2022年3月23日水曜日

下ネタ?

 久しぶりに会った、腹違いの妹は美しく成熟して、妹とは言え、長い間別々に育ったので、他人行儀に接していて、多少罪悪感も薄れ、と勝手な理屈で思いを寄せ、下心丸出しで会話をして、夜も遅くなり、それぞれの寝室に別れた。しかし、思いは積もるばかりで、4歳から世話をして、大人になってから手をつけた、自分のまわりの世話をしてくれる女房に手引きをさせて、その妹の寝室へと侵入する。さて、どうなることやら…


これ、何も得意の(?)下ネタを披露しようというわけではなく、今年の共通テストに実際に出題された古文の大まかな内容なのです。

で、この好色なオヤジ(当時34歳)はというと、恐れ多くも、持明院統の祖である後深草院、つまり北朝の天皇の祖、現在の天皇の直系の祖に当たる人物なのである。


それにしても、平安王朝では日常であったとはいえ、こんな近親相姦まがいの話題を、全国50万人にのぼる18歳の若者に読ませるとは…


内容の是非はともかく、18歳の若者には伝わりにくかったのか、古文の出来が悪く、国語の平均点を引き下げたようです。


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