2011年3月31日木曜日

石川県高校別主要大学合格状況

北國新聞3月29日付け朝刊で、石川県と富山県の高校別主要大学合格状況が報道されていた。こういう状況をみていつも思うのは、石川県の公立高校というのは本当に差があるというか、皮肉も込めて言わせてもらえば、高校受検の選抜がしっかり機能しているということ。

ただ、こういう報道が北國新聞のようなシェアの巨大な新聞が報ずることは、高校格差に拍車をかけているような気もするが・・・

数字だけみれば石川県における「泉丘信仰」もうなづける。

以下、細かく見ていくことにする予定ですが、後日更新します。

2011年3月30日水曜日

春期講習2日目

 先日の数学の講習で出した宿題じゃない課題。15名中11名提出。なかなかなもの。その調子で出して欲しい。もちろん自分のために。

今日、授業の中でした話から。分からない問題に出会えることは幸運である。それが分かるようになる第1歩だから。もし、分からない問題に気づかず、入試本番で出たら困るでしょう。ただし、分からない問題に出会ったら、全力で復習をしてほしい。そしてそれが解けるように、その解法を覚えて欲しい。その数が多ければ多いほど、点数も上がっていきます。

では、明日も分からない問題に出会いましょう。

2011年3月29日火曜日

春期講習

志向館では本日より春期講習が始まっています。学校の宿題が大量にあるにもかかわらず、がんばって受講している生徒に拍手。実は私も朝からの授業でくたくたなのですが、宿題も抱えて、なおかつ授業も受ける生徒を思えば、そんなことは言えません。今日から5日間がんばりましょう。

今日、生徒に話した中から、受験生ともなれば、宿題だからやる。宿題じゃないからやらないというのはそろそ卒業しませんか?今回は、数学の授業後に演習プリントを配布しました。その際に言ったのは、「これは宿題じゃありません。自分のためにやって提出して下さい。」さて、何枚でることか。

明日に続く。

2011年3月25日金曜日

志向館予備校説明会

三木代表の説明
志向館では、今週は連日予備校説明会を実施しています。

金沢市内で、まとまに予備校生を受け入れている予備校が、志向館を入れて4校。この中で一番の老舗が中央の35年、次いで志向館が27年、駅西(ところで、HPのトップの校名が「金沢西予備校」となっていた。校名変わったのかなあ?)で18年、一番新しい育英で10年。大体この中からみなさん選択されるようです。

大学全入時代にあって、あえてこの1年の試練を選択した君は、今後の人生に必ずやプラスの効果を生むことでしょう。そこで、今年の志向館のテーマは「挑戦」です。志向館ではそうしたチャレンジャーを1年間全面的にバックアップして、志望校合格に導きます。

ところで、予備校を選択する際に注意して欲しいのは、単に合格実績だけみて決めないことです。どこの予備校でも、成功した人の影で不成功者もいるということ。(残念ながら志向館でも同じです。)先述の通り、どの予備校も10年以上も運営されているわけですから、きちんと言う通りに勉強すれば、どこへ行っても成功します。(もちろんその逆もいえるわけですが・・・)要は1年間、自分がしっかり勉強できる環境であるかどうかだけなのです。

そこで、志向館の特徴を言っておくと、金沢市内の予備校のどこよりも少人数指導を安い学費で提供しています。ただし、それが自分にとってベストの環境かどうかは、ぜひ自分の目でみて確かめてください。来る3月26日は15時から、3月27日は11時から予備校説明会を実施しています。お待ちしております。投稿を公開

2011年3月24日木曜日

『高学歴でも失敗する人、学歴なしでも成功する人』

 著者である勝間和代は、2年前ぐらい前から売れ始め、本屋さんに行けば、彼女の写真入の著書が横積みされているのを、常に見たものであるが、当時は何でやたらと本に顔写真をのせるのかなあ、なんて勝手な感情で読むのを敬遠していた。今回は、題名にひかれてつい買ってしまったというわけで・・・(こういうことはネットの通販では起こりえないことで、そこにも本屋さんの意義がある)

