2011年7月31日日曜日

数学ができるということ その1

今回、夏期講習に際して、志向館生以外の方にも多数受講をいただいております。感謝。

その生徒に今回夏期講習の受講のきっかけをおききしているのですが、やはり多いのが1学期の成績がふるわなかったということ。特に数学がという生徒が多かった。

そこで、どうしたら高校数学ができるようになるのか、私なりの考えを少し述べます。

1,2年生は、まず学校の授業をしっかりきいて、教科傍用問題集で復習。自力で解けなかった問題はチェックしておいて、定期テスト前にやり直す。これだけです。というかこれ以外にありえない。大学受験を考えても、これがベストです。

そして、それが出来ているのなら数学に関しては、塾は不要です。ましてや、塾で学校の予習をする必要もまったくありません。

それでは、志向館はどう関わるかというと、学校の授業をきいてわからないところを、塾でもう一度きいて理解する。それは、決して教え方が塾の方がいいというわけではなく、2回、別の人から教わることによって、理解が深まるのです。で、志向館でも1,2年生の数学の最終目標はやはり、学校の教科傍用問題集(サクシード、アドバンス、4STEP、3TRIAL等)が自力で解けるように導くことなのです。

1,2年生で、いまひとつ数学が振るわないという方、ぜひ志向館へお越しください。数学の成績UPのお手伝いをぜひさせてください。お待ちしております。

2011年7月30日土曜日

国際化

中学校の社会を教えているとき、思い知らされるのであるが、世界地理の内容薄すぎ・・・(何をいまさらという話ではあるが。)当然のこととして、主要な国であっても、その場所すら地図で言えない。

で、高校に入ったら、国際化の一環だとかで、世界史必修で、結局地理をやらずに卒業する高校生が半数以上。それで、国際化云々とは笑止千万。

そこで提言。(もちろん私ごときが提言したところで、どうなるものでもないのであるが・・・)
高校一年で、4単位で、地歴総合という科目をして、世界史も日本史も地理もすればいい。むろん、センター試験でも、文系理系問わず必修とし、文系は後一つ、地歴か公民からもう一つ選択すればいいのでは。しかも1年の間に、地歴の適性もわかるし、一石二鳥。と個人的には思うが・・・

夏期講習Ⅰターム終了

夏期講習Ⅰタームが終わりました。
この時期は、まだ学校の補習があり、みなさん、補習が終わってから、駆けつけて夏期講習という生徒も少なくありませんでした。ごくろうさまでした。

また、学校の宿題もたくさん出ているようで、さらに自習室で宿題をやっていく生徒も多く見られました。夏期講習の内容を学校の宿題でしっかり復習してくれればいいなあと思います。

ところで、生徒づてで聞いた話で、別の塾に通っている生徒が、塾の先生に言われたとかで、学校の補習をさぼっているとのこと。なんと、いまだにそんなことを言う塾の人がいることを聞くにつけ、(個人で言っているのか、塾全体の方針で言っているのかはわからないが・・・)怒りを通り越して、あきれ、悲しい。

そんなことを言っているから、いつまでたっても塾は必要悪のように言われ、学校の先生からも敵対視されるのです。

これまでも繰り返し言っていますが、やはり現役は学校がメインで考えた方が、圧倒的に効率がいいのです。そして、データにしても、一部の人しか受験しないような模試で判断するよりは、学校で受ける受験者数が多い模試のほうが、はるかに精度は高い。

だから、塾は徹底的に学校のサポートに徹すればいいのです。そんな常識が、お金のことばかり考えている塾には見えてこないのでしょう。

2011年7月23日土曜日

爽快

私が定期的に読んでいる塾のブログの中で、こんな記事があったので。

塾の挑戦~学力向上 魔法の杖

ここの塾長先生のご活躍は、ずいぶん前から聞いておりましたし、それほどのキャリアだからこその意見なのでしょう。一つ一つに思わず納得させられます。

お互いの持ち上げ(傷のなめあい)をしているような”トラの威を借るキツネ”では、外からやってきた”ライオン”には勝てないでしょう。こんなことだから、いつまでたっても、お金しか考えていないような塾の一人勝ちという、石川県のいびつな業界は不変なのでしょう。

