2018年5月7日月曜日

輪島塗

連休中に輪島へ行く機会があり、そこで親切な輪島塗職人の方に丁寧な説明をしていただいた。

下塗りだけで、6か月もかかるとのこと。
また、現在、漆については国産はほとんどなく、90%以上は中国産だとのこと。
本物の輪島塗は、何十年も使用できる。ただ、朝市とかで安く買える漆器は、輪島で売られている漆器であって、本当の輪島塗ではないということらしい。

実際、それらしい商店で見てみると、二桁ほど値段が違う。

漆器の肝腎の漆が中国産だというのにはそれなりに衝撃なのであるが、
まあ、豆腐の原料の大豆がほとんど輸入品であったり、○○牛といってもその飼料のほとんどが輸入品であったりってこともあって、そんなものかなとも思う。

ただ、右のように、「輪島箸」とあって「輪島塗」でない
箸があったりというのは何だかなあと思ってしまう。
まあ、無料でもらった箸なので、文句は言えまいが…

それと同様のことであるが、同日に買ったお菓子の
裏書を見ると、「うるち米粉(アメリカ産)」とある。
まあ、いわゆる「ミニマムアクセス米」であろうか。
加工品だからいいんだろうけど、
ただ、このお菓子の製造会社が日本を代表する米どころの新潟の会社というのが、やはり割り切れない…

まあ、そんなことはどこにでもあることではあるが、
翻って、われらが塾業界はどうであろうか?
正直な商売をしたいものである。


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