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2022年4月4日月曜日

数学ができなくなる3つの要因

 今年も、意欲的な入学前の高校1年生が、志向館の春期講習を受講していただきました。

ようやく、高校受験も終わり、思い切り遊びたいだろうに、頭が下がる思いです。


さて、春期講習の内容は、1年の最初の1か月で習うであろう、数学の計算を予習し、その中で、高校と中学の違いも触れていきます。で、その話の一部で、「数学ができなくなる3つの要因」を話しました。

   1 テストの点数の悪さを計算ミスのせいにする

テストが終わるたびに、「ケアレスミスがなければ、あと10点はとれた」などと言

い訳をする人がいるが、本当に数学ができる人は、計算ミスは圧倒的に少ない。

   2 参考書(チャート等)を問題集代わりに使用し、例題をろくに考えもせずに答えを写    
    す。

   学校の長期休暇の課題に、参考書の指定番号をしてくる課題がある。あまりの量に

圧倒されて、早く終わらせることに専念して、ひたすら、答えを写す人がいる。こん

なことをしていても、同じ問題が出てきても解けない。究極の時間の無駄である。

3 机の上が消しカスでいっぱいになる

   書いては消して、書いては消して、消しカスが多くなるのは、集中力がないから

であることが多い。よく考えてから書き始めれば、消す回数も減るはずで、しかも、

集中力がないと計算ミスも多くなる。


どうですか?思い当たることはないですか?逆に、これらを克服すると数学ができるようになるはずなのですが、それがなかなか難しい。

 

2019年11月16日土曜日

数学が苦手

しばらく、勉強とあまり関係ないしょうもない話題が続いたので、少しは塾らしい話題を。

数学は見るのもいや。という高校生は少なくはありません。けれど、学校の定期試験があるし、それに国立大学目指すには捨てられないし…と仕方なく(?)通塾してくる生徒も少なくありません。

そういう生徒を見ていると、苦手になるべくして、なっているんだなあと妙に納得してしまう。

例えば、学校の問題集をしていても、宿題だから仕方なくする。そして、わからなければ、答えを写しておしまい。ともかく、終わらせることに専念してしまう。そして、提出の義務のない問題は一切手をつけない。

また、試験前に問題集をするときに、ノートでなくて、計算用紙に解いて、解き終わったらそのままゴミ箱に直行。それって、自分の頭の中を捨ててしまうものだと、指摘しても、どうせ見直さないから、捨てても同じでしょ。って言う。

1冊の問題集をするのに、1冊専用のノートぐらい使えよって言うんだけど、なかなかそれができない。

それじゃあ、数学できるようにならんわな。

その他にもいろいろあるんだけど、またこの場で書かせてもらいます。


2018年6月16日土曜日

数学の勉強方法

ネットで「数学 勉強方法、大学受験」と検索すると、出るわ出るわ。

一昔前なら、本屋に参考書コーナーで時間をかけて吟味したものであるが、今や自宅にいながら、どころかどこでも調べることができる。

何を今さらという話である。

ところが、調べれば調べるほど、あまりに多くて絞りきれない。場合によっては正反対のことを言っていることもある。

いずれの場合も、それを書いた人の成功体験だから、その人と同じ条件で同じことをすれば成功するのだろうが、その「同じ条件」ということまで記述していることはまずない。

で、自分に都合のいい方法を選ぶこととなる。
そうすると、大抵の場合、方法としては易きに流れ、問題集としては高い方に流される。
つまり、こういう感じであろうか。
青チャート 数学IA1 青チャートの例題を最初からする。その際にわからなければ、すぐに解答をみて、写す。(場合によっては読むのみ)
2 本来はこれを繰り返し、わからない問題がなくなるまで繰り返すと言っているはずなのだが、青チャートをⅠAⅡBまでするだけで、かなり時間が経過しており、ついあせってしまい、次の問題集に入ろうとする。
3 この段階で、模試を何度か受けていて、必ずしも結果が出ていないのであるが、「ケアレスミス」のせいにしたり、全部青チャート終われば結果がでると思って、効果がでていないことに気づかない。
4 過去問する前の最後の演習として、例えば「理系数学の良問プラチカ」等に取り組み始める。ところが、ここで基礎力が備わっていないと解説を読んでも、よくわからない。そこで、質問をするのであるが、これがずれた質問が多い。そんなことも知らなくてこの問題集やっても意味ないでしょ。あるいは、そんな高度なことを覚える前にやることあるでしょ。という言葉はぐっと飲み込んで、質問対応をする。

これじゃあ数学はできるようにはならないでしょう。
じゃあどうすればよいのか。

長くなりましたので、次の機会に…

2017年11月20日月曜日

受験生として

志向館では定期的に生徒と面談をし、さまざまな悩みや要望をきいて、アドバイスを送る.
 
