2014年7月22日火曜日

三勇士

とある博物館に小学校の教科書が展示してあって、その中に

三勇士

大君のため
国のため
わらってたった
三勇士

鉄条網も
トーチカも
なんのものかは
破壊筒

その身は玉と
くだけても
ほまれは残る
廟巷鎮(びょうこうちん)

戦時中の文部省唱歌である。

こんな歌詞の歌が学校で教えられていたという事実を知っている
高校生がどれだけいるのだろうか?

個人的には親として、二度とこんな教育をしてほしくはない。

ところで、先日、自衛隊のリクルート活動の報道があって、それを見ていた母(戦争体験あり)がぼそっと、「本心で自衛隊に就職したいと思っている人はいるのだろうか」と。

これが、国民大多数の率直な意見なのではないだろうか。安倍さんわかっているのだろうか?

2014年7月21日月曜日

砺波の散居村

北陸三県で唯一、高校地理に出てくる地名。しかも、センター頻出。(これはどうでもいいか...)
けど、連休中にもかかわらず、お昼、私一人でした。熊に遭遇したらどうしようとハラハラ。
これを、税金の無駄遣いというのではなく、こういうことにこそ税金を使ってほしい。

2014年7月15日火曜日

塾の合格実績

夏期講習の募集の時期に入り、各塾でも自塾の合格実績をひっさげて、派手に宣伝をうつ。
そして、それに踊らされ、多額の授業料を引き出される人も少なくない。

塾の合格実績ほどあてにならないものはない。ましてや現役の合格実績はなおさらである。現役生の場合、塾にいる時間より圧倒的に学校にいる時間の方が長いのであって、3年間の教育の結果としての合格実績と考えるなら、それは高校の合格実績というべきものであろう。

大体、どこの塾の合格実績をみても、結局はその高校なりの結果なのであって、たまに例外があっても、それが塾のおかげなのか、本人の努力の結果なのかは判断がつきかねる。もちろん本人の努力および家族の熱意の結果であろう。

そんな、”まやかしの合格実績”などに踊らされず、考えて欲しいのは、まずは高校受験の時点で先をみすえた高校選択をしてほしい。進学校と名前のつく高校で考えれば、その差は500点満点で高々100点ぐらいのものである。ちょっとがんばれば、すぐに追いつく範疇である。
それも、中学の勉強なら100%学校の勉強+ワークをしていれば、県内どこの高校だって行けるのである。(もちろん、高額な塾や教材など不要なのです。)

じゃあ、志向館も合格実績を出していないのかというと、それはそれとして…

2014年7月7日月曜日

金沢大学入試

NHKの地方局のニュースによれば、金沢大学がこれまでの学類(学科)ごとの募集から、学域(学部)ごとの募集に切り替える検討に入り、早ければ平成29年度から変更するとのことである。
平成29年度ということは、現在の高校1年ないしは中学3年が大学入試の時期からということになるのであるが…

入学後の学類のミスマッチが主な原因とのことである.そこのところは大いに賛成である。大体が高校生ぐらいの精神年齢で将来のことをというのが、どだい無理な話で。大学入学後にいろいろな学問を学んだ上で決めればいいのである。それを無理に決めさせて、あえて高いハードルを設定して、現在の学力の差を自覚させて、高額な学費を請求なんていうのは、どこかの塾・予備校の常套手段である。

それはともかくとして、私個人的な意見としては、どうせなら、文系、理系の枠すらとっぱらって募集してくれればいいとさえ思う。無論、高校の教育課程の問題があって、不可能でしょうが・・・
けど、各高校の事情があるのはわかるのであるが、高校1年の割と早い段階で文理決定というのはもっと無理がある気がする。

昔みたいに、高校3年時に文理変更できるのなら、(実際私は理転でしたが…)いいのですが、今は無理みたいですし。

ところで、学域ごとの募集となると、各高校の金沢大学の合格者数にも影響があるかもしれない。
その学校でけっこう上位でないと金沢大学に合格できないような高校は特に影響があるやもしれない。

いまどきの高校生の生態 その4

定期テストも終わって、高校1,2年も少し落ち着いている感じです。
ところで、志向館では定期テスト前ともなると、なるべくその日程に合わせて、前日にはその科目の授業を入れその科目のテスト対策をします。

そこで、あらかじめ生徒にテストの日程をきくのですが、よく分かってない生徒が意外と多い。ひどいのになると、テスト範囲すらよくわかっていない。

で、どうするかと言うと、スマホというかLINEで聞くのです。要は、あとで誰かに聞けばいいわ。って感覚のようです。

便利な世の中というか何というか・・・

しょうもない話 その23