まあ、かく言う私は、”キツネ”どころか”ネズミ”ぐらいなものですが、(見た目だけはクマですが・・・)小さなネズミだけに自由に動き回り(発言しまくり)、この閉塞的な業界に針の穴ぐらいは開けたいと思います。

2011年7月22日金曜日

来週から夏期講習

ついに、来週から夏期講習。おかげさまで、多くの方にお申込いただきありがとうございました。すでに定員に達したクラスもあり、残念ながらお断りすることもありました。
もちろん、クラスによっては若干空きがある場合もありますので、どうぞお問い合わせください。

充実した講習になるように、環境整備に気を配り、また体調にも気をつけたいと思っております。
今回は初の試みとして、講習期間中は朝7時半に開館します。朝から来て、学校の課題もして、その後講習も受けてと、各学年とも充実した夏休みを送って欲しいと思っております。

しばらく忙しくなりそうで、本ブログの更新頻度も落ちるかもしれませんが、時間があれば夏期講習の様子もお伝えできればと思っております。

2011年7月18日月曜日

何の花?

さて、これは何という花でしょう?





























いうまでもなく、なでしこです。(わざとらしすぎましたね)

なでしこJAPAN 優勝おめでとうございます。

これまで見向きもされなかった(というかマスコミの取り扱いがすくなかったというべきか)、女子サッカーでしたが、決勝トーナメントに進んだ当たりから騒がれ始め、にわかサッカーファンが日本各地で増殖。

私はにわかサッカーファンにはなりきれませんから、そんなに大騒ぎはしませんが、不可能と思われたことを可能にした「なでしこJAPAN」、模試でE判定がついた受験生には大いに勇気を与えたことでしょう。

ところで、今回ベスト4に残った、日本以外の3カ国フランス、アメリカ、スウェーデンは、男女平等の国としても有名な国、そんな中で勝ち上がった日本、もしかしたら言われているほど、日本も男女不平等ではないのかも。はたまた、これからの男女平等に向けた動きを暗示しているのかもしれません。

2011年7月16日土曜日

いしかわの受験広場

いしかわの受験広場にわれらが麻里子先生が登場しているじゃないですか!

そんなこと志向館できいてないよというのは内緒です。


それは置いといて、受験生や保護者の方にはどんどんご相談をお待ちしております。見た目のまま優しく返信してくれるはずです。

さて、その中で、石田屋の「志望校突破のための健康管理のススメ」の記事が秀逸でした。さすが、睡眠のプロフェッショナル。同様に、高校合格NAVIの中で志工房の先生も言っておられました。やはり、まずは睡眠から、そして、生活リズムを整えることが、成績UPにもつながるのです。


あとの高校合格NAVIは、やたら平均点が下がった、記述が増えて難しくなるたら、不安をあおるようなことばかりで、少し閉口。別に難しくなってもやることやっていれば、合格するわけで・・・大体が、2倍に満たない競争率の試験ですから、落とすための試験ではなく、合格させるための試験なのです。


やたら、不安をあおって、まるで霊感商法のように、たいした教務力もないのに(営業力だけはあるが)、学校を無視するかのような指導をし、多額のお金を要求するような塾など(あっもちろん、さきほどの高校合格NAVIに出てくる塾のことではないですよ)行かなくても、3年間学校で渡されるワークをしっかり解いて、3年生になれば、これまた学校で販売される、厚物と公立高校入試の問題集をやりさえすれば、県内のどこの高校でも合格できます。(まあ附属の一般入試は少しだけ別に対策が必要でしょうが・・・)


そして、どうして中学校の先生も自信をもってそう指導しないのだろうか?