先日から高校2年生を対象に面談をしていると、
「受験勉強って何をしたらいいかわからない」
って話を、表現の違いはあれど、よくきく.

もちろん、1年時からの復習をすればいいのであるが、
あまりに膨大すぎて、何からすればよいのか途方にくれるらしい。

それに、学校の課題で一杯いっぱいでとてもとても…
というのが、素直な気持ちだろう。

それぞれの学力、進路によって、個々に指導するのであるが、
全般的なことを言うなら、

まずは学校中心が成功の近道であること。
1日の大半を学校で過ごすのであるから、学校の授業をおろそかにしては、
受験勉強以前の問題である。
ましてや、これからもっと塾や予備校、映像の予備校の授業に頼ろうなどいうのは
逆効果である。

そして、今進んでいる各教科の単元は学校の授業に集中して、しっかり消化し、
その上で、これまでの学校の教材を復習することを考えれば十分である。
それでも、さらにという方は、ぜひ志向館にご相談ください。

あくまでも学校優先の学習アドバイスをできるかと思います。

少なくとも、金沢の塾、予備校でこういうアドバイスができるのは、志向館だけかと自負しております。

2017年10月16日月曜日

数学ができるようになるには

「数学ができるようになるには」

私にとっては永遠の課題である。

1,2年の間は、学校の問題集を解き、わからないところはきいて、解法を理解し、覚える。そして、もう一度、解きなおす。

そして、受験学年となれば、センターの過去問にはじまり、個々の志望校の過去問を解き、わからない問題を一つ一つぶし、そして、やり直す。

これだけすれば、数学に関してはどこの大学だって、合格できる。そこだけは間違いない。

たかだか、答えがあらかじめ用意されているような高校数学。難しいこと考えるまでもないし、とりたてて、目新しいやり方があるわけでない。ひたすら慣れるしかないのである。

これまで、そうやって、何人もの数学の苦手な生徒を救ってきた。しかし、その反面、数学を捨てさせてきた生徒もいないわけでない。
どこに問題点があるのだろうか。

わからないところを質問するって言っても、
自分で解くのに精一杯な地元の大学生(たとえ、地元の医学部生であっても)に質問するしかないような塾、予備校では、独りよがりな解法を聞けるだけで、解決にはならないだろう。

やはり、ベテランの学校の先生に普遍的な解法を答えてもらうのが一番である。

もちろん志向館では、この道何十年というベテラン講師が控え、万全の体制で皆様を迎える準備をしている。(ちょっと宣伝)

それでも、まだ解決しない場合がある。

基本的な計算ができないのである。あるいは計算ミスがなくならないのである。
これまでも、何度も取り上げてきたし、いろいろ解決を試みるのであるが、いまだに根本的な解決方法はない。これも、学生に質問対応を委ねているような塾では解決はできないだろう。

小学校から10年以上の積み重ねであるから、そう簡単には治るものではない。練習するしかないのは間違いはない。ただ、受験に間に合わなければ、塾としては意味がない。

んー…

やはり、まだまだ解決方法を追求するしかないようである。

2017年9月25日月曜日

あせらず急げ

ずいぶん、長い間更新が滞っていました…

さて、秋口となり、いつも受験生に向かっていう言葉を一つ。

「あせらず急げ」

一見矛盾していると思われそうですが…

センターまであと4か月弱ともなり、夏に受験した模試の成績も戻ってきて、どうしても、自分の弱点も自覚せざるを得なくなり、あれも、これもやらなくてはとあせりがちとなります。

