2018年6月16日土曜日

数学の勉強方法

ネットで「数学 勉強方法、大学受験」と検索すると、出るわ出るわ。

一昔前なら、本屋に参考書コーナーで時間をかけて吟味したものであるが、今や自宅にいながら、どころかどこでも調べることができる。

何を今さらという話である。

ところが、調べれば調べるほど、あまりに多くて絞りきれない。場合によっては正反対のことを言っていることもある。

いずれの場合も、それを書いた人の成功体験だから、その人と同じ条件で同じことをすれば成功するのだろうが、その「同じ条件」ということまで記述していることはまずない。

で、自分に都合のいい方法を選ぶこととなる。
そうすると、大抵の場合、方法としては易きに流れ、問題集としては高い方に流される。
つまり、こういう感じであろうか。
青チャート 数学IA1 青チャートの例題を最初からする。その際にわからなければ、すぐに解答をみて、写す。(場合によっては読むのみ)
2 本来はこれを繰り返し、わからない問題がなくなるまで繰り返すと言っているはずなのだが、青チャートをⅠAⅡBまでするだけで、かなり時間が経過しており、ついあせってしまい、次の問題集に入ろうとする。
3 この段階で、模試を何度か受けていて、必ずしも結果が出ていないのであるが、「ケアレスミス」のせいにしたり、全部青チャート終われば結果がでると思って、効果がでていないことに気づかない。
4 過去問する前の最後の演習として、例えば「理系数学の良問プラチカ」等に取り組み始める。ところが、ここで基礎力が備わっていないと解説を読んでも、よくわからない。そこで、質問をするのであるが、これがずれた質問が多い。そんなことも知らなくてこの問題集やっても意味ないでしょ。あるいは、そんな高度なことを覚える前にやることあるでしょ。という言葉はぐっと飲み込んで、質問対応をする。

これじゃあ数学はできるようにはならないでしょう。
じゃあどうすればよいのか。

長くなりましたので、次の機会に…

2018年6月8日金曜日

高校の名物先生

どこの高校にも、一人ぐらいはこんな先生がいるのではなかろうか。

「怒り」の画像検索結果とても厳しくて、生徒にとっては怖い。けれど授業はわかりやすいし、言う通りしていればその科目の成績は上がるし、その先生の受け持ちのクラスは他のクラスよりその科目の平均点は高い。そして、後から思えばいい先生ということになる。

これぞ、ザ・プロ教師。
高校がこんな先生ばかりだと、われわれ塾は不要になってしまう。

生徒にとっては、怖いから宿題はするし、予習もするし、授業も寝ずにしっかり聴く。まさにその先生の思う壺なのであろう。

ただ、これが数学の先生だと、ほとんどの高校でほとんどの高校で2人の先生で数学を受け持っており、「厳しくない」ほうの先生の宿題はさぼりがちになり、予習もあまりしなくて、したがって、授業もよく聴かないという悪循環になってしまう。そうすると、受験生になって、復習しようとすると、穴があったりする。これは○○先生のときだから、仕方がないと責任転嫁する。

数学の先生以外でも、その「厳しい」先生の膨大な課題をこなすために、他の科目の勉強ができないという現象が少なくはない。

要はバランスの問題というか、生徒がもっと勉強時間を増やせばいいだけの話である。

それよりも何よりも、常々言っていることであるが、先生のために、学校のために宿題を「こなす」のではなく、自分のための宿題に取り組めばいいのであるが…
もちろん理想論であるが…