偉そうに言うお前はどうだと言われそうですが、私はたいした教務力もないですから、(よく生徒から「先生の説明きいてわからなくなった」と言われますから・・・涙)謙虚に学校の勉強のサポートに徹しているわけです。







2011年7月15日金曜日

夏休みは受験生の天王山?

大山崎のHPより拝借
山崎の戦いの絵図だそうです
「天王山」とは言うまでもなく、京都府の地名でして、この地で1582年羽柴秀吉が明智光秀を討ち、織田信長の後継者としての一歩を踏み出した地であり、その後の秀吉の検地、刀狩といった兵農分離政策が中世から近世への画期と考えるのであれば、確かに「天下分け目の戦い」であったといえようか。(少し、史学科卒をアピールしちゃいました。)

で、翻って受験ということで考えると、半年後の受験の成否を決めるといえるかというと、それは少し疑問。とても「天下分け目」とはいえない。やはり、所詮は塾の宣伝文句に過ぎない。

ただ、学校のない夏休みは、どうしても生活リズムが崩れがちで、家にいても勉強にならない人が多い。そこで、塾の夏期講習もとりながら、その前後で自習室も利用して、学校の課題をしっかり終わらせ、自分の勉強もするというのが、一番充実した夏休みが送れるのではないでしょうか。

どこかの塾のように、夏休みが天王山と言う言葉にだまされ、とても消化しきれないような夏期講習を取らされ、莫大なお金を払わされることのないように。

最後に、夏休みは学校がないということで、学習が停滞すると言う意味では、名神高速で渋滞で有名な天王山トンネルと通じ、やはり夏休みは天王山といえるかもしれませんね。

2011年7月13日水曜日

夏期講習

志向館では7月26日から夏期講習が始まります。現在、館生も新規講習生も多数のお申込をいただいており、このままだと定員に達し、場合によってはクラス増設も必要かとも思っているところです。

夏期講習の詳細についてはこちらにゆずるとして

ところで、中には学校の課題が多くて夏期講習を受講できないという人もいます。それはもっともです。学校の課題は1学期の学習内容の復習が中心ですから、それはしっかりやればいいと思います。けど、単に学校の課題を「こなす」だけでは、テストは乗り切れないのです。

1学期の復習をもう一度塾で講義をきき、深く理解したうえで、学校の課題にも取り組めば、効果は倍増、テストの結果も良好でしょう。大体が、自分一人で家にひきこもり、一人でずっと勉強なんてできるわけはないのです。学校の補習、塾での講習等、メリハリをつけながら、1日を乗り切るのが、一番効率がいいのです。

塾の平常授業では、どうしても週1回の授業となり、知識も断片的になりがちです。その断片を、夏休み中に4日連続で授業をすることによって、有機的に結びつけ、さらに応用していくのいうのが、夏期講習の目的なのです。

クラスによっては定員あとわずかなクラスもありますが、夏期講習申込がまだの人は早めに申し込んでください。

2011年7月12日火曜日

学校と塾

先日、予備校の関係で某高校に挨拶へ行く機会があり、進路の担当の先生とお話をする機会がありました。そのなかで、先生は、某塾の高校の指導を無視した教育方針に懸念を示されておりました。その塾は、中学時から学校の進度を無視した指導をすることでも有名ですから、高校になってもさもありなんといいたところでしょうか。

しかし、私は本ブログでも繰り返し言っているように、高校生は、学校での学習時間が圧倒的に長いのですから、学校の先生、教材にしっかりついていくことを考えた方が、志望校合格への近道なのです。そこらへんのことが、金のことしか考えていない塾は理解できないのです。(嘆かわしい・・・)