けれど、ただ、手広くやるだけで、作業に陥ってしまって、理解、定着というプロセスを経ない。これではどれだけやっても、成績が上がらない。

その意味で「あせるな」と言うわけです。

とは言うものの、時間は限られています。その意味では「急げ」というわけです。

じゃあ、睡眠時間を削ってでもしなくてはならないのか。

いやいや、この時期から睡眠時間を削るのは自殺行為です。これから、涼しくなり、睡眠不足からくる体調不良はもっと時間が削られます。

これからは生活のリズムをしっかり整えて、睡眠もしっかり確保して、なおかつ、焦らず急いで勉強するしかないのです。

そのためには、無駄な時間を徹底的に排除するしかない。

2017年7月21日金曜日

学校の課題

もうすぐ、夏休みに入り、各学校では夏休みの課題も出されているようです。

毎年、この時期には触れていることであるが、

どうせ課題をするなら、自分のためにしてもらいたい。
学校の先生だって、生徒の学力向上のために出しているのであって、決して、生徒をいじめ用なんて思ってはない。

そう思えば、ただ解答を写すいわゆる”写経”に陥らないはずである。
最近は、学校の方でもわかっているようで、
とある高校の課題の範囲のお知らせに

「解答解説に頼りきらないようにまずは自力で考えてみましょう!数学ができるがどうかの差は自分の力で解けるような取り組みを日頃からしているかどうかだと思います」

とあった。

まさしく、私の言わんとすることがここに集約されています。

志向館でも、この課題が自分のためにできるように、普段の授業でも、特別講習でも徹底的にお手伝いをしたいと思っています。

塾の都合だけで、講習や授業を取らせて、お金だけを巻き上げるような塾にはなりたくはないものである。






2017年5月3日水曜日

星稜高校2年生の学年集会の資料より

勉強のできる子とできない子の特性を比較した表が共感したので、取り上げる。

「成績が上がらない子の習慣」「伸びない子の習慣」
の中で取り上げられる特性として、

あいさつができない。
姿勢が悪い
できないのは親のせい、学校のせい、先生のせい
机のまわりが汚い
「自分より下の人」と比べて安心する
時間に遅刻する
プリントをぐちゃぐちゃにする
テストの日程がわからない

などとあげている。

まさしくその通り。
そして、中学生を見ていて、こういう生徒が星稜高校に行っているのも現実…

2017年4月20日木曜日

青チャートの罠

チャート式「基礎からの数学~」シリーズ
言うまでもなく、数学の参考書では一番有名かつ使われているものでしょう。
そして、数学の勉強方法といえば、必ず取り上げられる参考書でしょう。
問題の網羅度、解法の適切さ、難易のバランス、いずれも他の類書を凌駕していることは万人が認めるところでしょう。

4月になって、心機一転、チャートを始める受験生も多いかと思います。
例題に取り組んで、わからなければ、丁寧に解説を読んで、ノートに記入する。
しかも、人によっては、ご丁寧にこの参考書の売りである「チャート」の内容までノートに写す。で、意外と早く1冊を仕上げている。よしがんばった、これで、模試も大丈夫と、自信満々で受ける。ところが、あまり点数は前と変わっていない…

これまで、何人のこんな受験生に出会ってきたことか・・・

なぜ?

簡単なことです。それは、例題を写すという作業に陥っているから。考えない。計算しない。それでは数学はできるようにはならない。

ただ、やたら手だけは使うから、すごく勉強した気にだけはなるから、始末が悪い。



これが、「青チャートの罠」

ではどうすれぼよいか?

時間に余裕があるなら、例題をまず下の答えを見ず解いてみる。それでできたら、次の例題に進めばよい。できなかったら、解説を読んで、理解してから、今度は解説を見ずに最後の答えまで解く。それから、下の練習に取り組んでみる。それでも、できない問題については、チェックをしておいて、それから次に進む。その単元終了後に、もう一度、できなかった問題をもう一度解いてみる。あとはその繰り返し。

時間に余裕がなければ、先に下の練習に取り組み、できれば次に進むが、できない問題については、上の例題をみながら解いてみる。それで、解ければ次に進む。それでもできなければ、チェックをしておいて、あとで解く。

こんなやり方をしてたら、時間がかかって仕方がない。と言う人もいるかもしれない。しかし、苦手なものを克服するには時間をかかるもの。解答を写すほうが、よほど無駄な時間だと思うけど。大体、得意な人というのは、その科目に時間をかけているから得意なんであって、それを鑑みず効率のいい苦手克服なんて都合のいいことを考えるから、”ボッタクリ塾”にお金を巻き上げられるのですよ。

それから、このやり方をするためには、青チャートの本編も解答編も持ち歩くことになるが、それが重たくて・・・という人もいる。そういう人は受験勉強以前に何百グラム余分に持てるだけの腕力を鍛えてください。(て言うかそんなことを言うような人に受験指導なんてしたくない)

