2021年5月22日土曜日

つもり違い

5月21日予備校HRより

私のお散歩コースの途中に聞善寺というお寺があって、
そこには門前に掲示板があって、定期的に含蓄のある言葉が掲示しており、
時折、足を止めて読み込むことがあります。きょうは最近みかけた言葉を紹介します。
ここに掲げてある言葉、確かに人によって感じかたは様々でしょう。

私が個人的にビビッときたのは、最初の言葉「深いつもりで浅いのが知恵」です。これは、受験生に特に言いたいことなのですが。同じ勉強をしていても、「自分がわかった」と思うハードルが低い生徒がいます。それでは、次に同様の問題が出てきても、やはりできないのです。こういう、生徒が特に公立高校の生徒より、私立高校の生徒に多いような気がします。常に、次同じような問題がでてきたときに、どうやったら解けるのかを意識しながら勉強し、つもりでない、確実に深い知識を得て欲しいと思います。
それから、「浅いつもりで深いのが欲」ですが、加齢にともなって、欲も浅くなった私から言わせてもらえば、若いうちは深い欲もあってもよいのではと思います。それが、勉強や仕事の張り合いになるのならなお良いのではとも思います。

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