて、↓
2010年12月14日の記事

桜丘では2年のうちに、解説まで配布して、わずか4ヵ月で終わったことになっている。で、現在の3年生は、次の受験用問題集に入っている。ところが、前の問題集のニューグローバルを、おそらく殆どの生徒は宿題はやっていると思われるが、
余りの多さに、半分ぐらいの生徒は解説を写しただけで終わってしまう。その状態で次の問題集へ行っても、「わからない」を連発するのも無理はない。

それなら、二水のように1年かけてやるほうが良いように思える。昨年から教育方針が変わってとやかく言われているようだが、殊、数学に関してはいい方向だとは思う。


桜丘3年文系が使っている問題集、
生徒に購入させる数学の受験用
の問題集の冊数は桜丘が県内一?
 さて、前の記事でも言っていることであるが、もう一度問題集に取り組む姿勢を
①自力で解くもしくは巻末のヒントをみて解く(学校の授業で解説してくれる場合は、自力で解けた問題でも授業でよく聞いて自分の解き方でいいのか別解等ないのか、確認をすること)
②参考書等で類題を調べて解く
③人に聞く(ただし、できうる限り学校の先生もしくは塾で学生ではない講師にきく、友達や大学生にきくのは時として我流の解き方もあり、参考にならない場合もある)
④解説をみる(ただし、この場合も写すのでなく、よく読んで理解して最後の計算は自分ですること)
②~④の問題については、問題集にチェックしておいて、後で必ずやり直す。

これだけのことができれば、確実に数学は得点アップします。
問題集すべてにおいて、①、②で完結できる人は、数学に関しては通塾の必要性はないかもしれません。

志向館では③④について、ベテラン講師が徹底的にサポートします。

けど、そんなことしてたら時間がかかってしゃあないとぼやく生徒もいます。

しかし、時間をかけずして、苦手な数学を克服できるはずはないのです。

ましてや、半眠り状態で映像授業をみて、質問の対応は学生ばかりのような塾では、苦手な数学の克服など夢のまた夢・・・

2011年4月28日木曜日

でかっ

左が普通のMONO
今日、予備校生が近くの本屋で消しゴムを買ったら、くじ引きでどでかMONOが当たったそうな。

あまりのでかさに「使えねえ」とぼやいていました。

国立の2次試験で使ったら、絶対周囲は動揺するに違いない。ライバルを蹴散らすチャンス。(なんてセコイ考え?)

まあ妙に盛り上がった一瞬でした。

2011年4月27日水曜日

2010年度入試総括

 昨年度入試の総括が、各予備校で出されているようである。それを見ると、志向館という狭い範囲で感じていたことが、そのまま全国の傾向でもあったことが裏付けられた。

まずは、一昨年から続いている地元志向に拍車がかかり、地元国立、公立はもとより、地元の私立もかなりの受験者数を集めている。また、それに反比例して都市部の私立とくに関西方面の私立大はたとえ有名私立でも穴になることがあった。

個人的には、地元の私立大がもっと人を集めて、教育環境が人的にもハード面でも充実していくことはいいことだと思う。暴論であるが、そしてもっと間口を広げて、地元の大学進学率をもっともっと上げればいいのでは?どうせ、不景気なのだから、就職時期をもっと遅らせればより都合がよいのでは?もっと言わせてもらえば、人が集まれば、大学の奨学金制度も充実するし、人が集まると言うことは大学のレベルも上がり、わざわざ都会まで出なくても地元の大学へ行こうとするし、それによって地元の経済も活性化しと良いことづくめだとは思うのだが・・・

次に、根強い資格志向が昨年度も続いていた。特に看護系の人気は相変わらずで、地元の看護系大学はもちろん、専門学校もかなり難しかったようである。また、6年制以来、一時敬遠されていた薬学部が持ち直してきたことも昨年度の特徴である。

さて今年度はどうなるのだろうか?

2011年4月23日土曜日

2週間無料体験最終週へ

このたびの、志向館の新学期応援キャンペーン~2週間無料体験&豪華景品プレゼント~には、連日、多くの方に来館していただき感謝しております。

まだ、来週までは2週間無料体験受付中です。新学期に入って、塾を検討されている方はぜひこの機会に、無料体験されてみてはいかがでしょう。

また、館生にもお友達紹介キャンペーンを毎日のように案内しています。口の悪い生徒の中には「いつも友達紹介ばかり言って、塾に人来ないの?」なんて言う人もいますが、いえいえ、たくさん来てクラスを増設しなくてはと悩んでいるところです。

いつも、しつこく友達紹介って言っているのは、無理やり友達を引っ張るのではなく、お友達の中でたまたま塾を探している子がいたら、「あっそういえば、志向館で友達紹介キャンペーンやってたっけ」と思い出して欲しいからです。

みなさまのお友達には、高額な授業料を一括して徴収するような塾、中学生がメインで高校生は大学生しか対応していないような塾には行って欲しくはないのです。志向館は良心的な学費で、客観的にみて(私以外は)、自分を犠牲にしてでも生徒のために汗するスタッフがお待ちしております。どうぞ安心して志向館を勧めてください。