そういう人のために、一言、言っておくと、私の経験上、某私立高校では、学校に通うときの荷物の重さと成績は比例するようです。







2016年12月13日火曜日

『勉強の技術』(児玉光雄 著、サイエンスアイ新書』

たまたま、本屋で横積みされていたので、購入し読みました。
著者はスポーツの分野でのコーチングの著書、勉強方法についての多数の書を著しており、
効率的な勉強方法を科学的に分析しています。

その内容は、われわれが経験則で(決して科学的ではない)把握して、生徒にも指導している内容に通ずるものもあり、それに科学的根拠を与えてくれるもので、興味深く読めました。

その中から一部を紹介すると

「睡眠時間を削れば、物理的に勉強時間を確保することはできますが、肝心の脳の状態が芳しくないため、勉強の能率が上がらず、・・・勉強ははかどりません。・・・無駄と思える時間を徹底的に排除しましょう。」
「一夜漬けに代表されるような集中学習は、一気に記憶する反動として記憶が不安定なのです。毎日コツコツ勉強する人のほうが、明らかに豊富な知識を身に付けられるのです」

やはり、定期試験前に一気に勉強して、寝不足なまま試験に臨み、何とか赤点を回避するような勉強をしている人は結局は受験には勝てない。

ましてや、教務力のなさを課題の多さでカバーしているような塾に通って、深夜まで塾の課題に追われているような、生徒は愚の骨頂と言わざるをえない。

また、この本の紹介は次回に譲ります。

2016年10月24日月曜日

今さらながら、数学のセンター追試について

ずっと、忘れていて、今さらながら、今年のセンター数学の追試解きましので、覚えのために少し触れてみたい。

ⅠAは若干大問の最後に難しい設問があるものの、それ以外はそれほどでもなく、例年通りの難度であったかと。

問題なのはⅡBで、仮にこれが本試だったら、2013年のⅠAと同様で、受験の世界ではパニックが起きたであろうレベルである。

よく生徒の中にはセンター過去問の演習をしていて、できないと、これ追試だから仕方がないというように言い訳する者も少なくはないが、私は「追試だから難しいということはない」と日ごろから指導している。

ところが、今回に限っては前言撤回です。

まず、最初の指数対数から変形しにくく、第1問の後半は三角関数でなく、図形方程式。最初にみんなの苦手な軌跡の問題がある。(と言っても教科書の例題レベルではあるのだが)

次に第2問は微分積分であるが、最初に図形の問題があり、こういうのは結構受験生が苦手で、しかもこの数値を正しく出さないと、最後まで引っかかるという、問題である。

第3問の数列は格子点の問題で、国公立の2次試験ではよく出題される問題ではあるが、単に数えるだけではなく、数列の和を利用した問題は、センター対策しか数学の勉強をしてこなかった生徒にはきつかったであろう。

第4問のベクトルは正八角形を題材とした問題で、正六角形ならよく見ていたであろうが、正八角形はとっつきにくかったであろう。(これまでの私の経験では、半数ぐらいの生徒が正八角形を正しく描けないが、)正しい図形を描いて、直観的に、図形的に解ければ、しかも選択肢もあって、できないわけではないが、真面目に考えたら、かなり難しい。

このセットを60分で解いて、8割以上とれる人は、理系でもかなり数学のできる人でしょう。

センター前に、もう一度気合を入れなおしたい生徒(直前はやめた方がいい、心折れてしまいます)

もしくは、数学ができると勘違いをしている生徒の鼻っ柱を折らせたい塾や予備校の先生には
おすすめのセットかもしれません。

とは言うものの、今後こういう問題が出題されないとも限りませんので、演習には利用してほしい問題です。

ところで、センターの対策の勉強として、過去問を解かずに参考書等の勉強だけで終わる人、もしくは、2次試験対策していれば、センター対策など不要という人がいますが、大きな間違いです。
まず、何よりセンターの過去問の演習です。それも、本来なら、3年の今頃からではなく、もう少し前、3年になったぐらいのころからすべきでしょう。

そこで、志向館では、2年の冬期講習で、例年数学ⅠAのセンターの過去問等を取り上げて、演習、解説を行います。ぜひ早めに対策をお勧めします。

2016年8月30日火曜日

「大学への数学」9月号より

「大学への数学」は今年で60周年だとかいうことで、その記念として、60年前の記事から、「どんな勉強が効果的?」という文章が掲載されている。
数学の不得意の人のための学習方向が記されているのであるが、60年前も今も根本は変わっていないなあと・・・
一部以下に抜粋する。(詳細は是非本誌を買って読んでほしい。この記事だけでも、1,234円の価値がある。)

