2015年3月24日火曜日

春期講習

国公立の後期の発表も出揃い、志向館でも今年の総括をする時期になりました。

やはり、というか残念ながら、全員が第1志望校に合格できたわけではなく、
自分自身の子供の大学受験を経験した親の立場からすれば、親の無念さを思い、他の合格者のことを手放しでは喜べません。しかしながら、不合格になった本人にとっては、後ろ向きにばかりなっているわけにはいかないでしょう。次のステップで、精一杯がんばってくれるよう、こちらとしては祈るしかありません。

また、合格したという報告を受けると、やはり、自分自身の子供の大学受験を経験してからは、「やったー」という歓喜よりは「ほっ」という安堵感のほうが強くなりました。年をとったのかなあ・・・

いずれにしても、現役の場合、学校の授業を第一にして、うまく塾を利用できた人が、成功していることは間違いないことで、それを脳天気に、塾のおかげで合格しましたなんていう「体験記」を広告に全面に押し出している塾や予備校はわかってないんだなあと思ってしまう。

各高校の事情を把握し、各高校に完全に対応できるのは、やはり、金沢市内なら志向館のみです。高校に対応しないような固定的な授業を見させられて、結局無駄な時間を過ごさせるようなっ塾では、大学受験も成功はしません。

これだけは断言します。
金大行きたいなら志向館
金出したいなら〇〇

現在、志向館では春期講習受講生募集中です。
新規に受講される方は2講座無料で受付中です。
本当に役立つ授業をどうぞ体験ください。

2015年3月19日木曜日

公立高校入試結果

 昨日、石川県公立高校入試結果が発表されました。
毎年、全員合格を目指しているのですが、やはり、今年も若干名が涙をのみました。
塾を信頼して、毎日通ってくれた生徒、そしてその生徒を送り出してくれた親には申し訳ない気持ちでいっぱいです。

けど、涙をこらえ、合格発表の帰りに報告にきてくれて、その日の夜には、塾の授業でしっかり高校の予習をしてくれました。この悔しさを忘れずに、高校へ行ってがんばれば、3年後には今度は笑顔でこの時期を迎えてくれることでしょう。

志向館も全面的にバックアップします。

2015年3月14日土曜日

合格実績

国公立前期試験の合格発表も終わり、後期試験も終わり、今年度もあとは、後期の発表を待つのみとなりました。

今年は最後の最後で京都大学合格という、ビッグニュースが飛び込んできましたが、まあ本人の実力からすれば、当然の結果で、塾のおかげというよりは、高校の勉強をしっかりした結果といえるでしょう。

それより、今年は、城北校の校舎だけで、地元金沢大学の合格者が10人を超え、桜丘→金沢大学という王道を歩む生徒を多く生み出したのは喜ばしいことです。桜丘なら志向館と自信をもっておすすめすることができます。

ところで、この時期になると、各塾で合格実績なるものを、各種メディアで発表されています。
中には、ご丁寧に顔写真、出身高校、塾に対する賛辞を並べ立てている塾もあります。こういうのを見ると、結局、高校の力って大きいなあということをひしひしと感じます。やはり、高校の勉強をしっかりやって、そのためにうまく塾を利用している生徒が成功しているのです。

高校の授業より、塾の授業を優先させ生徒をつぶしても、知らん顔。中に、うまくそれを切り抜け、結局学校の勉強を優先して成功している生徒がいれば、それをあたかも、塾のおかげで合格しましたというように、言わせて、広告に使うような厚顔無恥の塾にだまされないようにしてほしいものである。

志向館では、地元の高校のカリキュラムを熟知したスタッフが、学校のフォローに徹することにより、生徒の負担を必要最低限に抑え、さらに費用対効果の高い授業を目指し、日々努力しております。

2015年3月3日火曜日

今さらながら、センターⅠAの問題分析

 国立前期の試験も終わり、あとは発表を待つのみとなりました。
 各予備校では、前期試験の問題分析も出揃っているようですが、ここで、あえてセンターⅠAについて、触れるのは、ここから現在2年生の方にスタートをしてほしいからです。
 なお、ⅡBについてはすでに、このブログで触れました。

新課程元年のⅠA。ⅡBよりは内容的に大幅に変更されました。
2次関数については、配点が従来の25点から20点になった関係で、内容的には頂点の座標、平行移動、最大最小の場合分け、2次不等式への応用と定番であったものの、あまり突っ込んだ内容はなく、穏やかのものになりました。

条件と命題はごく基本

図形と計量は、従来は数Aの平面図形との融合もありかなりボリュームもありましたが、配点も30点から15点となったこともあり、ずいぶんと平易となり、ほぼ公式一発で解決という問題が多くなりました。最後の外接円の半径のとり得る値の範囲は、一見目新しく、苦戦するかと思ったが、実際受験した生徒に聞くと、適当に処理して解答できているようでした。

データの処理は新課程固有の分野ですが、四分位数、箱ひげ図、相関係数と基礎知識を問う問題でした。特に相関係数については、時間内でどう計算させるのか、疑問もありましたが、結局必要な数値をあらかじめ、与えてあとは公式に入れるだけの出題でした。散布図もでていましたが、これは必要があったのか?

確率というより場合の数は、これも配点が25点から20点となり、軽くなった。また、確率の出題が皆無という珍しい出題となった。全体の場合の数が48通りであったため、すべて数えて答えることもできたし、誘導が丁寧なので、しっかり誘導に乗れば、十分に完答できたはずです。

整数の問題は、新課程固有の問題です。内容は、約数の個数、平方根をはずす自然数、1次不定方程式、と典型的な問題が並び、受験生が嫌がっていた、n進法がなかったので取り組みやすかったはず。

図形の問題は、方べきの定理、メネラウスの定理、相似の利用というように、これまた定番であったが、ほかの確率、整数に比べれば、苦労したかもしれない。

全般的にみて、受験生の努力をあざ笑うかのような、ⅡBに比べれば、努力が十分報われる出題であったと思われます。

以上駆け足で見てきたが、今の2年生にしてほしいことは、徹底的な教科書レベルの基礎確認、定着です。とりたててテクニックも不要でしょう。その上で過去問演習をすれば、8割突破も十分可能です。

志向館でも、これから通常授業でも春期講習でも、センターに必要な基礎を徹底解説していきます。