2013年6月6日木曜日

塾の合格実績というもの

6月に入って、塾の募集も盛んになってきた。
その中に必ず入るのが、合格実績である。
塾の中には、難関国立△名、国立医学科○名と景気のいい言葉が並ぶ。

しかし、冷静になって、出身高校名をみてほしい。
結局、その高校の学力というものから脱却できてはいない。
塾が合格実績を叫べば叫ぶほど、結局それは高校による学力格差を浮き出しているに過ぎない。
その合格した生徒の努力は間違いないが、果たしてその合格が塾のおかげかどうかなんて、わかるわけない。
合格体験記などどうとでも表現できるものだし・・・

大体、本当にできる人は、あるいは「上位の進学校」の学生は、学校の授業+自学自習だけで合格しているのであって、塾には通っていても、求めるのは勉強環境だけ。そんなにお金をかけない。塾の方だって、彼らに求めるのはお金ではなく、実績だけである。

じゃあお金のほうはというと、そんなこともわからずに、自分も行けると勘違いして、お金だけかけて、結果がでない人たちからいただくわけである。

ゆめゆめ、見かけだけの合格実績に踊らされて、大枚を失うことのないように。

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