 定理や公式もはっきり憶えていないのに、数学に対して「苦手だ、不得意だ」といっているのはワガママでしかない。・・・ 数学の暗記は理解された暗記でなければ役立たない。学習効果から云っても、憶えなければならぬことがらは、まず理解したほうが暗記しやすいし、忘れにくい。

 数学は計算の学問である。いくら定理や公式を憶えていようと、それを駆使できる計算力が貧困なかぎり問題の解決はのぞめない。・・・この計算演習では、ぜったいにミスをしないというクセをつけておくこと。それには、一つの式からつぎの式を導いたとき、それが正しいかどうかをていねいに検討し、正しいことを確認しながら進んでいくようにしたらよい。・・・計算を正しくやるためには、字を正確に書くクセもつけておかねばならない。・・・さらに字くばりの整然とした計算をするクセもつけておくこと。・・・

 私などのアドバイスと比較をするのもおこがましいのであるが、私がこれまで、生徒に言ってきたことが、ここの文章に凝縮されている。

 この通りのことを実行すれば、確かに数学はできるようになるでしょう。高々高校数学ぐらい、軽く乗り切って、もっと先の明るい未来へ踏み出してほしい。

2016年7月22日金曜日

数学ができるようになるためrに 5

前回、解説のない学校の受験用の問題集の話をした。
この問題集にしっかり取り組むことが一番なのであるが、

解説ないし、自分でできないと言う。

そこで、どうするか?

青チャート(もしくはフォーカスゴールド)の登場である。
やっぱり基礎からやり直さないとって

でも、よく見てほしい、この参考書、断じて基礎レベルではない。
もちろん、基礎的な問題も網羅されているのだが、なぜか、計算が大変な問題が少なくない。

本当に基礎からというのなら、黄チャートからニューアクションβあたりに取り組めばよいのであるが、やはり巷の評判を気にするのか、あまり乗り気ではない。

そして、もっと言えば、これはあくまでも「参考書」なのであって、「問題集」ではないのである。
本来は、問題集をしていて、わからない問題に出会ったときに調べる参考書のはずである。

まあ、百歩譲って、問題集として使うとしよう。ところが、この青チャート、分厚い。例題が掲載されている冊子と練習問題の解説が掲載されている冊子が分冊になっていて、やたらと重い。そこで、多くの人はどちらか片方だけ持って、ひたすら例題だけやる。しかも、ほとんど書写状態。もしくは問題がついているからといって、別冊の解説のみ持って、これまたほとんど書写状態。どちらにしても、一通り終わっても、全然模試の結果に反映されない。当たり前のことである。これぞ

「チャートの罠」

かつ

「究極の時間の無駄」

である。

じゃあどうすればよいのか。

まず、0から始める(学校で習っていない状態)という人は、必ず教科書から始める。いきなり、青チャートから取り組むのは無謀以外の何物でもない。
次に、青チャートの例題ではなく、下の練習問題(practiceもしくは練習)に取り組む。わからなかったら、すぐに解説を見ずに、上の例題を参照しながら、解く。それでもわからなければ、解説を見る。その際に、決して写すのではなく、必ず、自分で計算して、最後まで答えを出すことである。
で、自力でできなかった問題をチェックしておき、一単元終わった段階で、今度はチェックをつけた練習問題の例題に取り組んでみる。これで、基礎は完璧でしょう。

そんなこと言っても、2分冊とも持ち歩くのは重たいなどと言う人もいるかもしれない。そういう人はそもそも青チャートやる資格はない。

さらに、そんなことしてたら、時間がかかって受験に間に合わないという人もいるかもしれない。そうです、すべての単元をするから時間が足らないのであって、特に苦手な単元を中心に取り組めばよいのであって、そもそも3年のしかも夏すぎから、「青チャート」で基礎からなんて、言うこと自体が間違っている。2年のうちからしとけよ。と言いたい。

よし、基礎はできた。いよいよ、入試に向けての実践だ。

またまた続く。

2016年7月16日土曜日

数学ができるようになるために 3

前回より

今度は受験に向けて

2年の後半になると、学校でもこれまでの数学ⅠAⅡBの復習用に問題集を購入させる。
で、授業では、生徒に解かせてきて、最近はその生徒が解いた解答を印刷して全員に配布する学校も多いようである。

