今年は私の沖縄返還50周年ということで、
何かと話題にのぼる沖縄。
個人的には、サーターアンダギーが好きで、デパートやスーパーで沖縄フェアのようなものをしてたら、必ず購入して食べたものである。
それが今年は、いろいろなところで見る機会も増えて、気軽に食べれるようになったのは喜ばしい。
ところで、このサーターアンダギー、調べてみると元は中国の揚げ菓子が由来だとか。
お菓子一つとってみても、沖縄の複雑な国際関係が見え隠れする。
返還50周年ということで、新聞でもテレビでも沖縄についてのいろいろな情報があふれているが、やはり、問題になっているのは米軍基地の問題であろう。
今回、特に驚いたのは、戦後まもないころには、日本国内の米軍基地のうち90%が本土、10%が沖縄だったのが、復帰前の1970年で40%が本土、60%が沖縄、現在は10%が本土、90%が沖縄となっていることである。
米軍基地のいうものが、日本国内に必要かどうかという議論はおいといて、もしも安全保障上必要だというのなら、厄介なものをすべて沖縄に押し付けて、その代わりに沖縄振興費という名目でお金で黙らせているとなっていないだろうか。
これでは、まるで原子力発電とよく似た構図である。
米軍基地にせよ、原子力発電にせよ、日本国民に必要なものであるのなら、やはり都道府県の人口に比例して負担すべきではと思う。
国会議員定数は「1票の重み」とか言って、しっかり人口に比例して議論されるのに。米軍基地はそうはならないのは…
戦後75年たっても、まだまだ戦争は終わっていない。
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