2012年12月7日金曜日

高校受検の勉強

先日、授業の体験に来た中学生と話をしていたところ、
学校の”厚物”を、前の塾では買わなくてもいいと言われ、買わなかったという。
うーんいまだに、こんなことを言う塾があるんだとびっくりすると同時に、こんなことを言う同業者がいることにがっかりもさせられた。

かつては、学校教育を批判することで、自己の存在意義を見出してきた塾業界であるが、もうそんな時代でもなかろう。すでに学校も塾を全面否定しているわけではないし、塾もまずは学校の肯定から始めて、徹底的にサポート役に徹すればいいと思うのだが。

まったく学校を無視して、授業をして、高額な授業料をむしりとる。それでも、できる子(=努力の積み重ねのある子)はそうでなくてもできるから、問題はないし、塾など行かなくても志望校に合格できる。問題なのは、努力の積み重ねのない子で、さんざんかき回された挙句、志望校にも合格できず、加えて高校に行っても、今度こそと言われ、高額な授業料を取られ続け、結局大学受験にも失敗。もちろん塾は責任をとってくれない。

まずは学校の授業、教材です。その上で、塾をどう取り入れていくか考えませんか?

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