一生に一度だけ、死者に会えるという、一見オカルトチックな話であるが、死者だからこそ、語れる真実に思わず感動するお話です。また、「失われた誰かの生は、何のためにあるのか。どうしようもなく、そこにある、逃れられない喪失を自分たちはどうすればいいいのか。」「残された者には他人の死を背負う義務もまたある。失われた人間を自分のために生かすことになっても、日常は流れるのだから仕方ない。」など「死」について深く考えさせられます。
読みやすさ(ふつうに読みやすい)
感情移入度(主人公が高校生ですっと入っていける)
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