2012年6月4日月曜日

数学の定期テストで点を取る方法

先週は、志向館では高校生の面接を実施しました。現在の学習状況の確認、進路の相談とともに、今後の学習の指針を示すものです。

その中で、1年生の定期テストの状況をきいていたのですが、数学はこの学年から指導内容が変わっており、こちらも手探り状態のテスト対策でした。しかし、終わってみれば、学校の教科傍用問題集をしていれば十分という内容でした。(今年はなぜか金沢市内の高校は数研一色でした)

これまでも、繰り返してきたことですが、定期テスト前に学校の問題集を終わらせて、直前にはその復習をするのが、唯一正しい学習法なのです。

高校の進度・内容に対応していないような、名ばかりの「高校対応」の映像授業では定期テストのためにはならないのです。百害あって一利なしです。そんなものに多額の授業料を払わす予備校のスタッフは果たして高校の学習内容を知っているのだろうか?そして、まんまと払わされる保護者に同情します。
それでも、受験のためと言うかもしれない。しかし、それにしても1,2年の間は、学校の問題集をすれば受験にも直結しますし、それでも余裕があれば、これまた学校で購入している参考書をすればいいのです。幸か不幸か学校で使っている問題集はやはりよくできていて、それ以上の問題集は市販本にも予備校のテキストにも存在しないのです。

塾、予備校のなかでは、それをわかっている人も少なくはないのですが、それを声高に叫ぶことは、塾にとっては死活問題ですから、あまり言わないのでしょう。

そんなことすら、自覚しないで映像授業をすすめているスタッフがいるとしたら、もはや予備校のスタッフなどではなく、単なる営業マンである。

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