2013年2月4日月曜日

今年のセンター数学

何かと話題となった今年のセンター数学でした。どこかの予備校のようにいち早く分析をするのではなく、むしろその後の2次向けの準備にかまけて、どこよりも遅い分析となりました。

さて、まずは受験生の目の敵とされたⅠAでしたが、第2問の2次関数が図形の要素が加わった上に、工夫しない計算地獄に陥りやすく、ここで少々あわてて、次の第3問の図形の問題に行くと、最初の2番目でひっかかり、絶望感を感じてしまい、実は今回のⅠAの問題の中では。もっとも簡単であった第4問の確率では冷静に対応できずに、大きく失敗した受験生が続出したようである。とある会場では、ⅠAの試験終了後に、泣いている受験生もいたとか・・・

実はこれには伏線があって、センター1日目の国語が近年まれにみる難しさで、ともかく時間が足りない。で、直感的に出来ていないと思った多数の受験生が、数学で挽回をと気負って受けたⅠAだけに冷静に対応できなかったのでしょう。

あまり意気込まずに、出来る問題を確実にこなし、第4問まで到達した人は、それほどの失敗でもなかったようです。

さて、センター史上に名を残しそうな第3問であるが、受験生の多くがつまずいた、前半部と後半部の問題は。丁寧に何回も図形を描けば、ほぼ中学生の知識で解けるほど、簡単な問題だったのです。ただ、多くの受験生が図形を描くのが下手であることと(これは、数学の偏差値60~70くらいの人でもいます)。やはり中学生の図形の知識を忘れていることでしょう。

やはり。、日ごろから問題文を読みながら、図形を描く練習をしとかなきゃ。私も指導のときはいつも言っているのですが・・・

ただ、センター側も、昔のように参考図ということで、問題に正確な図があれば、平均点10点はあがって、センター側にも理想的な平均点になったのでは?

後の祭りですが・・・ⅡBはまた別の機会に。

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