2012年10月29日月曜日

「東大理Ⅲにも受かる7つの法則」(森田敏宏著)より

「東大理Ⅲにも受かる7つの法則」(森田敏宏著,小学館101新書)
を読んで、共感すると同時に、反省すべき点もあったので、紹介したいと思う。

受験において「偏差値」はますます存在感を高めています。学習塾や予備校などの受験産業は、偏差値教育を都合良く利用しています。そして、受験生は偏差値に合わせて自ら限界を設定しているのです。

偏差値を基準にして進路を決めてはいけません。偏差値で自分の進む学校を決めるのは間違っています。

各学校の偏差値というのは、あくまでも過去のデータに基づくものです。昨年までのデータを進学塾や予備校ごとに集計したものにすぎません。ですから、今年受ける人のレベルとは本来関係ないはずです。

受験生全員が、こうした偏差値を基準にして進学先を選ぶと、結果的に同じような学力の人が集まることになります。とすれば、偏差値には、ある学校の学力を平均的なものにする役割が期待されているということなのでしょうか。

本来、大学は勉強するために入学するのですから、偏差値を基準にするのではなく、何を学びたいかを基準として選ぶべきでしょう。

・・・猛省・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