内容は、いわゆる「頭のいい人」を高学歴だけのアカデミックスマートと、世の中を渡っていく上での成功者であるストリートスマートとに区分し、後者の特徴、後者になるための方法が書かれている。

確かに混迷を続ける日本社会にあって、アカデミックスマートだけでは生き抜くことはできないということは、よくわかる。ただし、著者が認めるストリートスマートは、例えば林原前社長は慶應卒、孫正義は久留米付設という超進学高校中退後、渡米これまた超一流大学カリフォルニア大バークレー校卒、三木谷浩は一橋卒、そして何よりストリートスマートを自認している著者自身が慶應高校から慶應卒という典型的な上流階級コースを歩んでいるといように、同時にアカデミックスマートでもある。

高々、高校の勉強すらできないようでは、当然ストリートスマートにもなれないと自分ながらの解釈をして、この本の紹介を終えたいと思います。

2011年3月23日水曜日

春休みの宿題

自習室の様子です。
みなさん熱心に宿題に取り組んでいます。
各高校では、春休みの宿題が出されている。われわれの頃は春休みなんて宿題はなかったよなあ・・・なんて、懐古話はともかくとして、短い休みにもかかわらず、これでもかというくらい出されているようである。

高校というところは科目間のつながりに乏しいのか、一人の生徒がこんなにできないような量の宿題を出してくる。無論、全部しっかり取り組めば、1年間の復習にもなり、学力向上にも結びつくはずです。しかし、いかんせん量が多すぎる。したがって、宿題はこなすだけで終わってしまう人も少なくはない。つまり、一生懸命に答えを写して作業化してしまうのである。

現在、志向館では各生徒と面談をしていますが、その中で、せっかく学校の宿題があるのなら、それをじっくりと取り組んでほしいと言っています。その際に志向館の自習室を利用して、勉強の習慣もつけてくれればいいかなと思います。

さらに、春期講習では、個別指導英語・数学もあり、学校の宿題も単に作業に終わらせず、しっかり質問をしながら進める講座もあります。学校の宿題の量に辟易している生徒にお勧めです。

2011年3月22日火曜日

春期講習

志向館では3月29日より春期特別講習が始まります。
毎回、特別講習のたびに、意義を述べるのですが、志向館ではどうしても、各科目週1回しか講義を行えないので、長期休暇の際に、、集中的に復習をできるというわけです。館生はもちろん、これから入館を検討されている方も積極的に受講していただければと思います。

今回、春期講習では特にスタートの季節にふさわしく、受験生の英語では、英作文の講義があり、今のうちから英作文の難しさを体験し、今後の学習の指針にしていただきたい。また、数学ではセンター型の講義があり、センターで必要な解法を身につけて、今後のセンター模試に備えて欲しい。
苦手な人が多いわりには、何をしたらよいかわからない国語もセンターレベルを中心に、今後の学習指針を打ち出します。いずれも受験生必修の講座ラインナップです。

春期講習詳細(志向館HPへ)

2011年3月19日土曜日

志向館お別れパーティー

3月18日に、志向館恒例、「2010年度志向館お別れパーティー」が開催されました。世の中の自粛ムードの中での開催となりました。代表挨拶の中で、今回の大震災について触れ、全員で犠牲者に対する黙祷を捧げました。無論、これで免罪符を得たと思っていません。

以下は批判を覚悟の上での私見です。(決して志向館の公式見解ではありません・・・)

世の中の自粛ムードを否定するつもりはありません。被災地はもちろん、電力不足の地域は自粛もいたしかたはありません。しかし、取り立てて被害のあっていない地域まで、被災した方の感情を慮って自粛と言うのはどうだろうと思うわけです。

今回の大震災、そして原発事故は「未曾有」「想定外」「歴史的」と言う言葉が飛び交うほど、大きな事故でした。そして、リーマンショック以来の日本経済の危機も癒えないうちに、今回の災害。まさに、関東大震災その後の世界恐慌に匹敵する、日本全体の歴史的危機ともいえます。

