2016年10月20日木曜日

Fランク大学の存在意義

東洋経済オンラインより
「私はBF(ボーダーフリー)の大学こそ、日本の希望だと思っているんですよ。決して絶望して居直っているのではありません。私たちだからこそ、教えられることがあると思うのです。それは、「人の物差しで生きるな」ということ。いわゆる高偏差値の大学の学生では、社会の物差しから自由になれないし、なろうともしません。私たちは、Fランクですから、社会の尺度からは比較的自由。それは、この生きにくい社会での優位性だと、我々は考えてます。人の尺度で生きるのはやめて、自分の価値観を信じる。大学の教員として、それを支える側に立ちたい。」
今、給付型奨学金の話題が出てきて、あらゆる大学に給付型の奨学金が必要なのか?という暴論が出てきそうであるが、こういう風に考えている大学教員がいる限り、やはり、大学教育の意義というものが感じられる。
ブランド校に入学したということでしか、自分の存在を主張できない学生より、大学で具体的に何を学んだかを主張できる学生になってもらいたいものである。
ところで、その志向館では来る11月12日土曜日、そのFランクと対極にあるような、関西学院、法政、立命館、関西の4大学の入試説明会を実施します。そうは言ってもやはり大学はブランドだよなという受験生はぜひご参加ください。

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