2011年4月22日金曜日

数学の教科書傍用問題集

今年も1年生に数学の教科書傍用問題集が配布された。一時は、毎年のように変わっていた問題集であるが、ここ数年は安定している。星稜はサクシード、桜丘はアドバンスで、これで、3学年が同一の問題集になった。

ただ、解説の配布は、星稜はなし。桜丘はあり。と対応は分かれている。

この解説の配布は悩ましいところで、それが生徒のためになるかどうか、難しいところではある。(たぶん学校の先生も迷っているのでは?)自分の力で解くのが理想であるが、解説がないと自学自習ができないし、効率的でないともいわれる。かといって、解説を配布してしまえば、宿題にしても解説を写すだけという人も少なくはない。

塾によっては、学校の意向も学習効果も無視して、一律に解説をコピーして配布しているところもあるようだが、志向館では、個々の学習到達段階を考えながら、配布を考え、基本は個々の質問で対応するようにしている。

以前にも書いたと思うが、1~2年で数学が得意になりたいのなら、この問題集をしっかりやりこむことである。1に自力で解く、それがだめなら2は参考書、教科書を調べてでも解く。それでもだめなら3に人に(できれば、学校の先生または塾のベテランの先生にきくのがよい、友達や大学生だとどうしても解法が我流になりがちである。その意味では、金沢大学の学生のみで質問に対応しているような塾は塾としては体を成してはいない。)そして、最終最悪手段として解説を見るのである。(もちろん解説をみた問題はしっかりチェックしておいて、時をおいてやり直す必要があります)

最終手段を最初から与えるような塾もやはり高校生の塾としてはどうだろうとは思う。

2011年4月19日火曜日

『反貧困の勉強法』より(その4)

これは予備校生というより、高校生に伝えたいのであるが、
定期テストはとれても実力テスト、つまり、1,2年で言えば、進研模試、3年で言えば外部模試の点が取れないと言う人は少なくない。(もちろん、その逆もいますが)
こういう人は、最終的には入試でも失敗しやすい人です。
なぜ、そうなるのか?これは定期テストを一夜漬けで乗り切るからです。そして、テストが終わったらもう知らんぷり。復習しない。これでは、応用がつかないし、範囲が広い(もしくはない)模試では得点できるわけもないのです。

それを打破するためには、日ごろの勉強に対する取り組みから変える必要があります。たとえば、学校でやっている英語の単語テスト。その日になって、勢いで何十個覚えて、ようやく合格点だけとって、あとは忘れていく。これじゃ、身に付かないし、労力の無駄というもの。どうせやるなら、少したって復習して、定着させていく。そして、もう少したったらまた復習。と繰り返さないとものにはならない。

その場しのぎの勉強では入試は突破できないし、それは社会に出ても同じことだろう。

2011年4月16日土曜日

2週間無料体験実施中!

現在、志向館では2週間無料体験を実施中です。
城北校でも、毎日のように問い合わせをいただいております。ありがたいことです。やはり新学期、心機一転勉強しようという意欲にわいているのでしょう。
さて、塾へ通う意義について私個人の意見は以前述べたとおりです。↓

塾へ通う意義

また、館生にも、お友達紹介キャンペーンを案内しております。生徒にとっては、また宣伝ですか?って顔をされることもあるのですが、これも、みなさんのお知り合いにはまともな塾へいってほしいからこそ案内しているのです。こういっちゃ何ですが、やはりこの業界にはいまだに、高額なお金をとるだけとって、あとは知らんふり。ってところがあるようです。(かつての教材屋さん、今なら映像だけ見せて高額な授業料をとるところでしょうか)

手前味噌ですが、私どもの志向館は、時として自らを犠牲にしてでも、熱心に生徒を指導する先生しかおりません。また、城北校では、星稜高校、桜丘高校を中心に本当の学校対応の授業をすすめていっております。単に、授業の順番だけ変えて、学校対応をうたっているのではなく、その高校のレベルをも熟知した先生だからこそできる授業です。

ぜひ、無料体験で実感していただき、塾の選択肢の一つに加えていただきたいと思います。

星稜高校、桜丘高校なら、安心して志向館城北校にお任せください。

『反貧困の勉強法』より(その3)

少し長いが引用させていただくと「かつて、日本人は世界一賢いといわれたのは、受験競争があったからだと私は思っている。少なくとも、受験競争があったおかげで日本人の学力レベルは支えられてきた。それがなくなったとたん、日本人の「バカ化」が、雪崩を打つように起こってしまった。ろくに勉強もせずAO入試や推薦入試で大学生になる人や、名前を書くだけで合格するような大学に入る人は、そうでなくても、すでにアジアで最低レベルになった学力のさらに「下半分」の人たちである。効率的に勉強するノウハウを身につけていないから、社会に出て必要とされるいい意味での「要領のよさ」もなければ、競争をろくに経験していないから、「負けん気」や「リベンジ」にも欠けている。現在のような競争社会では、残念ながら、こういう人たちは必要とされない。職業の選択肢は非常に狭くなるし、・・・中略・・・成功したいと思うなら、あるいは貧困に陥りたくないと思うなら、若いうちからきちんと勉強し、競争を経験しておかなければならないのだ」

