2011年11月11日金曜日

理想的な塾を求めて


理想的な塾とは?恐らくは全国の塾が考えている永遠の課題だろう。
理想といっても、塾側に都合のよい理想と生徒(保護者)にとっての理想があろう。

以下、twitterで勝手につぶやいていたことをまとめました。

塾にとっての理想的な塾とは、最初から優秀な生徒を集めて、できもしないような難しいテストをさせて、効果の有無に関係なく、やたら映像授業をとらせて、多額の授業料を請求。

多額の授業料を払った優秀な生徒たち。さすがに最初は親の手前、真面目に映像授業に毎日取り組む。ところが、賢い彼らは、すぐに取捨選択し、最後は自分の勉強に専念し、見事難関大学に合格。合格すれば無駄になったお金のことなんてさほど気にもならない。

優秀な生徒が難関大学に合格。それにだまされ、今度はできない生徒に淡い期待を抱かせ、さらに多額の受講費をとる。もちろん生徒の方は真面目に受講をするのだが、そう簡単には成績があがるはずもない。

で、スタッフに相談すると、よせばいいのにさらに授業を増やされる。で、学校の勉強も中途半端
、自分の勉強もできない。最悪の結果がでてから、気づく。だまされた!金返せと。

ところが、自分の子の失敗を嬉々として吹聴する親はいないのであって、合格した優秀な子の話だ
けが一人歩きして、塾にとっての理想的な塾の口コミの出来上がり。

生徒思いのスタッフなどではなく、女をたらしこめるような優秀な営業マン。で、歩合給にして生徒から(というか親から)、しっかりお金を引き出す営業マンに、それなりの報酬を与えとけば十分。

では、生徒にとって理想的な塾とは?自分の苦手な科目だけ習って、あとは自習できる環境があって、どの科目でも質問ができるように、各科目に精通したスタッフが常駐している。

その場合に必要なのは、生徒のためなら寝る間も惜しんで働くスタッフ。

けど、これじゃ塾の経営は成り立たないよな・・・

何事もバランスなんだよな。それが難しい。また考え込んでしまう・・・

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