2014年12月8日月曜日

定期試験

高校の定期試験中は、学校は午前で終わることが多く、前日の一夜漬けの影響からか、昼から眠そうにしている生徒は少なくない。で、とりあえず、昼は少し寝て、また夜になって、一夜漬け。これを繰り返し、何とか試験最終日を乗り切り、終われば、妙な開放感に浸り、遊びにいく。

こんな繰り返しをしていても、決して、成績は上がらないし、受験にもつながらない。

まず第一に、一夜漬けの知識は、せいぜいもって1日。これでは知識の積み重ねにならない。
次に、寝不足のまま試験を受けて、まともに考えられるわけがない。

やはり、日ごろからこつこつ授業の復習を繰り返し、試験前日は軽く復習だけして、早めに寝る。

いかに睡眠時間を削るかではなく、いかに睡眠時間を確保するかが勝負なんだけどなあ。もちろん、受験勉強も同様です。


2014年12月1日月曜日

定期試験対策その2

前回の記事での続きですが、
現在2年生は数Ⅱの「微分・積分」の範囲である高校が多いのですが、
この話は、以前「しょうもない話」でもしたのですが、
3次関数の増減を調べるときに、増減表を描くのはいいのですが、
極値を求めてから、yの増減を決め、その後y'の矢印を決めるということを平気でやってのける。あるいは、xの3次の項が+なら、y'の符号を自動的に+-+としてしまう。これが、見ている生徒のほとんでがそんなことしているから、驚くし、あきれるし、腹立つし・・・

そりゃ、数Ⅱでしかも3次関数なら、それでもいいかもしれないが、これでは、数Ⅲ入ってから困るでしょう。
このままなら、数Ⅲできない軍団いっちょあがりってとこでしょう。

数Bの「数列」についても、いっぱい言いたいこと(愚痴?)があるのですが、それはまた「しょうもない話」ででも語ろうかな。

定期試験対策

現在各高校では定期試験の真っ最中で、
志向館城北校でも、各高校、学年の試験の日程にあわせながら、特別時間割を組んで、きめ細やかに対応している。

これは、授業の大半を常勤講師で行っている志向館ならではの対策で、固定的な映像授業が主体の予備校や、学生講師が主体の塾では到底できないことでしょう。

人によっては、定期などできなくても、受験さえ成功すればというが、残念ながら、最終的に受験に成功している人は。、振り返ってみれば、やはり定期試験でもしっかりとっている。つまり、定期試験で点をとることは、受験で成功するための必要条件なのである。(ただ十分条件ではない)

で、十分条件でない要素なんですが、
数学を見ていて思うのは、試験前の切羽詰った状況なので、仕方ないのですが、とりあえずここさえ理解しておけばいいや、という付け焼刃的理解が中心になってしまって、これでは、このあとの単元で苦労するのになあということが多々ある。

やはり、予備校チックなテクニックに走るのではなく、教科書的な地道な理解が必要なのである。それが、結局は近道になるということに、なかなか気づかない生徒が多いし、なかなか生徒に気づかせられない自分がいるわけです。