こういうときだからこそ、日本経済を停滞させてはいけないのではないでしょうか。だからといって、パーティーは関係ないでしょうという声も聞こえてきそうですが、いえいえ「風が吹けば・・・」ではないですが、経済はすべてに繋がっているのです。

よく、皆さんの意見の中に、「今、自分ができること」として、さまざまな意見が出されています。募金、ボランティア・・・それも結構でしょう。しかし、私はあえて言いたい、「こんな時だからこそ、経済活動を停滞させてはならない。できる人から普段の生活を強力に推進すべきだと思います。それが、結局は日本の復興のつながるのです。」

ところで、お別れパーティーでの卒館生の表情は実にいい。彼らが、必ずや将来日本を支えてくれるに違いない。それまで、日本を「沈没」させてはならないのです。それを食い止めるのが我々の役目なのです。

2011年3月17日木曜日

新高校1年生の授業開講

一昨日より、新高校1年生の授業が始まっています。
昨日は、合格発表当日の夜にもかかわらす、数学の授業にきてくれました。

高校の数学と中学の数学の違いを説明しながら、高校の数学Ⅰから、これから高校数学の計算の土台となる方程式と不等式の単元の予習をしました。

始め良ければすべて良し。1年の成績が良いと大学入試でも成功している人が圧倒的に多いのも事実です。ぜひ、うまくスタートダッシュをしてほしいと思います。

志向館では、新高校1年の無料体験ならびに春期講習無料ご招待を実施中です。勉強における高校デビューのために、ぜひお役立ていただければと思います。

お問い合わせはお気軽に。

2011年3月16日水曜日

高校合格発表

今日は、石川県公立高校の合格発表があった。
志向館城北校にも続々と合格の報が届きましたが、その中で勇気を振り絞って不合格の報を届けてくれた人もいました。

まずは、わざわざ来てくれてありがとうと言いたい。そして、合格させてあげれなくて申し訳ないともいいたい。

「1~2日落ち込んだら、気持ち切り替えて前を向こう」と言ったら、「落ち込むの今日だけでたくさん」と力強い言葉をきいて少しほっとしました。

今日の悔しさを決して忘れないで、私立高校へ行って、よかったなあと思えるように、3年間がんばってほしいし、志向館も全面的にバックアップさせてもらいたいと思っている。

物理開講


アイザックニュートン
物理の苦手な人からは
目の仇とされる

志向館城北校では、今週の金曜日から新3年生向けの物理を開講することとなりました。時間は19:20~ですので、部活動が終わってからでも十分受講は可能です。


毎年、受験生を送り出して思うのは、理系にとっては最後の勝負は物理・化学だということです。英数国はいやでも勉強量は増やしていくのですが、理科はどうしても後回しになって、センターが近づいてからあせってやり始める。ところが、基本ができていないからやってもやっても点数が上がらない、それでもどうにかセンターは切り抜けても、そんな状態では2次レベルの問題になると、手も足もでない・・・

桜丘、星稜あたりの進学校では、どうしても物理のような教科は苦手な生徒が多いように経験的に思います。

今回は生徒の要望もあって力学の復習から授業をします。2年次の定期テストで継続的に70点未満の生徒はもちろんのこと入試で物理を得点源にしようともくろんでいる生徒にも受講をおすすめします。

2011年3月15日火曜日

合格おめでとうボード

合格おめでとうボード
志向館城北校の自習室入り口横に「合格おめでとうボード」があります。これは合格した受験生をチェキ(インスタントカメラ)で撮影して、本人に一言マジックで描いてもらって掲示しているものです。

これをはじめて、もう10年近くなりますが、やはり合格した人の顔は実に輝いています。

2年生諸君、1年後に写しましょう。

2011年3月14日月曜日

大学入試をみすえた高校選び


先日、北國新聞で、3月11日付けで東大京大の県内高校別合格者数が、引き続き13日付けで金沢大、富山大を含め主要国立大学の県内公立大学別合格者数が報じられていた。まだ、後期試験の結果がでていない、予備校生の数も含めている、国立医学科の数がでていないなど、不透明な部分もあるのであるが、毎年、こういう報道を見て思うのは、少し皮肉も込めて、石川県の公立高校の選抜が十分に機能しているなあということである。つまり、公立高校の入試の合格ラインの高低が3年後の大学入試の合格者数に直結しているということである。