ところが、この問題集、解説が掲載されていない。で、自分の担当の問題ともなると、質問に訪れる生徒は少なくはない。

先生によっては、どこを当てるか予め指定せず、授業の範囲をすべて解いてくるように言うらしい。
で、解けていないととたんに先生の機嫌が悪くなるとか・・・

予習なんだから、わからなければ、わからないでいい。わからないことをはっきりさせることが予習やよ って言うと、

だって、先生怖いし・・・

受験生になっても、誰のために勉強しているんだか・・・

そんな他力本願な勉強しているから、さして効果もないような映像授業や学生バイトしかいないような個別塾にぼったくられるんですよ。

じゃあどうすればいいのか

学校の復習用の問題集を授業までに、解いてみる。最低10分は考えてみる。もちろんわからない場合もあろう。その場合は巻末の解答についているヒントを参照してみる。それでも、わからなければ参考書で類題を探す。それでもわからなければ、そのまま授業で解説をきく。その解説でわからなかったら、先生に質問する。(質問は友達や塾で学生のバイト講師に聞かないほうがよい。ともすると独りよがりな解法を押し付けられることになるから)予習段階でわからなかった問題については、授業後もう一度自分で解いてみる。その際に大切なことは自分で計算して、最後まで答えを出すことである。そこまですれば、その問題は自分のものになっているでしょう。

えーそんな時間かけられないよーって言われるかもしれない。

けど、時間かけただけ、必ず自分のものになるのだし、
板書写して、あとは眺めるだけの勉強していても、たとえ同じ問題でも後で解けない。そんな勉強している方がよっぽど、時間の無駄だと思うのだが・・・

まだ続く。


2016年7月14日木曜日

数学ができるようになるために 2

前回の続き。

学校の授業で板書をしっかり写す。その行為自体は否定するものではないのですが、何もきれいに移す必要はないのであって、あとで見てわかる程度で十分である。それより、しっかり先生の話も聞いて、板書ばかりでなく、先生の言った内容も必要に応じて、記録に残すことのほうが重要である。

実際に、数学が本当に得意な生徒(勝手に得意と思っている勘違い野郎を除く)のノートを見てみるとよい。決してきれいなわけではない。ただ、グラフなり図だけはけっこうきれいに描かれていたりする。

ところが、先にあげた、きれいに板書を写す人の場合、丁寧にノートは書かれてはいるが、あまり意味も考えず、写す作業に専念するあまり、図やグラフは適当というか、ポイントを押さえられていない場合も少なくはない。

これでは、数学ができるようにはならない。

次に、教科傍用問題集であるが、宿題だからといって、何とか期限に間に合わせようと、答えもしくは誰かの解答を丸写し。しかも、学校で指定された必要最低限の問題にしか取り組まない。
まずは、じっくり考えて、わからなければ、巻末の解説でない解答およびヒントを見て、もう一度取り組んでみる。それでもわからなければ、教科書、参考書を見てみる。それでもわからなければ、はじめて誰かにきく。そういうステップを踏めば確実に解ける問題が増えていくのであるが・・・

ところが、そんなことしてたら、提出期限に間に合わないという。

だったら、遅れてでも提出すればいいやん(もちろん早めに着手することが前提ではあるが)と言うと、

だって、先生怖いし・・・

一体誰のために宿題をしているのか・・・

まだ続く。

2016年7月7日木曜日

数学ができるようになるために

数学ができるようになるためには、

これまでも何度もこのブログで考えてきたことであるし、答えは至ってシンプルなのです。

まずは学校の授業をしっかりきいて、
学校の教科傍用問題集で復習し、
定期テスト前にもう一度できなかった問題を解きなおす。
これで、定期テストは8割切ることはないでしょう。

次に、受験に向けて、学校で購入する受験用の問題集を解いて、学校の授業をしっかりきく。
そして、単元ごとにセンターの過去問を解き、解けなかった問題をもう一度解く。そして、受験校の過去問を最低10年分を解く。そして、解けなかった問題をもう一度解く。
これで、センター試験は8割以上は確保し、2次試験でも6割以上は取れて、十分に合格点に達するでしょう。数学に関しては行けない大学はないと断言できます。

