2018年4月27日金曜日

緑の革命

「緑の革命」といえば、センター試験の地理の頻出事項である.

「稲塚権次郎」の画像検索結果アメリカのノーマン・ボーローグによって作られた「奇跡の小麦」と言われる多収量品種がインドやパキスタンなどに導入され、深刻な食糧問題の解決に寄与したものである。

ところが、この品種のもととなった小麦の片方が実は「小麦農林10号」という日本の品種であったことに驚かされるとともに、しかもその品種を育成した稲塚權次郎がお隣りの富山県城端の出身であることを、先日城端に行ったときに知り、改めて驚かされた。


不勉強と言えばそうなのであるが、いくつになっても知らないことは多いようで…
生涯学ばねばと気持ちを新たにした。


2018年4月23日月曜日

「大学受験のダークサイド」

「中学受験のダークサイド」という記事より

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180422-00010001-yomonline-life&p=1
時期によってはリンクがきれているかも…

以下引用

中学受験塾が「入試問題を的中!」と派手にアピールするのもいかがなものかと思う。過去問を徹底的に研究した結果、学校の入試出題者の意図が乗り移り結果的に問題を的中させることは、塾講師としてはお手柄なのだろうが、中学受験塾の役割は、志望校に合格するために必要な学力を確実に身に付けさせることであり、入試問題を的中させて、本来合格する学力のない子供までその学校に押し込むことではないはずだ。入試問題を的中させて合格者が増えたのなら、合格実績からむしろその分を差し引いて見なければいけない。

 中学受験勉強の目的は、どんな手段を使ってでも第1志望に合格することではなく、定めた目標に対して努力を続ける経験を積むプロセス自体の中にある。さらに、どんな結果であれそれを最終的には前向きに受け入れ、人生の新たな一歩を踏み出す姿勢を学ぶことにある。

 つまり、自分の努力で自分の人生を切り拓(ひら)き、仮に結果が100%思い通りでなくても腐ることなく歩み続けることのできるひとになるための経験なのだ。12歳にして「生き方」を学ぶ機会なのである。

以上引用。



「中学」を「大学」に置き換えてもまったく同じことが言える。
業界の端くれとして、自らを律したい。


2018年4月9日月曜日

新年度が始まる

昨年度の厳しい入試結果を経て、今年度も新しい受験生および高校生を迎え、気持ちが引き締まる思いです。

それにしても、今季の入試は厳しかった…

「桜散る」の画像検索結果

個人的には、我が子の入試を経験してからは、館生の合格を聞くと、喜びというよりは安堵感の方が強くなった気がする。そしてそれ以上に、不合格の結果を聞くと、親の気持ちを思うと申し訳ない気持ちで一杯になり、どこかの塾のように、ノー天気に合格実績○○大学〇名なんて、声高に言えない気持ちになる。

じゃあ、志向館では合格実績出してないのかと言うと…

もちろん出しております。(矛盾は百も承知)
そこは大人の事情ということで…

ただ、今の気持ちを忘れずに、今年度の受験生の志望校合格に向けて全力を尽くし、安堵感が申し訳ない気持ちを上回るようになりたいとは思っている。

常に反省。進化する塾でありたいと思う。