2016年7月14日木曜日

数学ができるようになるために 2

前回の続き。

学校の授業で板書をしっかり写す。その行為自体は否定するものではないのですが、何もきれいに移す必要はないのであって、あとで見てわかる程度で十分である。それより、しっかり先生の話も聞いて、板書ばかりでなく、先生の言った内容も必要に応じて、記録に残すことのほうが重要である。

実際に、数学が本当に得意な生徒(勝手に得意と思っている勘違い野郎を除く)のノートを見てみるとよい。決してきれいなわけではない。ただ、グラフなり図だけはけっこうきれいに描かれていたりする。

ところが、先にあげた、きれいに板書を写す人の場合、丁寧にノートは書かれてはいるが、あまり意味も考えず、写す作業に専念するあまり、図やグラフは適当というか、ポイントを押さえられていない場合も少なくはない。

これでは、数学ができるようにはならない。

次に、教科傍用問題集であるが、宿題だからといって、何とか期限に間に合わせようと、答えもしくは誰かの解答を丸写し。しかも、学校で指定された必要最低限の問題にしか取り組まない。
まずは、じっくり考えて、わからなければ、巻末の解説でない解答およびヒントを見て、もう一度取り組んでみる。それでもわからなければ、教科書、参考書を見てみる。それでもわからなければ、はじめて誰かにきく。そういうステップを踏めば確実に解ける問題が増えていくのであるが・・・

ところが、そんなことしてたら、提出期限に間に合わないという。

だったら、遅れてでも提出すればいいやん(もちろん早めに着手することが前提ではあるが)と言うと、

だって、先生怖いし・・・

一体誰のために宿題をしているのか・・・

まだ続く。

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