志向館では一貫して、高校のサポート役に徹し、高校生にダブルスタンダードを押し付けない、余計な負担をかけないような教育方針です。そして、今さらに高校に完全対応すべく準備中です。他の塾には真似のできない、高校生専門塾だからこそ、そして県内資本の志向館だからこそできることを、構想中です。乞うご期待を。

2011年7月9日土曜日

『偏差値29からの東大合格』

『偏差値29からの東大合格』(中央公論新社,杉山奈津子)
ネットでたまたまこの人の記事を読み、書店で探して買った本です。

「偏差値29からの」というのが、いかにも受験生の心をひきつけそうです。文中にもありますように、偏差値29と言う数字は、理論上は偏差値71と同じ確率で現れるはずですが、やはり29の方があまりお見かけしない。ただ、この数字はいわくつきで、あくまでも東大即応オープン受けた人の中での偏差値で、ちょっと詐欺っぽい。

また、本人は自覚しているのかわからないが、「勉強ギライの著者」とは言っているが、かなり頭がいいと思われる勉強法もちらほら、一般の受験生には通用しない内容もある。

ただ、書かれている内容は、受験に対する姿勢、勉強の方法論、誰かの受け売りらしい話やも含め、参考になるものも多く、高校1、2年で勉強に迷ったら読まれたらいかかでしょうか。

それにしても、やはり東大という名でないと、商業ベースに乗らないのでしょう。
『偏差値50からの金大合格』じゃ売れないでしょうね。でもここ金沢ではそれの方が現実的で、役立つとは思うのだが・・・


今度、このブログで書いてみようかな。

2011年7月8日金曜日

夏休みの過ごし方(受験生編)

夏休みの過ごし方
前回の続きで↑受験生向け保護者の方に話した内容です。


・“受験生にとっては夏休みが勝負”というのは予備校の宣伝文句ですが、重要なことは、学校のない長期休暇で、いかに生活リズムを崩さず過ごすかということです。そして、無事夏休みを乗り切れば、本当の勝負は秋以降です。ここで、現役生は伸びるのです。秋以降に伸びるための準備期間といったところが夏休みの位置づけです。

大学受験での成功を考えるなら、断固として朝型です。
「日ごろ寝不足だから学校の休みの日ぐらいはゆっくり寝かせてよ」とか「夜じゃないと勉強が集中できない」などという言葉に親が納得してはいけません。昼前に起きて、“ブランチ”をとって、午後からは暑いから、クーラーの部屋でぼーっとして、気づいたら、夕方。結局夜にならないと勉強を始められない。特に深夜は時間がたつのが早く感じるから、勉強に集中した気になっているだけのこと。大体が、受験は朝からあるのです。頭を朝からピークに持っていかないと成功しないでしょう。夏休みだけではなくて、土日も平日同様に起床して、午前中のうちから勉強できる生活リズムをつくりましょう。そのためには、起床、食事、就寝の時間を固定すること。そして、十分な睡眠時間を確保することです。(その日の内に寝るのがお勧めです。もちろん家庭全体のご協力が必要です。)かつての“四当五落”は少なくとも受験勉強には当たりません。これからの課題は、どうしたら睡眠時間削らずに学習時間を確保できるかです。冷静にお子さんの1日を観察すれば、睡眠時間以外に削る時間は多いはずです。
⇒学校の補習ある日は午後からは志向館の自習室で勉強、そうでない日は、塾の夏期講習に参加して、朝から来て、授業がない時間は学校の宿題をしたらいかがでしょうか。

・さすがに受験生になったら、綿密に学習計画をたててやらなくちゃと思うかもしれません。しかし、小学校以来何度となく、計画を反故にしてきた経験のある人は、やはりこの期に及んでも無理でしょう。そこで、一つ提案。せめて、当面、やるべき内容(問題集)を具体的に書き出し、ただし、いつまで終えるとかノルマをつけない。そして、1日の初め、もしくは前日就寝前に、1日やる内容のチェックリストをつくる。ただし、最初は欲張らないことです。しっかり終えることが自信(自己満足)につながります。これなら、万一やり残しても、次の日に回せばいいだけですから、長続きします。それでも、無理なら、実際やった学習内容を記録しておくだけでも効果はあります。

