2014年6月9日月曜日

計算ミス撲滅運動 その4

 生徒がある問題を解いているのをみていて、途中の計算ミスを指摘すると、あわてて最初から消しゴムで消そうとする。私の方は、「待て待て」と止めて、ミスを探させるのであるが、いかにも生徒は不満そうな顔をする。確かに、ミスを見つけられるのは、それはそれで不愉快だろうし、ましてや、ミスを見つけることほど、時間がかかることはない。その気持ちはわからないでもない。しかし、この作業を乗り越えない限り、計算ミスはなくならない。結構、同じようなミスを繰り返すことが多いのである。それに気づくことが、ミスをなくすことの第一歩なのである。

 もちろん、テスト本番で時間がないときは、もう一度やり直すことが効果的なのであるが・・・

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