2019年7月8日月曜日

勝木書店泉野店

ネット書店が主流になりつつあり、街の本屋が次々となくなっていく流れの中で、ついに勝木書店泉野店も・・・
まあ、車で10分以内の場所に同じ勝木書店があるからいいようなものだろうが、
高校にも近くて、参考書問題集も結構豊富に在庫があって、高校生が学校帰りに、手に取って自分に合う参考書、問題集が選べるというメリットがあったんだけど・・・

私事で言えば、我が子の絵本からお世話になり、中高では問題集選びにもかなり通ったものである。やはり寂しいものである。

数学の共通テストについて

すでに、頻繁に報道でも報じられている通り、現高校2年生の受験からこれまでのセンター試験から共通テストと名称を変えて、それに伴い、出題形式も変更される。

先日の志向館の保護者懇談会でも、保護者の関心も高く、こちらも現在把握している情報を提供した。

記述問題が導入されることや問題文が長くなるなど、これまでのセンター試験から出題形式は大幅に変更されることになる。
ただし、現行の高校1,2年は教科書が変わるわけでもなく、学習内容も現在の3年生の内容とまったく変わらない。したがって、ことさらいろいろな情報振り回されずに、現在の学校の授業内容をしっかり理解、定着させることに専念してもらいたい。

もちろん、志向館でも共通テストに対応すべく、授業でも少しずつ取り入れながら、かつ来年の受験に向けて、準備をしているところである。

ところで、今回の入試の変更について、数学については考える力をつけるという意図があるのだろうが、それはそれでいい。ただ、最近生徒を見ていて思うのは、計算力の弱い生徒が増えた気がする。それはいわゆる”ゆとり世代”よりもである。
やはり、数学と言えば、あくまでも数を扱う学問だけに、考える以前いまずは計算力だとは思うのだが…

一体、今回の入試の変更がどこに向かっていくのか心配ではある。