2011年4月22日金曜日

数学の教科書傍用問題集

今年も1年生に数学の教科書傍用問題集が配布された。一時は、毎年のように変わっていた問題集であるが、ここ数年は安定している。星稜はサクシード、桜丘はアドバンスで、これで、3学年が同一の問題集になった。

ただ、解説の配布は、星稜はなし。桜丘はあり。と対応は分かれている。

この解説の配布は悩ましいところで、それが生徒のためになるかどうか、難しいところではある。(たぶん学校の先生も迷っているのでは?)自分の力で解くのが理想であるが、解説がないと自学自習ができないし、効率的でないともいわれる。かといって、解説を配布してしまえば、宿題にしても解説を写すだけという人も少なくはない。

塾によっては、学校の意向も学習効果も無視して、一律に解説をコピーして配布しているところもあるようだが、志向館では、個々の学習到達段階を考えながら、配布を考え、基本は個々の質問で対応するようにしている。

以前にも書いたと思うが、1~2年で数学が得意になりたいのなら、この問題集をしっかりやりこむことである。1に自力で解く、それがだめなら2は参考書、教科書を調べてでも解く。それでもだめなら3に人に(できれば、学校の先生または塾のベテランの先生にきくのがよい、友達や大学生だとどうしても解法が我流になりがちである。その意味では、金沢大学の学生のみで質問に対応しているような塾は塾としては体を成してはいない。)そして、最終最悪手段として解説を見るのである。(もちろん解説をみた問題はしっかりチェックしておいて、時をおいてやり直す必要があります)

最終手段を最初から与えるような塾もやはり高校生の塾としてはどうだろうとは思う。

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