2011年5月10日火曜日

『反貧困の勉強法』より(その5)

秀才には、学校の先生の言うとおりに勉強して、成功する「学校秀才」と学校の先生の言うことをある程度無視して、自分なりに入試過去問を研究して成功する「受験秀才」とに分類される。これまでの、日本社会つまり終身雇用制、年功序列型社会であれば、前者でよかったのであろう。ところが、低成長時代に入って、数々の困難に立ち向かわざるをえない社会にあっては、後者でないと、世の中にでてから困ることになるであろう。

とは言うものの、予備校の立場からすれば、先生の言うことを聞いてくれる「学校秀才」の方が扱いやすいし、成功もしやすいとは思うのであるが・・・

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