2011年6月9日木曜日

英単語帳

志向館では、卒業生に使用した参考書等の寄贈を受けて、本棚に公開し、後輩に役立ててもらっている。先日、ようやく整理をしたので、少し気づいたことを。

英語で目立つのは、単語集。それも一人で複数冊ということが多い。学校で買わされるものと、個人で購入したものがあると思われる。

英単語集というのは、古くは旺文社の”赤尾の豆単”、我々の時代には『試験にでる英単語』いわゆる”しけたん”が一世を風靡し、下って旺文社のターゲット、その後、DUOが出た時はこれは”画期的と騒がれたが、最近はすっかり見られなくなり、現在は速読英単語が流行の中心とその時代時代で流行が変わっている。本屋でみれば、数十種類の単語集が並ぶ。うがった見方をすれば、それだけ決定版がないということなのだろう。

大体、大学受験で必要な単語数は(中学の必修単語約1,000語を除けば)、センターレベルで2000語、2次有名私大レベルで、4000語と言われる。で、大体どの単語集も見出し単語で2000語前後なので、どれか1冊を決めて繰り返すのが理想である。

ただ、やはり人によって向き不向きがあるので、自分が長続きするものをチョイスすればよい。ここ数年、何が何でも速読英単語という風潮があったが、やはりこれは自分に合わないと割り切る人も最近は多くなった。因みに、未だに速読英単語は長文と単語を同時にできて、一石二鳥と勘違いしている人もいるようであるが、あくまでも単語集と割り切って使った方が良い。

結局英語を偏差値70くらいまでもっていこうと思ったら、やはり読解力が必要であり、ともかく長文を読む練習を続け、その中で語彙を増やしていくのがベストであろう。それについては、またお話をする予定です。

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