2012年12月24日月曜日

冬期講習真っ最中

今日が冬期講習3日目で折り返しです。
毎年のことながら、疲れはたまりますが、受験生の熱気に負けぬよう、走りぬきたいと思っております。

何年も同じ映像授業では味わえない、毎日が新鮮な授業ができるよう、今日も気合を入れて、授業をするぞ。

2012年12月20日木曜日

妙な習慣

雪がつもり、いよいよ本格的な冬。
受験生にとっては、ホワイトクリスマスなんて呑気なことをいっている場合ではない時期になってきました。

で、この時期、いつも不思議に思うことがあります。いまどきの高校生は制服のうえにコートを着ないらしい。着ている人はごく少数派だとか。

受験の大事な時期に風邪でもひいたらどうすると考えるのは、親の考えなんでしょう。私も高校生の親として同感です。

この際、世の中の高校生のために、われわれ世代が聞いたこともないような、ファッションリーダーがかっこよくコートを着こなしてくれたら、コートを着るほうが多数派になるのでしょうか?

2012年12月17日月曜日

塾と学校


学校と塾という、一見相反する2者を矛盾せず両立させる方法はないのだろうか?
私も若いころは何から何まで塾で面倒をみて、そして志望校合格と思ったものである。そためには、生徒に過大な負担を強いたことも少なくない。
その考えに変化を起こさせたのは、実は身近なところであった。
(”親ばか”との誹りを恐れずに言わせてもらえば)ところが、わが子が中学になり、ほとんど塾へも行かず、学校の教材の完全消化に努め、3年間学年上位をキープして、高校受検も無事乗り切った姿をみて、もしやと思い、さらに、高校へ行っても、周囲の「多く」が映像授業に走る中で、学校の授業、教材に専念し、やはり3年間学年上位をキープし、大学受験も突破するに至って、確信に至ったのである。そして、現在下の子も、高校は違えど、同様にして、今年度の大学受験を迎える。

それでは、その中で塾の役目は何なのか。学校の授業と教材を完全消化すれば、どこの大学でも合格できるだろう。それは間違いない。ところが、細かく教科別にみると、必ずしも、個人によって学力に合わないことがある、それについていけるようにフォローし、場合によっては別の方向性を示してあげることこそが塾の役目なのではないだろうか。
そのためには、塾のほうでは、学校の授業内容、教材を細かく検討し、かつ生徒の学力を細かく把握し、最適な学習法を個々に示していくことこそ塾の使命であろう。

学校の授業や教材も大して検討もせず、学校を否定し、さして効果のない映像授業を押し付け、多額の授業料をとり、生徒に無駄な時間を費やせるような所は、もはや塾や予備校などと名乗ってほしくはない。

2012年12月14日金曜日

高校3年0学期

いつのころから、高校3年「0学期」という言葉が使われるようになった。

学校にとっては、早くに受験生を意識して、学校の雰囲気作りのために。

塾にとっては、早くに受験生を意識させて、入塾してもらうため、そして早めに対策をさせることによって、高額な授業料を払わさせるために・・・

巷では、この時期から塾・予備校の無料体験が多いようです。しかし、ただほど怖いものはない。塾によっては、そのあと数十万円の授業を提案させるようです。こういう提案には、学校の授業というものはまったく想定していない。そして、それに見合うだけの効果が果たしてあるのだろうか?

また、塾によっては、「全国規模」の模試と称して、受験生が受けるような模試を受けさせて、(そりゃできるわけないのであるが)その出来なさに乗じて、高額な授業を提案させるようです。
私に言わせれば、今の2年生で全国規模の模試というのは、唯一先日返却された「進研模試」でしょう。大体が、受験者数が違う。全国40万人の高校生が受けているわけだから・・・
そんなこともわからずに、数万人規模の模試で進路指導している人が、塾や予備校のスタッフと称していることは不幸としか言いようがない。

ところで、志向館では現在冬期講習を無料招待キャンペーンを実施中です。ぜひこの機会に、志向館の熱い授業を体験してみませんか?そして、その後いろいろな選択肢の中から、本当に受験に役立つ勉強法を考えませんか?

私の、今年の2年生のテーマは「学校と塾の両立です」どうしたら、効率よく、ダブルスタンダードを回避して受験勉強ができるかを追及していきたいと思います。このことについては、この場でまた書き綴っていきたいと思っております。

2012年12月7日金曜日

高校受検の勉強

先日、授業の体験に来た中学生と話をしていたところ、
学校の”厚物”を、前の塾では買わなくてもいいと言われ、買わなかったという。
うーんいまだに、こんなことを言う塾があるんだとびっくりすると同時に、こんなことを言う同業者がいることにがっかりもさせられた。

かつては、学校教育を批判することで、自己の存在意義を見出してきた塾業界であるが、もうそんな時代でもなかろう。すでに学校も塾を全面否定しているわけではないし、塾もまずは学校の肯定から始めて、徹底的にサポート役に徹すればいいと思うのだが。

まったく学校を無視して、授業をして、高額な授業料をむしりとる。それでも、できる子(=努力の積み重ねのある子)はそうでなくてもできるから、問題はないし、塾など行かなくても志望校に合格できる。問題なのは、努力の積み重ねのない子で、さんざんかき回された挙句、志望校にも合格できず、加えて高校に行っても、今度こそと言われ、高額な授業料を取られ続け、結局大学受験にも失敗。もちろん塾は責任をとってくれない。

まずは学校の授業、教材です。その上で、塾をどう取り入れていくか考えませんか?

2012年12月4日火曜日

センター試験近い


全統センタープレが各学校で実施されました。相変わらずの数学の難しさは想定内とはいえ、生徒にとっては衝撃だったかもしれません。

ただ、この時期にわからない問題に出会うことを幸運と思ってほしい。伸ばせる可能性があると思ってほしい。もちろん復習して、しっかり覚えたらという条件がつくが・・・

これから、学校でもマーク型の演習が続くだろうが、ぜひわからない問題に出会って、しっかり復習して、最後の得点UPを目指してほしい。

決して、効果のないような高額な予備校の授業で無駄な時間を過ごすことのないように。