・例年、「学校の宿題もあるし、自分の勉強もできなくなるから、塾の夏期講習は受けなくていい」と言う人が(少数派ですが)います。それは、親への負担を口実にした、単に怠けたいだけの言葉です。そんな言葉に親が負けてはいけません。まず言っておきますが、志向館の夏期講習は学校の課題や自分の勉強が出来ないようなカリキュラムを組んではいません。そして、各担当が面談の際に、各生徒の得意不得意を把握した上で、夏休みに重点をおいて学習すべきことを考慮して、さらに学校の課題も十分こなせるように、夏期講習の推奨講座を提示しています。(個人によって、本懇談会の前後で実施していますので、これから提示する生徒もいます。ご了承ください。)どうぞ安心してお申し込みください。
志向館の夏期合宿では夏期講習の2講座分を(2限×8日)を4日間で仕上げます。夜は自習の時間もあり、わからないところも質問できて、4日間の中に復習も組み込まれています。夏期合宿に参加すれば、普段の夏期講習にも余裕ができ、自分の勉強もできてお勧めです。毎年、多くの受験生が参加し、勉強の習慣がついたと好評の合宿です。現在、先着順で受付中です。

少々長すぎました。失礼しました。

2011年7月7日木曜日

夏期合宿満員御礼

志向館毎年恒例の夏期合宿ですが、今年は7月前半にして、内部生向け定員に達しました。たくさんのお申し込みありがとうございました。

志向館の合宿は、学校の勉強合宿とは違って、楽しくない、苦しい合宿です。それに果敢にチャレンジする高校生に徹底的に勉強させていこうと今から講師一同気合を入れております。

なお、外部生向けには若干名の余裕があるようなので、志向館本部までお問い合わせください。

2011年7月5日火曜日

大学生の就職率

7月3日付けの朝日新聞の1面によると、今春大卒で就職がきまっていない学生が2割に上るという。さらに衝撃なのは、学部別の就職未定の割合で、きれいに文理で明暗が分かれている。これで、なおさら、就職だけ考えて理系に進む人も増えるのかなあ、それが心配。
要は、文系でもちゃんと受験勉強をして大学に入り、真面目に就職活動をして、えり好みさえしなければ、就職はあるとは思うのだが・・・
それにしても、昔は就職の悪い代名詞学部であった文学部より法学部のほうが悪いとは・・・公務員浪人が多いのか?

2011年7月4日月曜日

進路ガイダンス実施報告

寺町会場の様子

城北会場の様子

先日、7月3日(日)に、志向館主催の中学生の保護者対象の進路ガイダンスを実施しました。

お休みのところ、また暑い中、寺町、城北2会場にたくさんの保護者の方にご参加いただきました。ありがとうございました。

初めに志向館グループ三木代表の基調講演。志向館グループの概要を説明し、その中でのインターアクトの位置づけを述べ、その後、様々な統計をもとにして、お子様の進路選択の重要性を指摘し、今後お子様の大学合格まで志向館グループが全面的にバックアップするとの話でした。

次に、私の方の話は「塾に頼らず夏休みを乗り切る方法」と題して、親の意識、学習内容、生活面の3点から、塾に頼らずとも充実した夏休みを送る方法を述べさせていただきました。しかし、それでは不安な方のために、インターアクトでの夏期講習の概要も説明させていただきました。

志向館に入館されるときに、時々きく話の中で、某塾で中3時には100万円(!)かかったとのこと。そして、その中には、高校生になっても、その塾に通い続け、高3時には、また100万円近い学費を一括して払うともききます。

