志向館では、合格した受験生に合格体験記を書いてもらい、ことあるごとに公開し、後輩の参考にしてもらっています。(もちろん塾のPRも兼ねていることは内緒です)
その中で、昨日、名古屋大に合格した人のものを引用させてもらいます。
「基礎を中心として、なおかつ発展的であるものをすることで、土台のしっかりした力をつけることができました。反復と基礎の大切さを知ることができ、今後の勉学にも役立てられる、充実した1年だったと思います。」
理系らしい抽象的な文章であることは(失礼!)おいといて・・・
彼は典型的な理系人間で、私が担当した数学に関しては、この10年間で出会った多数の生徒の中では1番といっても過言ではない。その彼が「基礎」「反復」と言っているのだから、
その他多数の人は、当然、基礎の重要性を自覚してほしい。
毎年いるのであるが、基礎もできないうちから、赤本に手をだして、できないできないと嘆いている、もしくは難関大の問題を解くだけで自己満足しているような人に、あるいは現2年生に特に言いたい。
ちなみに、彼は前期試験1週間前に聞いたところでは、まだ赤本がほとんど終わっていないということであった。(その後終わったかどうかは恐ろしくてきいてはいない)
とまれ、彼のような典型的理系が医学部ではなく、理学部に行って、研究者の道へ歩むことは、技術立国日本にとっては僥倖である。(少し大げさかな)
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