2011年4月27日水曜日

2010年度入試総括

 昨年度入試の総括が、各予備校で出されているようである。それを見ると、志向館という狭い範囲で感じていたことが、そのまま全国の傾向でもあったことが裏付けられた。

まずは、一昨年から続いている地元志向に拍車がかかり、地元国立、公立はもとより、地元の私立もかなりの受験者数を集めている。また、それに反比例して都市部の私立とくに関西方面の私立大はたとえ有名私立でも穴になることがあった。

個人的には、地元の私立大がもっと人を集めて、教育環境が人的にもハード面でも充実していくことはいいことだと思う。暴論であるが、そしてもっと間口を広げて、地元の大学進学率をもっともっと上げればいいのでは?どうせ、不景気なのだから、就職時期をもっと遅らせればより都合がよいのでは?もっと言わせてもらえば、人が集まれば、大学の奨学金制度も充実するし、人が集まると言うことは大学のレベルも上がり、わざわざ都会まで出なくても地元の大学へ行こうとするし、それによって地元の経済も活性化しと良いことづくめだとは思うのだが・・・

次に、根強い資格志向が昨年度も続いていた。特に看護系の人気は相変わらずで、地元の看護系大学はもちろん、専門学校もかなり難しかったようである。また、6年制以来、一時敬遠されていた薬学部が持ち直してきたことも昨年度の特徴である。

さて今年度はどうなるのだろうか?

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