2013年8月10日土曜日

夏休みの宿題3

某高校の夏休みの数学の宿題は、毎年恒例の黄色チャートから1学期の復習になる問題をセレクションして、解かせている。

ここ数年はチャートも専用ノートがあって、直接書き込む形式になっている。で、今年になって気づいたのであるが、黄色チャートには基本例題と少し難度の高い重要問題とさらに難しいExerciseがあるが、今回配布されているノートは基本例題およびその下のpracticeのみ掲載されているのである。こんなんあるなんて、知らんかった。ちょっと勉強不足・・・

ところで、生徒は宿題に取り組む際に、自分でやってみて、わからなかったら、解答をみて、解答を写す。やってみて間違っていたら、赤で正しい答えを写して、それでおしまい。で、終わってしまえば、テスト前に少しだけ見返しておしまい。これじゃあ、点数取れるわけない。こんなことしているから、いつまでたっても数学の点数が上がらない。こんなことしているから、私立高校に入学する。

これだけの内容をやっていれば、1学期の復習は万全なのに、先生の意図の半分も理解していないのであろう。どうしても、理解より提出が目的になっている。とても残念。

こんなことだから、塾へ受ける必要もない夏期講習に大枚はたくことになる。
こんなことだから、さして効果のないような映像の授業にも大枚をはたくことになる。

なんともなげかわしい・・・

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