そりゃ、塾といってもサービス産業の一つですから、お金は取ります。しかし、何事にも適正価格というものがあるでしょう。

かつて、教材会社がはびこった時代には、子を思う親の気持ちを逆手にとった商法は、業界に悪印象を与えたものですが、現在は少し形をかえて、やはり子を思う親の気持ちを利用した、教育版振り込め詐欺のような商法は、今後この業界に必ず悪影響をあたえると思うのです。

同じ業界に身を置く者として、塾業界浄化に尽力していこう思うのです。

2011年7月2日土曜日

進路ガイダンス

明日は、毎年恒例、中学生の保護者対象の「進路ガイダンス」が実施されます。
私も、代表の三木の基調講演後に、僭越ながらお話をさせていただいております。先日から、その話す内容を準備していたのですが、昨日ようやく完成しました。題して「○に頼らず夏休みを乗り切る方法」自己否定をしているような内容にきこえますが、そこはまあ・・・乞うご期待ということで・・・後日報告させていただきます。

すでに多くの方に参加予約をいただいていますが、寺町、城北ともに若干お席に余裕があるようです、志向館の館生でご兄弟のいらっしゃる保護者の方、または、まったく志向館に関係のない方でも、興味のある方は、前日までは参加受付しておりますので、0120-43-5200までご連絡ください。お待ちしております。

夏休みの過ごし方

現在、一部の高校では定期テストが終わり、一部の高校では来週からとなっている。で、終わったとたん、自習室は閑散・・・1,2年はそれでもいい。けど、3年生までもそれでは・・・定期試験の終わった今だからこそ自分の勉強ができるのだから、しっかり自習室を使って欲しいのだが・・・毎回、毎年言っているのですが・・・

ところで、定期テストが終われば夏休み。前回の保護者懇談でお話した、夏休みの過ごし方から、一部抜粋します。
(1年)

・「高校受験が終わったんだから1年生の夏ぐらい遊ばせてよ」という人も多いようです。それはそれでいいとは思いますが、1学期の学校の定期テストが思わしくなかった人は要注意です。勉強にも目を向けねばなりません。まったく遊ぶなというわけではありません。要はメリハリをつけて勉強する時は勉強する。遊ぶ時には遊ぶことです。
・高校に入ったらアルバイトをという人も少なくはありません。社会勉強になるからお金のありがたみをわかってほしいからと、許可をする親もいらっしゃいます。家庭の教育方針の問題でしょうからその是非は述べませんが、私のこれまでの経験から言わせてもらえれば、アルバイトの目的がその多くが遊興費であること、アルバイト先の人間関係が社会勉強になるというよりはマイナス面も多いということ、社会勉強、お金のありがたみ云々は大学生になってからでも遅くはないこと、そして何より殆どの学校で許可をしていないこと、勉強には悪影響を及ぼす可能性が高いということを申し添えておきます。

(2年)
・「高校受験が終わったんだから1年生の夏ぐらい遊ばせてよ」という人も多いようです。それはそれでいいとは思いますが、1学期の学校の定期テストが思わしくなかった人は要注意です。勉強にも目を向けねばなりません。まったく遊ぶなというわけではありません。要はメリハリをつけて勉強する時は勉強する。遊ぶ時には遊ぶことです。
・「学校の休みの日ぐらい朝寝坊してもいい」という人も多い。しかし、休みの日こそ1日を有効に使うためにも、学校のある日と同様に朝から起きて、しっかり朝食を摂るべきでしょう。そのためにも親の方でも朝食はいつも通り摂らせるべきでしょう。一旦生活リズムが狂うと、戻すのに時間がかかりますし、休み明けに学校を行くのがつらくなります。また、朝型の方が受験で成功する可能性が高いことも事実です。
⇒学校の補習、部活動があるうちはいいですが、そうでない日は、塾の夏期講習に参加して、朝から来て、授業がない時間は学校の宿題をしたらいかがでしょうか。

少しながくなりました、3年生はまたの機会に。