例年、夏休み中に1年生には2次関数を指導することが多い。
言うまでもなく、2次関数は高校数学の土台となる単元で、ここでつまづくと、私立文系にまっしぐらというところなのである。
そこで、一にも二にも練習あるのみ、
まず平方完成をして、そしてグラフを描いて、
で生徒もグラフを描く。まあきれいなグラフを描く。
しかし何か違和感が・・・
どうも、目盛りを等間隔に描いてないのである。
例えば、-1と1との点が原点からの距離が違うのである。
2次関数の最大・最小を考え上では、横の長さは命なのに・・・
中には、学校でx軸を、定義域のみしか描かないグラフを習っていて、それしか描けないという生徒もいたりする。
まあ、中学であまりグラフを自分で描く機会がないから、仕方がないのであるが、
このまま、グラフを描けないままだと、必ず数Ⅱの図形と方程式でつまづき、そして積分の面積の計算でもグラフを描かずに立式を間違ってしまうのである。さらに、数Ⅲが必要な理系にとっては、グラフを描けないのは致命傷となる。
やはり、1年からしっかり指導していくしかない。
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