2013年4月19日金曜日

がんばれ星稜生

先日、星稜高校で3年生対象の特別集会があり、その資料を見せてもらうと、「部活動をしていなかったことを胸を張って言えるような人間にならねばならない」と表紙にあって、興味深く、様子をききました。資料の中には、某公立高校(一般に、この高校いくなら星稜に専願で行くと思われるような高校)の進学実績が掲載されており、それを見ると、Aコースはともかく、Bコースはどう見ても、「負けている」(表現が適切かどうかは別にして)ようにみえる。

で、生徒と話して、「何で星稜こんなダメなんやろ?」って話になって、いろいろ話していたのであるが、私が20年近く星稜生をみて思うことは以下の通りである。

①国語力がない人が多い。公立高校の入試は、科目に関係なく、実は国語力が要求される問題が多く、どうしても国語力のない中学生は公立入試で失敗し、星稜に来る生徒が多いと思われる。それとも関連するのであるが、人の話をじっくり聞けない。

②プライドが高い。(このことは、よく言えば前向きということであるが・・・)例えば、基本的な問題に取り組んで、できなくて傷つくのを恐れ、やたらと難しい問題に当たりたがる生徒が、結構いる。また塾にきて、授業を体験しても、実はそれほど理解できていないのに、「簡単すぎる」と言う生徒もいる。

③ ②とも関わってくるのであるが、参考書や塾・予備校に対するブランド志向が強く、自分に合った参考書や塾・予備校を選択できない。自分の実力に合わないような、難しい問題集に取り組んで、結局挫折してしまったり、対して効果もないのに、名前だけ、見せかけの合格実績で、塾・予備校を選び、無駄なお金と時間を使ってしまう。

じゃあどうしたらよいのか。答えは、この資料にあって、最後に「放課後を価値ある時間に!」の中に、復習を徹底する!とあって、この通りにすれば、間違いなく成功するのであるがなあ・・・

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