ところが、
学校の授業ではしっかり、板書を写し、きれいなノートを作り、
学校で教科傍用問題集の宿題が出されれば、しっかりノートに解いて、提出する。
定期テスト前には、そのノートをながめて復習。
これで、定期テストは何とか半分くらい。

次に受験に向けて、学校で購入する受験用の問題集は解説がないから、自分で解けないといって、巷でいいと言われている”青チャート”に取り組む。例題を解こうとするもわからないから、一生懸命答えを写して、解法を覚えようとする。学校では受験用の問題集がどんどん進むし、たまに自分に当たるので、そこは誰かに質問して、何とか乗り切り、あとは授業でひたすらノートを写しまくる。ところが、なかなかマーク模試の成績が上がらない。そして、そういう人の必ず言う一言が「ケアレスミスで○○点損した」などとのたまう。ただ、記述模試はなぜか偏差値だけはそこそこ良くて、「マークは苦手なんだよね」などと言う。

学校からはやはり模試の見直しが重要だと言われ、過去の模試を引っ張り出してきて、解説を横にして、もう一度解きなおす。ところが、ある程度解法がわかったら、あとは計算だけだからといって、結果だけ写す。
それでも、11月当たりのマーク模試でも結果が出ず、やっぱりセンターの過去問だよなと言って、過去問に取り組む。(それも、塾に置いてある赤本などを利用したりするセコイ輩もいる。私は個人的には赤本の1000円足らずをけちるなと指導はしているのですが・・・)
で、時間を計って、解いて、採点して、一喜一憂する。
そして、必ず言う一言が「追試って難しいですよね」と。で、途中で本試のみ取り組んで、さすがに10年分したからもう大丈夫と言い聞かせて、本番突入。

結果は・・・


ⅠAは何とか6割ぐらいとれて、ⅡBは半分を切ってしまう。

何が違うのか・・・
続・・・




2015年4月24日金曜日

新学期がはじまって

各学年新学期が始まり、2週間がたとうとしています。
学校の授業のペースもわかりはじめたこの時期にしなくてはならないことが、学校の教材の確認です。

常々言ってきたことですが、学校の教材さえ完全に消化していれば、たとえ受験生であっても成功することは間違いないことです。

ただ、学校という性質上、一律に同一教材を渡されるので、どうしても生徒によっては、ついてこれないまたは物足らないという生徒がいることは否定できません。

そこが唯一、塾の役割で、個々の生徒に合わせて、その教材についていくための方法、場合によっては追加の教材の提案をする。そして、志望校合格までのスケジュールをともに考える。

こうしたことは、地元に密着して指導して30余年の志向館だからこそできる指導であって、

授業といえば固定的な映像授業のみ、質問の対応は学生アルバイト任せ、正社員はといえば、余計な授業をとらせ、売上アップに執心であるような塾では、望むべくもありません。
こんな塾では、出費は向上しても、学力は向上しません。

2014年12月8日月曜日

定期試験

高校の定期試験中は、学校は午前で終わることが多く、前日の一夜漬けの影響からか、昼から眠そうにしている生徒は少なくない。で、とりあえず、昼は少し寝て、また夜になって、一夜漬け。これを繰り返し、何とか試験最終日を乗り切り、終われば、妙な開放感に浸り、遊びにいく。

こんな繰り返しをしていても、決して、成績は上がらないし、受験にもつながらない。

まず第一に、一夜漬けの知識は、せいぜいもって1日。これでは知識の積み重ねにならない。
次に、寝不足のまま試験を受けて、まともに考えられるわけがない。

やはり、日ごろからこつこつ授業の復習を繰り返し、試験前日は軽く復習だけして、早めに寝る。

いかに睡眠時間を削るかではなく、いかに睡眠時間を確保するかが勝負なんだけどなあ。もちろん、受験勉強も同様です。


2014年11月14日金曜日

数列について

このあいだから、受験生向けに、マーク型の数列の問題を集中的にさせ、模試に備えていて、自己採点の結果をきいたとき、
「数列0点でした」と平気に言う。がくぜん・・・
「でもⅠAはよっかたよ」 あのーⅠAは最近授業ではやってないんですけど・・・脱力

数列ができない生徒が多いのは、この10年来わかってきたことではある。で、あの手この手で対策をするのであるが、決定打がない。よほど、自分の教え方が悪いのかと、落ち込む瞬間でもある。

数列のどこが難しいのか?少し考えてみたい。(続く)

計算ミス撲滅運動 その5