2016年1月11日月曜日

『沈黙』(遠藤周作)

昭和を代表する作家である遠藤周作の代表作の一つです。
江戸時代、徳川政権下での禁教政策のもとで、転教を余儀なくされたかつての師であったフェレイラに会いに、ポルトガルから日本に来た若い司祭が主人公。一途な信仰心に、神は「救い」の手を差し伸べず、「沈黙」を続ける…。重い話ですが、読みにくいというよりは、読み応えのある話です。
今年映画化もされるようなので、ぜひ読んでほしい1冊です。

読みやすさ(ふつう)
感情移入度(個人差はあるが、日本史を習った人ならはまれるかも)

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