毎年、志向館主催の高校入試研究会で中学生の親に話していることであるが、金沢市内の高校選びでは、東大、京大へ行くなら、最低泉丘、附属、難関国立へ行くなら最低二水、金沢大学へ行くなら最低錦丘というのが顕著に現れている。例年の公立高校の合格ラインを考えれば、泉丘と錦丘の差が100点弱、一科目に換算すれば20点程度、1年あれば十分追いつく点差である。ところが、高校に入ってしまって、3年後には埋められない差が生じてしまう。ならば、将来大学入試まで考えるのであれば、高校入試からがんばった方がいいに決まっているというわけである。

また、私立高校の入試結果はまだ東大、京大しか報道されていないが、星稜の東大1名、京大2名を健闘とみるか、どうか。個人的な見解を述べれば、星稜生の受験したであろう泉丘、二水の合計を考えれば、やはり公立高校に合格した方が・・・と思わざるをえない。高校入試の合否の差なんて、ほんのわずかであることを考えれば、やはり先ほど同様、高校入試段階でがんばった方がいいのでは。

もちろん、志向館城北校では星稜生もしっかりがんばって、星稜で3年間学べてよかったという生徒も少なくはないのであるが・・・

2011年3月12日土曜日

どこよりも遅い石川県公立高校入試問題分析

大学入試の結果と重なって、ゆっくり検討できなかった(言い訳)公立高校入試問題の数学の分析をします。すでにたくさんの方が分析しているようなので、私は高校生専門塾である志向館の立場で、問題から高校入学後に期待される数学の能力という視点から分析していきたいと思う。
問題がわからないと読みにくいでしょうから、↓(リンクが切れていたらごめんなさい)

23年度石川県公立高校数学(中日新聞)

最初の1(1)は普通の計算問題、ただし、エの分数の文字計算は高校生でもよくミスをする問題。
1(2)の2次方程式は、有理数の範囲で因数分解できないもの。移行措置ででてくる解の公式を意識した問題であろう。やはり、高校以前に2次方程式の解の公式くらいは覚えておいてほしい。ただ、平方完成で求めさせる解法も高校に入ってからの2次関数では役立つのであるが・・・
1(3)は確率。高校では数Aで学ぶ。中学と違って、計算して求めることが多く、苦手とする人も少なくはない。この問題は組み合わせの知識があれば一瞬。
1(5)の円の問題は、高校では数Aの平面図形でもう一度扱う。円がらみの図形問題はセンター試験でも頻出。

2の2次関数は(1)は容易。(2)は普通に練習している人なら、1度ならず経験している問題であろう。(3)の円の外の点と円周上の点との最大距離は、高校では数Ⅱの図形と方程式で普通に出てくる問題。座標上で円を考えることも含め、完全に高校の範囲。もちろん、直感的にできる人もいるでしょうけど。なお、2次関数は高校では数Ⅰで出てくる内容で、高校数学の根幹をなす単元である。

3の規則性の問題は、いうまでもなく高校では数Bの数列である。等差数列の知識があれば、容易にできるのに・・・県教委発表の(2)の解法にそれを匂わせる解法があったが、一般には数字を並べてみて、文字で表すのであろう。具体的な数字から規則性をみつけ、文字で表すのが不得意な人は、高校の数列でもやはり苦労してしまう。また(2)に関しては、変形して正三角形にすれば瞬殺である。(数列とは関係ないが)


4の速さの問題も典型的で容易。ただし、方程式の文章題が苦手な人には5分差をどう表現するかで苦労するかもしれない。高校に入ると、こういう文章題は少なくなる。

5の作図は、近年まれにみる典型的問題。なお、角の2等分線の作図は数Bのベクトルの2等分線のベクトルと考え方は同じである。

6の立体図形。高校では数Ⅰの図形と計量、数Bのベクトル、数Ⅲの積分で扱う。空間の捉え方は大学入試でも重要である。(1)のねじれの位置ということばは高校では出てこなくなるが、ベクトルでの同一平面という考え方に密接に関係している。(2)は三平方の定理であるが、空間上で垂直を捉えることは、高校に入っても重要である。(3)のようなxの範囲によって変わるグラフは、数Ⅰの2次関数ででてから、高校数学のそこかしこで出てくるが、苦手とする高校生は多い。

