2013年8月13日火曜日

坊主憎けりゃ

1年の数学の授業から。
絶対値の説明をしていると、必ずといっていいほど、「これ、きらい」とか「これ、苦手」という声がきこえてくる。

いったんそう思い込むと、なかなか苦手意識はとれないようで、そうすると、普通の計算もできなくなる。まさに、「坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い」である。

数学にはこの「坊主憎けりゃ・・・」がよくあって、
数学が嫌いになると、教えている先生まで憎くなってしまう。

もちろん、その逆もあって、私のような若くて、カッコイイイ先生だと、さして教える技術がなくても生徒は私の言うことをよく聞いてくれて、数学にも私のためにがんばってくれて、数学も好きになるのである。
(無論、「私のような」は冗談ですが・・・)

それにしても、この話をしたとき、「坊主憎けりゃ・・・」という言葉、今の子は知らないことにびっくりでした。別のクラスできいても知らなかった。

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