2011年4月12日火曜日

予備校授業開始

 昨日より、予備校の授業が始まり、朝のHRも再開されました。私の今日の話は、本の紹介でした。

和田秀樹著『反貧困の勉強法」です。和田秀樹の著作は以前も紹介したのですが、その本の中にあげられていた本です。

その中の一節で、「中堅以下は大学でない時代に」という表題で、私立大学が無秩序な拡大政策をしたことにより、名前を書けば合格できる大学が増える一方で、早稲田、慶應あたりは相変わらず優秀な学生を集めていることが述べられている。確かに今年の入試を見れば、かつての有名私立大学の易化は目をみはるものがあり、この本に書かれていることが裏づけられることとなった。

「名前をかけば合格できる」大学に入らずに、あえて予備校という苦難の道を選択した人たちにエールを贈りたいと同時に、私自身もその責任の重さに、気を引き締めて生きたいと思う。

なお、来週当たりまで、この本の紹介を続けていきたいと思う。


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