2016年10月31日月曜日

焼き鯖すし

福井に行った際に、ついでに右の焼き鯖すしを買ってきました。

原材料欄を見ると、「鯖(ノルウェー産)」とある。

「若狭の」と銘打って、メインの鯖が
ノルウェー産というのはどうなんだろう?

で、少し調べてみると、
まず国内の鯖の漁獲量は
1980年の130万トンから2014年には
50万トンと約6割減。(「日本国勢図会」のよる)

そういえば、スーパーに並んでいる加工品の鯖もノルウェー産が確かに多い。

で、もう少し調べてみると、ノルウェー産の方が日本産よりも脂が乗っていて、焼くとおいしいらしい。どうも、ノルウェーは国を挙げて、日本向けの鯖を養殖しているのだそうです。(ネットより)

それでも、小浜市公認のキャラクター名にまで「さば」を入れている土地で、大々的に「若狭の」と銘打ったお土産に、しかも品物のメインがノルウェー産と小さく書いてあるのはやはり割り切れない思いは強い。

ひと時産地偽装がとやかく言われた時期もあったけど、正直に書いてあればそれでいいんかいと言いたくなる。

とは言うものの、食べ物自体に罪はないわけで、もちろんおいしく頂きました。


2016年10月29日土曜日

鉛筆の硬度

この間、授業で生徒としゃべっていたら、シャープペンシルの芯の硬度がほとんどの生徒がBだという。

私たちの学生時代にはほとんどの生徒がHBで、まれにこだわりのある生徒はFを使っていたのとは隔世の感がある。

さらに、(年がばれそうだが)、マーク用にはHの鉛筆必須で、たくさん買い込んだことも記憶がある。

なんで、Bというと、「書くのが軽い」とか。

でもなあ、使いずらいやろうなあとかぼやいていたら、
「ジェネレーションギャップ」と言われてしもうた。

まあ、どうでもいい話ですが・・・

HBを使って、余計な力を入れて書いて、ペンだこの固さを競い合っていた受験生なんて、過去の遺物なんでしょうねえ。

2016年10月24日月曜日

今さらながら、数学のセンター追試について

ずっと、忘れていて、今さらながら、今年のセンター数学の追試解きましので、覚えのために少し触れてみたい。

ⅠAは若干大問の最後に難しい設問があるものの、それ以外はそれほどでもなく、例年通りの難度であったかと。

問題なのはⅡBで、仮にこれが本試だったら、2013年のⅠAと同様で、受験の世界ではパニックが起きたであろうレベルである。

よく生徒の中にはセンター過去問の演習をしていて、できないと、これ追試だから仕方がないというように言い訳する者も少なくはないが、私は「追試だから難しいということはない」と日ごろから指導している。

ところが、今回に限っては前言撤回です。

まず、最初の指数対数から変形しにくく、第1問の後半は三角関数でなく、図形方程式。最初にみんなの苦手な軌跡の問題がある。(と言っても教科書の例題レベルではあるのだが)

次に第2問は微分積分であるが、最初に図形の問題があり、こういうのは結構受験生が苦手で、しかもこの数値を正しく出さないと、最後まで引っかかるという、問題である。

第3問の数列は格子点の問題で、国公立の2次試験ではよく出題される問題ではあるが、単に数えるだけではなく、数列の和を利用した問題は、センター対策しか数学の勉強をしてこなかった生徒にはきつかったであろう。

第4問のベクトルは正八角形を題材とした問題で、正六角形ならよく見ていたであろうが、正八角形はとっつきにくかったであろう。(これまでの私の経験では、半数ぐらいの生徒が正八角形を正しく描けないが、)正しい図形を描いて、直観的に、図形的に解ければ、しかも選択肢もあって、できないわけではないが、真面目に考えたら、かなり難しい。

このセットを60分で解いて、8割以上とれる人は、理系でもかなり数学のできる人でしょう。

センター前に、もう一度気合を入れなおしたい生徒(直前はやめた方がいい、心折れてしまいます)

もしくは、数学ができると勘違いをしている生徒の鼻っ柱を折らせたい塾や予備校の先生には
おすすめのセットかもしれません。

とは言うものの、今後こういう問題が出題されないとも限りませんので、演習には利用してほしい問題です。

ところで、センターの対策の勉強として、過去問を解かずに参考書等の勉強だけで終わる人、もしくは、2次試験対策していれば、センター対策など不要という人がいますが、大きな間違いです。
まず、何よりセンターの過去問の演習です。それも、本来なら、3年の今頃からではなく、もう少し前、3年になったぐらいのころからすべきでしょう。

そこで、志向館では、2年の冬期講習で、例年数学ⅠAのセンターの過去問等を取り上げて、演習、解説を行います。ぜひ早めに対策をお勧めします。

2016年10月20日木曜日

Fランク大学の存在意義

東洋経済オンラインより
「私はBF(ボーダーフリー)の大学こそ、日本の希望だと思っているんですよ。決して絶望して居直っているのではありません。私たちだからこそ、教えられることがあると思うのです。それは、「人の物差しで生きるな」ということ。いわゆる高偏差値の大学の学生では、社会の物差しから自由になれないし、なろうともしません。私たちは、Fランクですから、社会の尺度からは比較的自由。それは、この生きにくい社会での優位性だと、我々は考えてます。人の尺度で生きるのはやめて、自分の価値観を信じる。大学の教員として、それを支える側に立ちたい。」
今、給付型奨学金の話題が出てきて、あらゆる大学に給付型の奨学金が必要なのか?という暴論が出てきそうであるが、こういう風に考えている大学教員がいる限り、やはり、大学教育の意義というものが感じられる。
ブランド校に入学したということでしか、自分の存在を主張できない学生より、大学で具体的に何を学んだかを主張できる学生になってもらいたいものである。
ところで、その志向館では来る11月12日土曜日、そのFランクと対極にあるような、関西学院、法政、立命館、関西の4大学の入試説明会を実施します。そうは言ってもやはり大学はブランドだよなという受験生はぜひご参加ください。

2016年10月18日火曜日

関関同立

「東洋経済」9月24日号に、「関関同立」の特集があって、その「関関同立の学生たちの素顔」がなかなか現実を物語っていて、おもしろい。
おそらく、関西での評価に近い。

地方の受験生にとっては、関西で国公立となるとかなりハードルが高いが、関関同立であれば手が届きや
すく、かつ就職も悪くはない。都会にでる一つの手段としての機能を果たしてきたのでなかろうか。

来る11月12日、志向館では、これらの大学から関西、関西学院、立命館および東京からは法政大学の入試担当者を招き、「入試方式説明会」を実施します。直接入試についての話を聞く、貴重な機会です。ぜひご参加ください。

2016年10月10日月曜日

金沢市埋蔵文化財センター

金沢市埋蔵文化センターに今さらながら初めて行ってきました。
金沢市内で発掘された主に縄文時代の遺物が展示されています。
こういう施設には珍しく「写真撮影可能」と明記されている。
で右のように、撮影してきました。
しかも、入館は無料。
考古学に興味のある高校生にはおすすめです。

ただ、連休中にもかかわらず、私が行ったときは、入館者1名でした・・・