前回に引き続き、ⅡBの方を分析。
ⅠAの難しさばかりが、前面に出て、あまり話題にならなかったⅡBだが、実は大きな変更があった。
まず、第1問で図形と方程式が出題。現行過程で、この分野が大問で出題されたのは初めてである。しかも、みんなが苦手な外分が扱われ、最初から苦労したことだろう。また、これまた、初めて、数学的帰納法が出題された。また、第1問の〔2〕では3次方程式の解と係数の関係が・・・(もちろんその知識はなくても解けるが・・・)
2年前くらいから、いろいろな分野を出題しようという方向性が見受けられたが、ここまで出されるとは・・・
ただ、その他はいずれも誘導が丁寧な問題だったので、ⅠAほど苦労はしなかったようである。
今年ほど、各予備校の模試の出題傾向と乖離した年はない。例年、模試とかテキストとかと「的中」ばかりが、前面に押し出されるようであるが、そういう意味では今年は、全国の予備校”総ざんげ”の必要がありそうですね。
大体、宝くじなら10枚で1枚も当たれば、いいでしょうけど、テストの10題のうち1題「的中」したところで、何にもならないでしょう。
そんなことを宣伝文句にする予備校も予備校ですが、それに踊らされる受験生も受験生。どっちもどっちでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