2011年7月15日金曜日

夏休みは受験生の天王山?

大山崎のHPより拝借
山崎の戦いの絵図だそうです
「天王山」とは言うまでもなく、京都府の地名でして、この地で1582年羽柴秀吉が明智光秀を討ち、織田信長の後継者としての一歩を踏み出した地であり、その後の秀吉の検地、刀狩といった兵農分離政策が中世から近世への画期と考えるのであれば、確かに「天下分け目の戦い」であったといえようか。(少し、史学科卒をアピールしちゃいました。)

で、翻って受験ということで考えると、半年後の受験の成否を決めるといえるかというと、それは少し疑問。とても「天下分け目」とはいえない。やはり、所詮は塾の宣伝文句に過ぎない。

ただ、学校のない夏休みは、どうしても生活リズムが崩れがちで、家にいても勉強にならない人が多い。そこで、塾の夏期講習もとりながら、その前後で自習室も利用して、学校の課題をしっかり終わらせ、自分の勉強もするというのが、一番充実した夏休みが送れるのではないでしょうか。

どこかの塾のように、夏休みが天王山と言う言葉にだまされ、とても消化しきれないような夏期講習を取らされ、莫大なお金を払わされることのないように。

最後に、夏休みは学校がないということで、学習が停滞すると言う意味では、名神高速で渋滞で有名な天王山トンネルと通じ、やはり夏休みは天王山といえるかもしれませんね。

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