某県某高校で、部員の喫煙が発覚し、県大会途中にも関わらず、出場を辞退したという。
こういう話の中で、いつも出てくる論調が「教育の一環」という言葉である。
一体全体
甲子園に出場する高校のうち7割近くが私立高校であり、
しかも県の代表と言いながらも、県外の出身者が少なくない。
しかも、甲子園にまで、出てくる野球部員の多くは、果たして高校でしっかり勉強できているのだろうか
朝練があって、夜は遅くまで練習して、その合間の授業は居眠りをして・・・(そうじゃない生徒も多いとは思うが)
甲子園に出場して、勝ち進めれば、将来はプロか有名大学に進学。
そのこと自体は個人的には否定しない。人生野球で勝負できるなら、それはそれでいいことであろう。
問題なのは、それはを教育」などと言うのだろうか?
マスコミが(というか、主催者がマスコミなのであるから当然であるかもしれないが・・・)、「たかが」高校生の部活動の一つの大会を勝手に盛り上げ、勝手に美談に仕立て、そして、今回のような「不祥事」があれば、、これまた徹底的に叩く。
不祥事を起こした生徒が悪いのは勿論であるが、たかが(というと怒られるが)喫煙、これほどまでに騒がなくても、責めを負う高校生の将来の方が心配になってくる。
マスコミが作り上げたかつて甲子園のスターの末路が薬漬けという愚行を、マスコミは全く反省していない。
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