とある難関国大(いわゆる「旧帝大」であるが、個人的には「旧帝大」という言葉は好きでない。戦後70年近くたって、いつまでも「帝国」はないでしょう)合格者の声が印象的だったので取り上げる。
周囲がどんどん某映像授業の予備校をはじめとする塾に通う中で、「どんどん塾でも予備校でもいけばいい。それだけ、無駄な塾や予備校の授業を受けて、ライバルがどんどん減っていくから。」と言い、彼は頑なに学校の勉強を中心に据え、学校の授業になると居眠りする生徒がいる中で、彼は学校の授業は絶対に眠らなかったという。
無論、そんな彼も通塾しているわけであるが、自習室を中心に利用し、決して学校の勉強のペースを最後まで崩さずに、今年の激動のセンターも無事乗り越え、見事現役合格を果たす。
もちろん一例に過ぎないが、やはりわれわれ塾業界も反省すべきであろう。学校の補完機関としての機能を再認識すべきであろう。
ただ、学校の完全フォローは容易ではなく、学生バイトが主体で質問対応しているような塾では不可能である。だからこそ、そういう塾は映像授業に走らざるを得ないあろう。
全教科に専任講師がいる志向館だからこそできる、学校のフォローを考えていかねばなるまい。
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