2012年9月23日日曜日

山本周五郎の小説より

「足軽奉公」より
「・・・この風車というものは竹の親串と、軸と、留める豆粒と紙車で出来ている。けれども、こうして風に当てて廻るのは紙の車だけさ、人もこの廻るところしか見やしない、親串を褒める者もなし、軸がいいとか、豆の粒がよく揃ったとか云う者もない、つまり紙の車ひとつを廻すために、人の眼にもつかない物が三つもある。しかもこの三つの内どの一つが欠けても風車には成らない。また串が紙車になりたがり、豆粒が軸になりたがりでは、てんでんばらばらで風車ひとつ満足に廻らなくなる。・・・世の中も同じようなものだ、身分の上下があり職業にも善し悪しがある、けれどもなに一つ無くてよいものはないのさ、お奉行さまが要れば牢番も要る、米屋も桶屋も、棒手振も紙屑買いも、みんなそれぞれに必要な職だ。・・・」

目新しい話ではないが、この小説の発表が昭和20年1月ということで、第2次大戦敗戦濃厚の中での言葉だけに、重みがある。

そして、こういう教育を受けた人たちが、戦後の経済成長を支えたのであろう。

いま退潮傾向の日本に必要なのはこの考え方なのかもしれない。でも今の高校生にはわからないだろうな。・・・

2012年9月12日水曜日

星稜高校入試説明会

本日、星稜高校で塾向けの入試説明会がありました。

すばらしい大学合格実績に裏打ちされた、自信あふれる説明会でした。
どうぞ、お任せくださいという自信が垣間見られました。

最後に干場校長先生の言葉で、
「学校の勉強がわかって、さらに高いレベルを目指したい生徒、または学校の勉強についていけない生徒のフォローを塾でお願いしたい」とありました。
塾向けのリップサービスも多分にあるのでしょうが、ただし、あくまでも学校中心でお願いしたいということなんでしょう。

もちろん、志向館では学校の勉強を第一に考えて、塾での指導を心がけております。どこかの塾のように、学校の授業をさしおいて、さして効果のないような映像授業を日本一と称して、多額の学費をとって押し付けるようなことはありません。

2012年9月7日金曜日

某塾の広告より

先日のリビング金沢に某塾の1面広告があった。

「・・・塾のための予習が必要だったり、学校よりも塾を優先させたりすることはありません。」

「ある塾では、宿題が多すぎて、学校の休み時間や深夜まで宿題をやらなければならないなどという話を耳にします。・・・」

「・・・塾の傾向として、予習・宿題を多くする詰め込み型の「強制勉強」をさせることがあります。生徒たちはそのハードさにいやけがさして敬遠しがちです。しかし、それをやめることがなかなかできません。その理由は「勉強のボリュームを下げたくない」という生徒の気持ちを無視した保護者の思いがあるからです。予習や宿題で苦しみ、学校の勉強をないがしろにしてでも塾の勉強をする自分の子供を見て、保護者が満足しているからです。教育の質よりも、ただ過剰に勉強させる塾が「良い塾」と映るようです。・・・」

(削除)

県外資本同士で、勝手にどうぞと高みの見物を決め込みたいところですが、やはり、石川県の教育力の低下がこれら県外資本の影響もあると思えば、県内の塾も声を大にして主張せねばならないでしょう。

どうも県内の塾長様たちは、仲の良い塾だけで固まって、「君主危うきに近づかず」なのか、黙っているようです。もっとはっきり言えばいいのに・・・

私ははっきり言います。
某塾の詰め込み型の学習は、某塾のスローガンとは裏腹に「一人で勉強できない子」を育て、高校になったらなったで、、さして効果のない映像授業を大量に見させられかつお金もしっかりとられ、そして多くの失敗者を生み出すのです。

もうそろそろ目覚めませんか。親も子供もそして学校の先生も・・・

2012年8月29日水曜日

東進センター試験本番レベル模試

先日は、東進のセンター試験本番レベル模試が実施されました。
数学の問題の難易のバランスの悪さは相変わらず。
さらに、「センター試験本番レベル」と銘打つのなら、数学のマークシートの選択肢も本番とあわせてもらいたい。(もちろん、来年度から変更を予測しているのなら大したものですが・・・)
まして、受験者数から考えても、データの精度も怪しい。

まあマークに慣れるという意味合いはあるのでしょうか・・・
こんな模試を真面目に受けている受験生がかわいそう。
そして、こんな模試のデータをもとに指導している人は本当に受験を知っているのだろうか?


そして、そんなデータに振り回され、高額の授業料をぼったくられる保護者のみなさまに同情します。

2012年8月18日土曜日

第2回全統マーク模試

本日、高校によっては全統マーク模試が実施され、同時に自己採点も実施された。
毎年、この時期の模試は夏休みの学習の成果が試されると同時に、どこかの模試とは違って、受験者数、問題の質いずれをとっても、精度の高い模試である。

ところが、数学に関しては、少々問題数が多くかつ凝りすぎであり、なかなか思うように得点ができないのも、想定内である。
ところが、自己採点が終わった高校生からは、上がったの下がったのと大騒ぎで、なかには夏期講習がんばったのに点数が下がった、無駄だったという人もいたりして・・・

けど、待ってほしい、全体の平均点もでないうちから、上がったの下がったのとは笑止千万。
そんなことだから、どこかの模試のようにだんだん難易を下げていっているのも知らずに、上がったと勘違いして、それを信じて本番で見事失敗してしまうのである。

もう少し冷静になってほしい。

一応、数学の問題の難易からの得点目安は下記の通りである。ⅠA49点、ⅡB57点以下は完全に基礎力不足である。今一度地道な勉強が必要である。


2012年8月8日水曜日

夏期合宿3日目

毎年恒例となった。夏期合宿。
はやくも3日目。
疲れもピークに。けど、受験生はまだまだがんばる。
明日で終了。
ようやく下界に帰る。

2012年8月2日木曜日

ロンドンオリンピックから

世はオリンピック一色です。志向館では夏期講習の真っ最中。
オリンピックは、受験生にとってはマイナスでしかないのですが、いい言葉があったので。
競泳男子200バタフライ銅メダル 松田丈志の言葉から
「僕には才能はない。だけど体力と、人一倍の犠牲を払って努力できることには自信がある」