7の図形と証明は、高校では数Aの平面図形で出てくる。(2)の辺の比は数Ⅰの図形と計量で出てくるサイン、コサインで重要。(3)の4点が同一円周上にあることを利用して角度を求めさせることは、高校でも度々でてくる。

こうしてみてくると、数学の問題は高校数学に密接に関係していて、これぐらいの問題はできていないと、3年後に難関大に合格しない、つまり上位進学校には来なくていいという問題なのでしょう。(もちろんそういう意図はないとは思いますが・・・)

ところで、この時期になると、予想が的中したとか、塾でやった問題が出ていたとか、広告やブログでよくみかけるが、そんなことに何の意味があるのだろうか?たかが、1問や2問的中したって、それだけでは合格できないわけで、それにあくまでも、「同じような」問題なのであって、できない子にしてみれば、やったことすら忘れていることも多く、それに気づくできる生徒なら、的中しなくてもできるわけで・・・大体がたいした範囲でもないのだから、1年も塾に通っていれば、やったことある問題がでるのも普通のことなのでは?それにだまされる方もだまされる方なのですがね・・・

地震

後期試験どうなるのだろう。ラストチャンスにかけていた受験生にとっては、不安な朝を迎えたことであろう。テレビをみていても、入試のことはあまり情報がでてきていないし・・・それどことではないのだろうけど・・・早く災害がやんで、復興することを祈るばかりである。

2011年3月10日木曜日

前言撤回

先日、少し斜に構えて物言いましたが、↓
http://shikokan-j.blogspot.com/2011/03/blog-post_09.html

今日、合格報告に来た生徒がいて、不覚にも潤んでしまいました。
ここ数年間でこんなに感動したことはなかった・・・
まだ少しは若さが残っていたのか・・・

彼は1年の春期講習から来てくれた人で、最初見た時から、数学には非凡なところがあり、ずーっと期待をかけてきたのですが、テストでもそしてセンターまでも裏切られ続け、いやーお母さんにも顔向けできないなあとおもっていたところでした。しかし、センター失敗後も腐らずずーっと自習室で夜まで勉強をし続け、見事国公立合格を果たしたのです。

私が常々いってきた最後まで粘った人が、最後に笑うを身をもって実証してくれました。

本当におめでとう!

金沢大学の入試結果

志向館では、今年は例年にもまして難関国立大の合格者が出た反面、予想以上に金沢大学の入試結果が厳しかった。昨年までなら、合格していたような学力の生徒も散ってしまった。で終わってみれば、上位進学校(I校)の生徒の圧勝・・・

どうもわれわれの狭い範囲の判断ではあるが、地元志向が昨年以上に強まったのか・・・

やはり、金沢大学以上の大学に行こうと思ったら、夏までにセンター対策(特に英数国)をほぼ終わらせて、9~11月に2次試験の勉強をしなければ、合格には到達できないのであろう。

Success Voice@Jyohoku Branch

志向館では、合格した受験生に合格体験記を書いてもらい、ことあるごとに公開し、後輩の参考にしてもらっています。(もちろん塾のPRも兼ねていることは内緒です)

その中で、昨日、名古屋大に合格した人のものを引用させてもらいます。

「基礎を中心として、なおかつ発展的であるものをすることで、土台のしっかりした力をつけることができました。反復と基礎の大切さを知ることができ、今後の勉学にも役立てられる、充実した1年だったと思います。」

理系らしい抽象的な文章であることは(失礼!)おいといて・・・

彼は典型的な理系人間で、私が担当した数学に関しては、この10年間で出会った多数の生徒の中では1番といっても過言ではない。その彼が「基礎」「反復」と言っているのだから、

