2019年2月27日水曜日

今さらながらのセンター数学分析

国公立の前期試験も終了し、少し落ち着いてきたので、どこよりも遅いセンター分析を。

1  〔1〕 は三角関数.サインとコサインの 2 次の式を半角と合成を利用して変形
し,最大最小,方程式を解かせるという、あまりにありふれた問題.

1 2〕  は指数対数関数.指数方程式と対数方程式の連立方程式を解かせる問題
で,丁寧な誘導に乗れば、容易に解ける.対数関数の定義を覚えておきたい.

2 問は微分積分.極値に関する問題と接線と放物線に関して,接線の方程式、
面積に関する問題.いずれも,よくある問題で,文字計算が少し複雑なこと以
外は容易.

3 問は数列.前半は階差数列,後半は少々複雑な漸化式を誘導付きで解かせる
問題である.誘導にしたがって、丁寧に計算すれば解ける問題.ただし、最後
のマークの形に合わせるのに手こずる人もいたかもしれない.これは、日ごろ
からの練習がものをいう.

4 問はベクトル.四角錐を題材として,内積と長さに関する問題で,後半,面
に対して垂直なベクトルを求めさせ,体積を考えさせる問題は典型問題であり,
誘導も丁寧.

来年でついにセンター試験もフィナーレを迎える。その最後のセンター試験を受験する受験生に向けて、

ともかく基本事項の確認を問題演習を通じて短期間で行い、センター過去問を解く。その際に、しっかり計算をし、最後まで解答の形に合わせる練習もしてほしい。

そうすれば、最後のセンター試験も必ず乗りきれる。

ⅠAの方はまたの機会に。

2019年2月4日月曜日

金沢大学附属高校 推薦合格発表

先週、金沢大学附属高校の推薦の合格発表がありました。

私が見ていた生徒も無事合格していました。

うれしいというよりは、ほっとしたというのが正直なところです。

中学3年の途中から見ていましたが、これでもかというくらい勉強していましたから…

これでダメなら、私自身、生徒に、「努力は人を裏切らない」という言葉を自信をもって言えなくなるところでした。

これまでの自分の家庭での経験も含めて、附属の推薦合格を見届けてきて思うのは、彼女たちの中学生活3年間のがんばりはどこから来ているのか、遺伝なのか、家庭の環境なのか、それとも・・・。そこに塾が必要であったのか?塾の無力さを実感する瞬間でもあります。

それを、ノー天気に附属高校の推薦合格をいかにも塾のおかげというように広告をうつ一部の塾があるようだが、ちゃんちゃらおかしいわい!