2013年9月16日月曜日

『受験勉強をしなければいけない本当の理由』より その8

緊張には2種類あります。悪い緊張と良い緊張です。悪い緊張には、準備不足や自信のなさからくる、不安なザワザワです。良い緊張は、やるべきことをやってきた、という、静かなドキドキです。
現状の自分を認めることは、受験勉強において本当に大事です。弱くても何でもいいんです。大事なのはこれから強くなることです。常に確認をとってください。現状の「自分の位置」を。そこから対処法が生まれてきます。見て見ぬフリは、そろそろやめてください。自分自身から逃げて、逃げて、逃げ疲れるだけです。結局、現実が影のようについてくるだけです。
とにかく、春・夏・秋・冬と最低でも4回の模試を、マーク(基礎)・記述(応用)ともに受けてください。その際、できるだけ母集団が大きいものを。山ほどいる受験生の中で、今の自分の位置を知る、というのが目的なんですから。
(以上引用)

緊張をプラスにもって行けない人が、私立高校の生徒に多いようです。
そして、現状の自分を認識できない、というかしたがらない生徒もやはり、私立高校の生徒に多いようです。
母集団の小さい模試を全国的な模試として、それをもとに進路指導し、それを保護者にも信じさせる塾もあるようですが、笑止千万です。やはり、大学受験なら数十万人単位の模試でないと、しっかりしたデータはわからないでしょう。

以上でこの本の紹介は終わりますが、高校生の保護者の方にお勧めです。




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