2011年2月22日火曜日

AO・推薦入試について

別のことでnetで調べものをしていたら、たまたま見つけた記事から。(少し古いですが・・・)
東洋経済オンラインから


冒頭に『ある上場企業の人事担当者の話。「入社2年目ぐらいから伸びない、つまずく若手社員にある共通点がある。それは大学入試を一般受験ではなく、AO入試(アドミッション・オフィス入試、学科試験ではなく、大学が求める学生像に照らし合わせて合否を決める)や推薦で入学していること」。』 

ここ最近、私立を中心にAO・推薦枠を次々に拡大している。いままでなら、合格できなかったような生徒も、合格している。ただそれはそれで、高校生活3年を真面目に過ごしてきた証であろうから、評価されるべきではある。

ただ、上記のように就職してからのこと、あるいはAO・推薦合格者の基礎学力不足の指摘はここ数年で声高にいわれていることである。(実際、国公立ではAO・推薦は縮小気味である)

ここで、重要なことは責められるべきは、AO・推薦で入った生徒ではなく、やはり入学させ、入学後の教育を担う大学であろう。本来はAOは手間ひまかけて、自学の要求する学生を見つけ出す制度ではなかったのか。それが、上記のような指摘を受けるということは、やはり選抜方法、もしくは大学教育そのものに問題があると言わざるをえない。

まあ、どちらにしてもAO・推薦で今春合格した生徒たちは、そんな批判を跳ね返すくらいに活動的な大学生活を送ってほしい。

0 件のコメント:

コメントを投稿