2013年6月14日金曜日

繰り返すことの功罪

問題集は最低3回繰り返すこと。とはよく言われていることであるし、私自身も生徒によく言う。

ただ、繰り返すことに安心して、1回目は流すだけ、覚えようという努力がないような人がいる。これでは、繰り返すことによる効果は半減である。

次に、覚えることを減らすために、1回目に全力を尽くして覚える。そして、2回目でほぼ完璧に。3回目は最後のチェック程度、もちろん時間もかけない。これが理想である。

授業をきくことも同様で、学校の授業で初めてのことを習う。いま、あまりわからなくても、後で塾できくからといい加減に聞いていると、これも塾での復習の効果は半減である。

あるいは、映像の授業のメリットとして、繰り返し授業が受講できることがあげられるが、これまた1種の「甘え」であり、1回で済むことを、もう一度見ることができるという安心感から、集中してきかない。これでは、時間の無駄である。たとえ、映像授業といっても、1回で理解してしまうだけの集中力がないと、これまた効果は半減である。

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