これが、この本の主題であり、この著者の思想であるようです。ずいぶんと極端な物言いだとは思うのですが、著者は、灘から東大という超エリートの道を歩み、学歴の正の部分をいやというほど味わった方なんでしょう。

ただ、私の乏しい経験をもってしても、同感です。勉強以外で勝負するものがない人は、勉強しなくちゃしゃーない。ましてや、1年の猶予を親のおかげでもらっている予備校生ならなおさらでしょう。さあー学歴社会の大海原に出帆だ。

2011年4月15日金曜日

『反貧困の勉強法』より(その2)

前回に続き、『反貧困の勉強法』の紹介を。
「まともな入試合格者は2割の現実」2割の根拠は、現在AO・推薦入試、および系列校からの入学を合わせれば5割、残りの5割のうち、6割は実質無試験。従って、残りは全体の2割というわけである。で、現在大学入学者は約60万人で、その2割の12万人は、旧帝大で2万人、早慶MARCHで5万人、あとは旧国立大学や医学・看護系の大学であるという。

まあそこまで決めつけれるかは、疑問であるが、確かに私立を中心にその傾向はある。
これでは、「高等教育」とは名ばかりと言わざるを得ない。

この本の紹介はまだまだ続きます。

2011年4月14日木曜日

大学説明会

金沢工業大学
昨日4月13日、金沢駅のもてなしドームで、大学新聞社主催の大学説明会に行ってきました。この時期に大学説明会なんて早すぎとも思いましたが、意外と多数の高校生でにぎわっていました。(ただ、あとで塾生にきくと、どうやら図書カードがもらえたとのこと)

さて、今回私が行ってきたのは、2つ確認したいことがあったからです。
1つは、関西方面の私立の入試状況です。これについては、日ごろからつきあいのある大阪にある私立大学の担当者にきくことができました。いわゆる関関同立といわれる有名私立、今年は入りやすかった感触があったのであるが、案の定、中国・四国地方の受験生が少なかったということで、競争緩和された模様。
2つ目は、石川県の私立大学の入試状況。今年は、金沢工大が難化、星稜大学が昨年に引き続き難しかった感触であったが、やはり、両大学とも就職実績が良いという評判が定着して、受験者数も着実に伸ばし、学科によっては倍率2倍を超えるところもあったとか・・・

今年の入試状況で感じていたことが、担当者に直接きいて確認できたと言う点で、行って良かった説明会でした。

ロッカーが入りました

志向館城北校にもロッカーが設置されました。予備校生向けです。予備校生は朝9時に登校し、1日の大半を志向館で過ごすので、勉強道具がはんぱでなく、それを持ち歩くことはあまり効率のいい話でないようで、それで勉強道具を置いていくロッカーなわけです。色も青色は好評で、しかもふたも閉まり(鍵も)、多少くちゃくちゃにしてても、外からはわからないというメリットも・・・
予備校生の勉強環境も着々整ってきました。
さあ、あとは勉強するのみだ。

2011年4月12日火曜日

予備校授業開始

 昨日より、予備校の授業が始まり、朝のHRも再開されました。私の今日の話は、本の紹介でした。

和田秀樹著『反貧困の勉強法」です。和田秀樹の著作は以前も紹介したのですが、その本の中にあげられていた本です。

その中の一節で、「中堅以下は大学でない時代に」という表題で、私立大学が無秩序な拡大政策をしたことにより、名前を書けば合格できる大学が増える一方で、早稲田、慶應あたりは相変わらず優秀な学生を集めていることが述べられている。確かに今年の入試を見れば、かつての有名私立大学の易化は目をみはるものがあり、この本に書かれていることが裏づけられることとなった。

「名前をかけば合格できる」大学に入らずに、あえて予備校という苦難の道を選択した人たちにエールを贈りたいと同時に、私自身もその責任の重さに、気を引き締めて生きたいと思う。

なお、来週当たりまで、この本の紹介を続けていきたいと思う。


2011年4月9日土曜日

予備校ガイダンス





本日、志向館予備校で予備校ガイダンスが行われました。いよいよ、来週の月曜日から予備校の授業も始まります。

予備校生たちが、1年後に志望校合格を果たすその日まで、われわれも駆け抜けなければなるまい。と気持ちを新たにした日でした。

私が本日予備校生にお話したのは、今後の心構えとして、


失敗の自覚
~失敗体験に基づく勉強法を改 善せよ ~






時間に厳しく



手続き事をしっかりとできるこ

朝型になろう(睡眠時間の確保)


人の話がきける人になろう。

素直になる
n

目標を持つ(短期目標と長期目
標)


などでした。
成功する予備校生となって欲しいものです。