その他多数の人は、当然、基礎の重要性を自覚してほしい。

毎年いるのであるが、基礎もできないうちから、赤本に手をだして、できないできないと嘆いている、もしくは難関大の問題を解くだけで自己満足しているような人に、あるいは現2年生に特に言いたい。

ちなみに、彼は前期試験1週間前に聞いたところでは、まだ赤本がほとんど終わっていないということであった。(その後終わったかどうかは恐ろしくてきいてはいない)

とまれ、彼のような典型的理系が医学部ではなく、理学部に行って、研究者の道へ歩むことは、技術立国日本にとっては僥倖である。(少し大げさかな)

2011年3月9日水曜日

合格の報

昨日から、国公立大の合格の報が続々と寄せられてきます。

若いうちは、生徒への思い入れも強く、入試前には生徒とともに緊張し、合格の報に生徒とともに歓喜し、不合格の報には生徒とともに泣いたものでした。私も志向館城北校で15年間、年をとったのか、決して生徒への思い入れが弱まったわけではないのですが、合格の報に際して、歓びというより、ホッとすることの方が多くなったように思えます。そして、不合格の報に際しては、生徒本人以上にその親の顔を思い浮かべ、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

今年はプライベートで、受験生の親だっただけに、その気持ちが強かったように思えます。

志向館の館生の親で、この記事をもしお読みであれば、

合格したのであれば、それは決して志向館のおかげではなく、生徒本人の努力をほめてあげてください。

不幸にも不合格であったのなら、生徒本人を責めるのでなく、力を引き出せなかった志向館を責めて下さい。本人は精一杯がんばったのですから。

2011年3月8日火曜日

勝ちに不思議の勝ちあり

「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」
とは 肥前藩藩主であった松浦清が自身の剣術書「剣談」で述べている名言であり、
最近ではプロ野球楽天元監督野村克也氏がよく試合後に言っていたので有名になった言葉である。

さて、国公立の合格発表が続々と出ている最中である。

こと入試に関しては
「合格に不思議の合格なし、不合格に不思議の不合格なし」と思う。
やはり、地道に努力を続けきたひとが成功し、不合格の人には必ずどこかに原因があるのであって、そこを認めてこそ、次のステップへ力強く踏み出せるのです。

ただ、いずれにしても自分一人の力ではどうしようもないのであって、これまで支えてくれた家族に対する感謝の念は忘れないで欲しい。

2011年3月5日土曜日

自習室

前回のブログの内容を読んだのか、読まなかったのかわからないが、早速昨日から、定期試験が終わった高2生が自習室を利用しに来た。

これからも継続して利用して欲しいものである。今からなら、志望校合格も夢ではない。

当たり前ではあるが、学問に王道なし。効率的な勉強法などそうそうないのである。

勉強の質的な面でお手伝いできるのが、塾の授業であり、勉強の量的な面でお手伝いできるのが、自習室といったところか。

志向館では、公立高校受検の日も朝から自習室を開館しております。多数の利用をお待ちしております。

2011年3月2日水曜日

3月になって

受験生にとっては、前期試験も終了し、後は吉報を待つのみとなりました。それでも、自習室には後期に向けて、熱心に勉強に励む姿がちらほら、頭が下がります。

一方、2年生もこれからは受験生、3年生に変わって、自習室を占領するかの勢いだったのですが、学年末試験が終わったとたん、自習室は閑散・・・

授業があまりすすまないこの時期こそ、復習にはもってこいです。志向館では毎日朝から晩まで自習室を開放して、皆様をお待ちしております。

やはり、自習室をうまく活用している人は、最後に成功している人です。2年生の人たちには、ぜひ今から活用してほしいものです。

2011年3月1日火曜日

京大入試問題net投稿疑惑

んーついに起こったというか、今までもあったのが発覚したのか?

月並みな言い方であるが、まじめに取り組んでいるいる人が、バカをみることにならないようになって欲しい。

そういえば、大相撲の八百長問題もメールが重要な役割を果たしていたが、技術の発展に、人間の良心がついていっていないのだろうか。