2017年12月16日土曜日

「予想」問題、「的中」

センター試験まで、1か月を切り、各学校でもマーク演習一色になっているようである。

さて、巷ではこの時期になると、「予想」とか「的中」なんて言葉が飛び交うようになる。

一口に「予想問題」などと言うが、一体何の根拠があって「予想」しているのだろうか?
昨年、一昨年は出題がなかったから、今年は絶対に出る。などと言う。
そんなの、根拠でも何でもない。小学生にだってできる「予想」である。
それを「近年の出題傾向から考えて」なんて小難しいこと言って、「予想」する。
笑止千万である。

そもそも、それに踊らされる受験生も受験生である。もっと賢くなってほしい。大体が一つくらい「的中」したところで、合否に影響を与えるものでもなかろうに。
ヤマなど張らず、地道に覚えるしかないのである。

そんなことだから、高額の予備校にまんまと搾取されるのである。

「的中」というのも、幅広く、出題しとけば、そりゃ一題ぐらいは的中もするわいな。
それも小学生だってできる的中方法である。
それを宣伝文句にする予備校はもはや「詐欺」レベルの宣伝文句である。

それでも、確信をもって根拠のある「予想」ができるのであれば、それは関係者からきくしかないのであって、それは不正のレベルであろう。
そうでない「予想」などは「妄想」以外の何物でない。

志向館の受験生向けの冬期講習では「予想」ではなく、これまでの出題された中から幅広く取り上げ、少しでも受験生の得点を上げるための講習です。もうクラスによっては定員に達していますが、ぜひ受講のご検討をお待ちしております。

2017年12月7日木曜日

不倫

少し前の話になるが、某予備校の某講師が元教え子との不倫を某週刊誌に取り上げられた。

こんな報道を目にするたびに、
これだから、いつまでたってもこの業界は成熟しないんだなと
同じ業界に身を置く端くれとして、ため息が出てしまう。

それはそれとして、某芸能人の不倫騒動以来、やたら取り上げられるようになったのであるが、本来不倫などという、極個人的な内容に何でこんな大騒ぎをするのか?

当事者同士にとって「不倫」なのであって、外野がしかも匿名の外野がとやかく言うことではないだろう。金沢弁で言えば

”だらんねえけ”

50歳過ぎての「不倫」。倫理的な側面は当事者にお任せするとして、元気で結構じゃないですか。という大らかの世論にならないのですかねえ…

なんて、言うと、「お前は不倫を肯定するのか」と無責任な匿名の外野から文句を言われそうですが、炎上上等、どうぞ好きに騒いでくれって感じ。ただし、騒ぐならちゃんと名乗って騒いでほしい。私は宮前龍彦です。

もっとも、炎上するほど、このブログも読まれていないか…