2014年6月23日月曜日

学校の課題

学校の課題が多くて、塾に通ってられない。という理由で塾をやめる生徒も少なくはない。
また、学校も課題をしっかりやっていれば、受験まで大丈夫。塾へ通う必要もない。
これらの話、いたって正論で、反論のしようもない。
ただ、課題もしっかりやっているのに、それでも受験で思うような結果を残せない生徒が少なからず存在するのも事実である。

課題をただ「こなす」だけではだめなのである。
たとえば、ある問題集を課題に出されると、まずは自分で解こうとするのだが、ほとんどわからないのか、あまり考えもせず、赤ペンで解答を写し始める。そして、ともかくも指定のページまで写し終えたら、それで提出。で、テスト前にその解答を「ながめて」復習完了。で、テストでは赤点…

まえにも書いたのだが、課題が単なる「作業」になっているのである。課題が多すぎて、時間がないのか、それとも勉強に割く時間が少ないのかはわからないが、ともかく時間がないからと言う。
しかし、課題を作業にするほど時間がもったいないということがわかっていないのである。

時間がないからこそ、じっくりやって一つ一つ自分のものにして、できたところまで課題を提出したらどうであろうか。それで、しっかり定期テストで結果を出せば、学校の先生だって文句も言うまい。(いや、逆に嫌われるかな?)無論、そんな勇気のある生徒はいないのであるが…

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