2016年7月16日土曜日

数学ができるようになるために 3

前回より

今度は受験に向けて

2年の後半になると、学校でもこれまでの数学ⅠAⅡBの復習用に問題集を購入させる。
で、授業では、生徒に解かせてきて、最近はその生徒が解いた解答を印刷して全員に配布する学校も多いようである。

ところが、この問題集、解説が掲載されていない。で、自分の担当の問題ともなると、質問に訪れる生徒は少なくはない。

先生によっては、どこを当てるか予め指定せず、授業の範囲をすべて解いてくるように言うらしい。
で、解けていないととたんに先生の機嫌が悪くなるとか・・・

予習なんだから、わからなければ、わからないでいい。わからないことをはっきりさせることが予習やよ って言うと、

だって、先生怖いし・・・

受験生になっても、誰のために勉強しているんだか・・・

そんな他力本願な勉強しているから、さして効果もないような映像授業や学生バイトしかいないような個別塾にぼったくられるんですよ。

じゃあどうすればいいのか

学校の復習用の問題集を授業までに、解いてみる。最低10分は考えてみる。もちろんわからない場合もあろう。その場合は巻末の解答についているヒントを参照してみる。それでも、わからなければ参考書で類題を探す。それでもわからなければ、そのまま授業で解説をきく。その解説でわからなかったら、先生に質問する。(質問は友達や塾で学生のバイト講師に聞かないほうがよい。ともすると独りよがりな解法を押し付けられることになるから)予習段階でわからなかった問題については、授業後もう一度自分で解いてみる。その際に大切なことは自分で計算して、最後まで答えを出すことである。そこまですれば、その問題は自分のものになっているでしょう。

えーそんな時間かけられないよーって言われるかもしれない。

けど、時間かけただけ、必ず自分のものになるのだし、
板書写して、あとは眺めるだけの勉強していても、たとえ同じ問題でも後で解けない。そんな勉強している方がよっぽど、時間の無駄だと思うのだが・・・

まだ続く。


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