2014年1月25日土曜日

センター試験が終わって

センター試験が終わって1週間。各学校では生徒と面談して、塾の方でも生徒の要望に応じて、面談を通じて、受験校の決定をしていきます。

思えば、1年前は、我が家にも受験生を抱え、昨年度のセンターの国語とⅠAショックにもろにぶつかり、思うような点数を取れずに、困っていたことを思い出す。
親としては、少しでも可能性の高いところを受験してほしいと思ったのだが、本人には譲れない一線があって、結局D判定の大学を受験することとなった。
しかし、本人はいたって、自信満々で合格を確信していた。結局合格して、本人、親ともども胸をなでおろしたのであるが。
ただ、これには後日談があって、4月のセンター試験の成績開示を見ると、D判定だと思っていたセンターが、自己採点から何と-10点・・・もしかしたら、E判定だったのかも。
そして、さらに5月になって、大学からの成績開示をみると、学部内で8位の合格、数学は満点、他の資料を見ると、個別試験だけだったら学部内の最高得点だったことが判明。

ともすれば、私の職業柄、データから少しでも可能性の高い受験校を提案してしまうことに反省をさせられた年でもありました。逆に我が息子に教わったような気がしました。

考えてみれば、自分の人生の方向性を決める大学進学を、機械が出すデータに振り回されてはいけないだろう。自分の人生は自分で切り開く。どうか、受験生はデータや周囲に振り回されずに、自らの意志で、受験校を決定してもらいたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